見出し画像

中計(中期経営計画)の為替前提が壊れたとき、さあ、どうする・・・!?


お盆の最中、台風やらいろいろですが、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。

さて・・・

今日はいろいろ乱高下している為替からの、未来予測と、今年の後半、これからの経営・事業計画を考えるちょこっとTipsを。。。

予測にも、色々な要素が飛び交う時代なので・・・。


事業計画における為替の前提って結局・・・


介入で155円、10日足らずで158円。

7月末、政府・日銀の円買い介入に米財務省も応じるという、めずらしい協調対応がありました。それでもドル円は1週間ほどで158円台へ。市場では日銀の9月利上げを見込む声が6割を超えたという調査もあります(日経調べ)。今夜は米CPIの発表。イベントひとつで数円動く相場が続いています。

こういう相場を眺めながら、最近よく思うことを書きます。

「で、結局いくらになるんですか」への違和感


未来予測、事業計画の仕事をしていると、必ず出てくる質問があります。

「で、結局いくらでみておいたらいいんですかね・・・」

中期計画には為替前提の欄があって、そこには1つの数字を書かなければいけない。だから答えがほしい。

でも、本当のところ、予定して、相場を当てられる人はいません。いるとしたらそれは、自分でそう決めて動いているそういう方々です。

そんななかで、最近すこし変化を感じています。経営企画や事業企画の方々との会話で、「いくらになるか」ではなく「前提が外れたとき、何をするかを先に決めておきたい」という、前準備のご相談が増えているのです。

セキュリティインシデントなんかについても、同じことが言えます。起こってほしくないけど、起こるという前提で動いておく。このマインドで全然違う。

これはとても良い変化だ感じています。

要は、未来予測は「当てる」ではなく「見通し方」であり、備え。


フォーサイト(未来予測)というと、予言のようなものを想像されることがありますが、実際は逆です。

未来予測の本質は、幅を持って備えること。

何事についても、どうしたらずれるのか、「外れ方」、とその場合のシナリオを先に設計しておくことです。

為替でいえば、たとえばこの3つの問いに答えられるかどうか。

1. レンジで置いたとき、どこから崩れるか

為替前提を1つの数字ではなくレンジ(例:150〜165円)で置いてみる。すると、事業ごとに「この水準を超えると損益が崩れ始める」という線が見えてきます。全社一律ではなく、事業別に。

2. 端に振れたときの「最初の一手」は決まっているか

155円のとき、165円のとき。それぞれで最初に動かす打ち手が決まっているか。相場が動いてから会議を招集するのでは遅い。打ち手は平時に決めておくものです。

3. 引き金を引くのは誰か

意外と抜けがちなのがこれです。トリガーの水準を決めても、「誰が、いつ、何を見て判断するか」が決まっていないと、結局動けません。判断の所有者を名前で決めておく。

予測を「単一の数字の結果論」ではなく「シナリオ」にする


3つの問いに共通するのは、予測を数字としてではなく、備えを取れるシナリオとして経営に組み込むという発想です。

数字は外れます。必ず外れます。でも構えは裏切りません。「外れたときに何をするか」が決まっている組織は、相場が動いた朝に狼狽しない。むしろ動いた瞬間がチャンスに変わることさえあります。

未来予測を実務に使うというのは、そういうことだと考えています。

下期の為替前提、みなさまはどうとらえるでしょうか。

基い、日経平均株価も、世界の市況もいろいろ気になるところです。

そんなときは、宜しければ、当社を、ドアノックくださいませ。


#未来予測 #フォーサイト #経営戦略 #事業計画 #事業開発 #経営企画 #為替 #為替相場 #円安 #シナリオプランニング #リスクマネジメント #意思決定 #経営者 #AI時代 #未来を考える #戦略立案 #経営戦略 #新規事業 #FutureDrawing #CROSSBusinessProducers


CROSS Business Producers
CROSS Graph Team
未来を描く事業開発のプロフェッショナル。
新規事業・AI戦略・未来構想の伴走支援を行っています。
「正しい戦略より、美しい構想を。」






📚本日のおススメレポート(購入可能):


いいなと思ったら応援しよう!

フランソワの未来予報日記(CROSS Business Producers 所属) 引き続き応援よろしくお願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー