50代~80代サバイバル: 「r>gの法則」 <- 実は、お金持ちがますますお金持ちになる式なのでした
今回は「r>gの法則」について見ていきましょう。
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「r>gの法則」: フランスの経済学者トマ・ピケティ氏が2013年の著書『21世紀の資本』で提唱し、世界中で大論争を巻き起こした有名な数式です。
一言でいうと、「裕福な人が投資で得る富のスピードは、普通の人が働いて得る給料の伸びよりも常に早い」という、資本主義の本質的な格差の仕組みを表しています。
数式の意味を分解して、わかりやすく解説しますね。
1. 「r」と「g」の正体
この法則の2つのアルファベットは、それぞれ以下の意味を持っています。
r (Return on Capital:資本収益率)
株、不動産、債券などの「資産」を運用して得られる利益の割合(リターン)のことです。歴史的に見ると、平均して年4〜5%程度で推移しています。
g (Economic Growth Rate:経済成長率)
社会全体の経済の伸び率(GDPの成長率)のことです。これは、私たちがもらう「給料(労働賃金)の伸び率」とほぼ連動します。先進国では、良くて年1〜2%程度です。
つまり、数式に実際の数字をあてはめると、常に 「4〜5%(r) > 1〜2%(g)」 という関係が成り立っている、というのがピケティ氏の発見です。
2. なぜこれが大問題なのか?
この不等式が意味するのは、「資産(不労所得)が不公平なほど効率よく増え続ける」という現実です。
資産家と労働者の格差
資産を持っている人(投資家など):
自分の資産が毎年4〜5%のペースで雪だるま式に増えていきます。
資産を持たない人(労働者):
一生懸命働いても、給料は年1〜2%程度しか増えません(景気が悪ければゼロやマイナスもあります)。
スタート地点で1億円持っている人は、働かなくても毎年400万〜500万円増えますが、時給や月給で働く人はどれだけ努力してもその成長スピードに追いつけません。結果として、「富める者はますます富み、格差は自動的に広がっていく」というのが資本主義の構造的な欠陥だと指摘されたのです。
3. 私たちはどう向き合うべきか?
ピケティ氏はこの対策として「国が金持ちに世界共通の資産税をかけるべきだ」と提唱しましたが、個人レベルの現実的な対策としては、以下の2つの視点が重要になります。
「労働」だけでなく「投資」の側に回る
給料(g)だけに頼っていると、格差の波に置いていかれてしまいます。少額からでも、新NISAなどを活用して「世界経済や企業の資本(r)」に投資し、資本収益の恩恵を少しでも受け取る側に立つことが、現代の資産防衛の基本戦略になります。
人的資本の価値を高める
普通の労働(g)の枠を飛び越えるために、自分自身のスキルや知識(人的資本)に投資し、平均的な給料の伸び率を大きく超える成果を出すことも一つのアプローチです。
この「r>g」は、資本主義のルールブックに最初から書き込まれている「仕組み」のようなものです。仕組みを理解した上で、どうやって自分の資産を守り、増やしていくかがこれからの時代に求められています。
参考 ↓ をみれば ↑ をりかいできるのではないでしょうか?
なにもしなくとも資産が瞬間でプラス6%、マイナス6%にもなってしまいます。

