学びのスイッチを入れる――帰省スライダー⑤
昨夜の続きです。
生活の中にも、学びは転がっている。
生活から学び、それをまた生活に活かしてこそ、日々の学びは循環する。
ホントは日記なんて、読みたいように読めば良い。
そこから気づいた人が、学んで活かせば良い。
わざわざ各エピソードの解説をするのはヤボだ。
しかし「学びたいのに日記を読んでもな…」という人もいるだろう。
そんなあなたに向けて、この記事を書きました。
前置きはここまで。
以下は、「帰省スライダー」シリーズの第1話に出てきたこと。
1.拮抗条件づけ
娘は少年野球をやっていて、真夏の練習や試合は相当しんどい。
でも「この後は旅行!」と思えば乗り越えられる。
このように、好ましくない刺激に好ましい刺激を組み合わせることを「拮抗条件づけ」という。
野球の帰りにはいつも、ドラッグストアでアイスやジュースを買っている。
一言で言えば「ごほうび」だ。
雨の日の外出が憂鬱な時は、どうすれば良い?
差したくなる傘を買えば良い。
仕事に行きたくない時は、どうすれば良い?
着たくてたまらないスーツを買えば良い。
何でも買い物だとお金がかかり過ぎるが、お金がかからない工夫もできるはずだ。
2.各々の生活、ペースを大切にする
帰省の日、妻と息子は予定がなく、早く行きたいので先に行く。
娘と俺は野球があるので、後から行く。
みんなで合わせることも大事だが、各々の生活やペースを大切にすることによって、実現可能になることも多い。
以前、生徒から聞いた話。
「ウチは家族で外出の日は、目的地まで一緒に行って、着いたら解散します。各々別の場所で楽しんで、帰る時間にまた集合します」
そんな外出もおもしろい。
3.認知的不協和の低減
クロックスのサンダルの話。
「高いサンダルを買った」という認知と、「サイズが合わない」という認知は不協和を起こす。
不協和が起こると「買わなきゃ良かった」と不快になる。
しかし「このサイズで良いのだ」という認知になると、不協和は低減する。
買ったことに満足する。
不快感の源は、認知的不協和であることが多い。
たとえば「失敗しない自分でいたい」という認知と「失敗した」という認知は不協和を起こし、自信をなくす。
自信をつけるためには、不協和を減らすと良い。
失敗をなくすのは難しいので、「失敗すればするほど、自分はパワーアップする」という認知になれば良い。
「まあ、なかなか急にそうは思えないから、最初は失敗して自信なくしちゃうよね」という認知でいられると、さらに良い。
4.非日常の体験
夜の首都高。
毎日20:30に寝る娘には新鮮。
たまには夜更かしして、夜景を美しいと思う心を大切にしたい。
花火もプールも非日常だし、帰省自体もそう。
非日常を体験することによって、人間の幅が広がる。
日常で嫌なことがあっても、非日常が支えになる。
これは「拮抗条件づけ」にも関わる。
「やりたいことがない」という子、大人も、ダメ元で非日常を体験すると良い。
今まで押したことのなかったスイッチが入る。
続く。
…このペースだと、秋になってしまうな(笑)。
