【アニメ感想】『天幕のジャードゥーガル』第7話・第8話感想――政治と知略が交錯する、まさに頭脳戦の2話!
どうもこんばんは♪
今日もアニメの感想を書いていきたいと思います。
今回見たアニメは、『天幕のジャードゥーガル』第7話・第8話でございます。
今回はこれまで以上に政治色が強くなっていて、まさに「知略と知略のぶつかり合い」といった感じの2話でした。
前回、ある王妃との接触をきっかけに、モンゴルへの復讐を改めて強く誓ったシタラ。
そんなシタラが今回、さまざまな思惑と運も味方につけながら、ついに皇帝の第一夫人とも接触することになります。
しかし、この女性もまた非常に聡明な人物。
シタラもただ近づくだけではなく、相手の立場や状況を考えながら、いろいろな策略を巡らせて接近していきます。
「この人も一筋縄ではいかないな」という雰囲気があり、ここからシタラがどう立ち回っていくのか、かなり楽しみになりました。
そして今回特に印象に残ったのが、モンゴルがどのように他国を攻め、支配していくのかという部分です。
シタラはその軍事的な動きや国同士の関係を頭の中で整理しながら、「どうすればモンゴルという国を内側から分裂させることができるのか」ということを考えている。
そして、そんなシタラが注目している現在の皇帝。
最初は非常に穏やかで優しそうな雰囲気を持った人物に見えるのですが、今回、その皇帝が実はとんでもなく頭の切れる人物だということが分かりました。
その象徴とも言えるのが、今回のイヤリングのエピソードです。
売買を求めてきた人物に対して皇帝は王妃のイヤリングを渡してしまいます。
どう考えても釣り合わない物々交換。
しかし皇帝は、そのイヤリングは必ず自分たちのところへ戻ってくると言うんですよね。
そして実際に、しばらくするとそのイヤリングは皇帝たちのもとへ戻ってきます。
一見すると「どういうこと?」となる話なのですが、そこにはきちんとしたカラクリがありました。
イヤリングを手に入れた貧しい人は、それを食べ物と交換する。
そのイヤリングを受け取った商人は、非常に価値のある品だと思い、それを皇帝への献上品として差し出す。
結果として、イヤリングが皇帝のもとへ戻ってくるわけです。
ただ、皇帝が本当に確認したかったのは、イヤリングが戻ってくることだけではありません。
その裏には、さらに目的があった。
モンゴルが侵略した土地に役人を配置し、きちんと法や秩序を整える。
そうすることで、商人たちが盗賊などに襲われることなく、安全に商売ができる環境を作る。
そして実際にイヤリングが商人の手を経て皇帝のもとへ戻ってきたことで、自分たちが整備した流通網や政策が、ちゃんと機能していることを確認できたというわけです。
いやー、これはかなり凄いですよね。
最初はただの「イヤリングをあげた」という話に見えるのに、その裏には、
「侵略した土地をどう統治するのか」
「どうすれば商人が安心して活動できるのか」
「流通をどう維持するのか」
「自分たちの政策が実際に機能しているのか」
という、ものすごく大きな視点が隠されている。
一手先どころか、二手、三手、そのさらに先まで考えている。
この皇帝、めちゃくちゃ頭が切れるじゃないですか。
しかも本人は非常に穏やかな雰囲気なので、そのギャップがまた怖い。
そして、この皇帝自身にも大きな夢があるようで、今回侵攻している国を滅ぼすことができたら、自分の考えを聞いてもらえるのではないか、というようなことを語っていました。
ただ領土を広げたいだけではなく、「自分はこういう国を作りたい」というビジョンを持っている。
ここも非常に興味深いところでした。
今回の2話では、シタラだけではなく、皇帝や王妃など、さまざまなところに「この人、実はめちゃくちゃ頭が切れるんじゃないか?」と思わせる人物が登場してきました。
そんな一癖も二癖もある人物たちの中で、シタラがこれからどう立ち回っていくのか。
モンゴルへの復讐という目的を持ちながら、政治という巨大なゲームの中に入っていくシタラが、どこまで自分の目的を達成できるのか。
ここからますます面白くなっていきそうです。
『天幕のジャードゥーガル』は、派手な戦闘で盛り上げるタイプの作品ではありませんが、人間同士の思惑や政治的な駆け引きでここまで面白くできるのか、というところが本当に魅力的ですね。
個人的には、今期の覇権アニメ候補の一つだと思っています。
今回も非常に面白かったです。
シタラがこれからどんな策略を巡らせ、そして彼女の復讐がどのような形で動き出していくのか。
続きも楽しみにしていきたいと思います。
本日はどうもありがとうございました♪
