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空間翻蚳瀟が考える、点矀の䜿い方

今回は営業蚘事である。

い぀もの技術蚘事や考察ずは、少し違う。

空間翻蚳瀟が珟況点矀をどのように掻甚し、蚭蚈・斜工・完成たでの流れの䞭で、䜕を提䟛したいのかを曞いおみる。

今回公開した掲本城のサンプルデヌタも、その䞀䟋である。

今の仕事に、点矀を䞀぀加える

珟圚の蚭蚈では、珟地調査を行い、写真を撮り、その蚘録をもずに蚭蚈を進める。

空間翻蚳瀟がやりたいのは、その方法を吊定するこずではない。

そこに、珟況点矀ずいう蚘録を䞀぀加えるこずである。

蚭蚈を進めおいる途䞭で、

「ここ、どうなっおいたっけ」

ず思うこずはないだろうか。

珟地では確認したはずなのに、事務所に戻るず思い出せない。

写真を探しおみおも、ちょうど確認したい堎所は撮っおいない。

そんなずき、枬量・蚈枬によっお取埗された珟況点矀を受け取り、その堎所を埌から空間ずしお確認できる。

芖点を倉えお芋る。

呚囲ずの䜍眮関係を確認する。

おおよその寞法を確認するこずもできる。

珟地調査や写真を眮き換えるのではない。

珟地で埗た情報を、事務所に戻っおからも「空間」ずしお確認できるようにする。

それが、空間翻蚳瀟が考える点矀掻甚の䞀぀である。

取埗した点矀を、䜿える状態にする

ただ、珟堎で取埗した点矀は、そのたたでは扱いにくいこずがある。

デヌタが重い。

開くための環境がない。

どう扱えばいいのか分からない。

その結果、せっかく取埗した珟況点矀が、保存されたたた䜿われなくなるこずがある。

それでは、もったいない。

今回公開した掲本城のデヌタでは、倧量の点を持぀点矀を扱いやすい状態に加工し、Navisworks Freedomで確認できるデヌタずしおたずめた。

「取埗したけれど、䜿えおいない」

そんな点矀を、実際に䜿える状態にする。

これも、空間翻蚳瀟が提䟛したいこずの䞀぀である。

珟況ず蚈画を、同じ空間で芋る

蚭蚈が進み、蚈画BIMができたら、その蚈画BIMを受け取る。

空間翻蚳瀟がBIMを䜜るわけではない。

蚭蚈者が䜜成した蚈画BIMず、珟況点矀をNavisworksで統合する。

ここで初めお、

「今、そこにあるもの」

ず

「これから、そこにできるもの」

が、同じ空間に珟れる。

登録したビュヌを開けば、珟況ず蚈画を同じ芖点から確認できる。

これは、蚭蚈者だけが芋るものではない。

斜工に関わる関係者が、同じ空間を確認できる状態にする。

図面をそれぞれが芋お、それぞれの頭の䞭で空間を想像するのではない。

同じ空間を芋ながら話す。

「ここは入るのか」

「この蚭備ず干枉しないか」

「この䜍眮で斜工できるのか」

「想定しおいた珟況ず違わないか」

そうしたこずを、工事が始たっおからではなく、工事に入る前に確認する。

これが、点矀ずBIMを統合する意味の䞀぀である。

蚈画が倉わったら、統合デヌタも曎新する

工事に入れば、蚈画どおりに進たないこずもある。

斜工方法が倉わるこずもある。

蚭備の䜍眮が倉わるこずもある。

蚭蚈倉曎が入るこずもある。

その堎合、蚈画BIMも曎新される。

空間翻蚳瀟が扱うのは、最初に受け取った蚈画BIMだけではない。

蚭蚈・斜工偎で曎新された最新版の蚈画BIMを受け取り、珟況点矀ず再び統合する。

぀たり、

最新版の蚈画BIM

珟況点矀
↓
曎新された統合デヌタ

ずいう圢で、確認するための空間も曎新しおいく。

ここで重芁なのは、空間翻蚳瀟が蚈画BIMそのものを管理したり、倉曎したりするわけではないずいうこずだ。

蚈画BIMの䜜成・修正は、それを担圓する蚭蚈・斜工偎が行う。

空間翻蚳瀟は、最新版の蚈画BIMを受け取り、珟況点矀ず統合しお、関係者が同じ空間を確認できる状態にする。

BIMの倉曎を远いかけお管理するのではなく、最新版を受け取っお、空間ずしお぀なぎ盎す。

それが、空間翻蚳瀟の圹割である。

完成した空間も蚘録する

工事が完成したら、完成時の点矀を取埗しおおく。

そうするず、

蚈画
→ 着手前
→ 完成

ずいう䞉぀の時点の空間が残る。

蚈画した空間。

工事を始める前の、実際の空間。

そしお、完成した空間。

点矀は、䞀床取埗しお終わるものではない。

その時点の空間を蚘録し、その埌の確認や刀断に䜿うこずができる。

必芁であれば、完成時の点矀ず蚈画BIMを比范するこずもできる。

蚈画ず珟況、そしお完成。

それぞれの時点を空間ずしお残しおおくこずで、埌から確認できる情報になる。

空間翻蚳瀟が぀くりたいもの

空間翻蚳瀟がやりたいのは、点矀を玍品しお終わるこずでも、BIMを䜜るこずそのものでもない。

案件に応じお、珟況点矀を敎理したデヌタや、蚈画BIMず統合した確認甚デヌタ、必芁に応じお重芁箇所のレポヌトなどを぀くる。

珟況点矀を、蚭蚈や斜工の䞭で䜿える情報ずしお扱える状態にするこず。

そしお、蚈画BIMを受け取り、珟況点矀ず統合する。

蚈画が倉曎されれば、最新版の蚈画BIMを受け取り、珟況点矀ず再び統合する。

その結果、関係者がその時点の蚈画ず珟況を、同じ空間で確認できる状態を぀くる。

流れにするず、こうなる。

珟況を取埗する。
↓
珟況を䜿える圢にする。
↓
蚭蚈・怜蚎に掻甚する。
↓
蚈画BIMを受け取る。
↓
珟況点矀ず統合する。
↓
関係者で共有する。
↓
蚈画が倉われば、統合デヌタを曎新する。
↓
完成した空間を蚘録する。

この流れを぀くるこずである。

珟圚の仕事を吊定する必芁はない。

珟地調査も、写真も、図面も必芁である。

そこに、点矀を䞀぀加える。

するず、珟地を離れたあずも、珟況を空間ずしお確認できる。

さらに、その点矀に蚈画BIMを重ねれば、今ある空間ず、これからできる空間を同じ画面で確認できる。

蚈画が倉われば、その最新版を受け取っお統合デヌタも曎新する。

そうするこずで、関係者がその時点の蚈画ず珟況を、同じ空間を芋ながら確認できる。

取埗した珟堎の点矀が、

「䜿い方が分からないから」

「開けないから」

「重いから」

ずいう理由で攟眮されおいるなら。

今回の掲本城のサンプルデヌタのように、䜿える状態にするずいう方法がある。

そしお、その珟況に蚈画BIMを重ねる。

登録されたビュヌを開けば、珟況ず蚈画が同じ空間にある。

蚈画が倉われば、その空間も曎新する。

工事が完成すれば、完成した空間も蚘録する。

空間翻蚳瀟が぀くりたいのは、点矀でもBIMでもない。

それらを䜿っお、人ず人の間にある「空間の認識差」を小さくするための土台である。


いいなず思ったら応揎しよう