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AIを活用してはじめてKindle出版した話し。

Kindle出版したのはこちら↑
タイトル通り、わたしの母方の祖父が残した遺稿をデータ化したもの。内容は樺太で生まれ育った祖父の自伝で、太平洋戦争のころのカラフト、終戦後ロシアが侵攻してきたこと、樺太から追われたことなどが書かれている。

始めてのKindle化作業で、まったくわからないため苦戦した気がするが、なんとか無事に審査が通り、2025年8月27日に発行された。

樺太のことについて興味のある方はぜひ読んでみてください。手前味噌ですが面白いです。

Kindle本の作り方、Kindle化する方法

備忘録として作業内容を残しておく。
もっとこうすればなどが出てきた場合加筆修正していく。初めて作ったので、偉そうに語っているわけではないの。ご了承ください。


①縦書きか横書きかを決める。

Kindleは縦書きも横書きも対応しているので、どちらで発行するかを決める。今回は原本は縦書きだが横書きで発行することにした。(Googleドキュメントに標準で縦書き機能がなく、わたし自身がそれほど縦書き横書きにこだわりがなかったため)

② テキストデータを作成する。

最初は想いを込めて原本を一字一句手入力するつもりでいたが、さぼったりしているうちに書き始めてから一年も経ってしまった。このままでは想いもへったくれもない、一生発行できないぞ!と思い、諦めた。

本を全ページiPhoneで写真を撮り、Geminiに「画像の中の文をテキストデータにしてください」的な依頼をしてテキストに起こしてもらった。

が、Gemini、気を利かせて?言い方を変えちゃったり、旧字はそのままとお願いしているのに新字に変えちゃったり、難しい漢字を似たような雰囲気の漢字に変えちゃったり、ということが起こり、見直しと修正が大変という事態に。

ChatGPTとGeminiしか試していないが、指示の出し方が悪いのか、どちらも言う通りにテキスト化してくれなかったので、いったん全削除した。

次に、iPhoneの画面内テキスト認識機能(OCR機能)を試してみることにした。画像内の文字を認識してくれるので、それをコピペするだけ。旧字体の漢字が読み込めなかったり、たまに欠落する漢字があったが、勝手に文章を変更したりしない分格段に良い、ということで、OCR機能で全てのテキストを読み込んだ。

項ごとにGoogleドキュメントに貼り付けて、流れで校正を行なっていった。そもそもの祖父の誤字や、当時の出版社の誤植も見られたし、旧字体で読めない漢字にふりがなをふったり、意味のわからない固有名詞を調べて補足する作業も行った。

原本のコピペのほか、わたしの気持ちを綴ったテキストも作成。こちらはGeminiに添削してもらい、良いところを取り入れて加筆修正して完成させた。

さらに、完成したデータを全てGeminiに読んでもらい、誤字や表記のゆれ、気になるところがないかを質問して最終確認。

Gemini、褒めてくれてとっても優しい。

なんとかテキストデータを全て完成させた!
なお、Geminiは有料版を1ヶ月無料トライアルできる。

テキスト認識機能はGoogleレンズやLINEの文字認識機能などもあるが、今回は試さなかった。精度どうなんだろう?
写真をPDFとして取り込んでから、テキスト抽出したら漢字をもっと認識してくれるのでは?という友人の意見もあったので、それも試してみたら追記しようと思う。

今回わたしは原本ありでの作成だが、友人は「Notta」というAI文字起こしアプリを使用して、自分で話した言葉をテキストにしてもらい、さらにそれをGeminiに綺麗に校正してもらう、という方法で原稿を作成したと言っていた。話すのが得意な人は入力するより早くて良いかもしれない。

③必要なパーツの準備をする。

表紙の準備

Kindleで推奨されている表紙サイズは
高さ 2,560 ピクセル x 幅 1,600 ピクセル

今回はもともと挿入されていた画像にシンプルなフォントでタイトルを入れるというデザインにした。自身でデザインするのが難しい人は、Canvaの無料テンプレートを利用して作成するという方法もある。

Canvaで Kindle表紙と検索して出てきたテンプレート

テキストを入力して画像を入れ替えて、多少の色変更をするだけでオリジナル感を出すことができる。初めて使用する場合は使い方を理解する必要はあるが、簡単なので覚えて損はない。

書籍内の画像

画像やイラストを入れたい場合は準備が必要になる。Kindleヘルプを見ると「できるだけ高解像度の画像を使用してください」とあるので、圧縮したりせず大きいデータのまま使用するのが良いようだ。

今回は原本にある画像をスキャンしてPhotoshopで色調補正やサイズ調整をした。
ちょっとしたイラストを挿入したい場合、先程紹介したCanvaで無料イラストを利用するのもありだ。他にも検索すると無料で商用利用できるイラストはたくさんあるので探すのもありだが、探している時間がけっこうバカにならないので、今回はノーイラストにした。
AIでイラストを作成してもらう、という方法は、今回試したが好みのイラストを作ってもらえなかったので利用せず。文の校正みたいな明確なものと違って、指示出しが難しい。

④体裁を整える。

今回わたしの作成したGoogleドキュメントに、準備した画像を本文中に貼り付け、改行や段落、改ページを挿入、確認の作業をおこなった。

この作業はどのタイミングでやってもいいと思うが、最後に一度見直しながら体裁は整えることになると思う。

⑤目次を作る。

Googleドキュメントでの目次の作り方が分からなくてGeminiに聞いたら教えてくれてとても簡単だった。

丁寧に教えてくれた。ありがとう。
Googleドキュメントのデフォルトは「標準テキスト」なので、ここを変更するのだ。

ここまで出来たら素材は完成だ!

ここからはKindleへ登録などになるが、登録方法などはまた別記事で(書くかも、書かないかも)

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