見出し画像

AI研修は、ウイングさんの気持ち

※以下、漫画『HUNTER×HUNTER』の内容に触れ、ネタバレを含みます。
本編の初期の内容ですが、
ネタバレ回避を希望する方は読まないでください。

最近は色んなところでありがたいことに、
「AI活用研修」の講師を務めることも多くなってきた。

私はクリエイティブ型の講師なので、
理論よりはその場でモノを作る方が楽しくて、
研修も「作る・動く・役にたつ」ものにしている。

私の研修のターゲットは、
ポテンシャルを秘めているのに、
その使い方が分からない人。

つまり、HUNTER×HUNTERで例えると、
「念能力」を知らない頃の
ゴンとキルアみたいな人だ。

それはどういう人か。

いわゆる"頭の良さ"はほぼ関係ない。

デジタル人材でなくても、
子育てしているパパや、
保育士さん、
引退間近の派遣さんなど、

元々のITスキルは無くとも
「すごいでしょ!」と
誰かに自慢できる環境がある人の方が、
伸びシロがあるんじゃないかと、
個人的には感じている。

AIを使って手元でフムフムと独り合点するより、
人に見せて、改善して、また作る。

というサイクルがある環境にいる人は、
ひとたびAIによるコーディングを習得すると、
気がつけばアプリやゲームを作っては、
あっという間に基礎的なITスキルすら身に付いている。

ゴンとキルアは念能力を習得するために、
ウイングさんを訪ねる。
(中略)
ウイングさんは、彼らのポテンシャルなら、
荒技で能力を開花させられると確信し、
ゴンとキルアに「念」を送り込む。

ゴンとキルアは最初は驚くが、
あっという間にそれを全身に纏い、
制御することが出来るようになる。

その様子を見て、ウイングさんは驚くのだ。

その2人の習得の早さとポテンシャルに。

『HUNTER×HUNTER』を観たことがない人は、
何を言っているか分からないかもしれないが、
要するに、
秘めた才能を強引に開花させてやれば、
あとは自然と制御出来るようになると言いたい。

大体こんな感じのシーン

研修の中身は大体以下のようである。

AIにHTMLベースのWebアプリを作ってもらう。
それを自分の環境で実行する。

ほぼ、これだけ。

行政システムの標準化の影響もあり、
今まで動いていたVBAが動かないとか、
メールの添付ファイルを名前をつけて保存するとか、
県からの照会業務が毎月あるとか、
住民基本台帳から特定の層を抽出するとか、
エクスポートしたCSVからレポートを作るとか、
子育て支援でジェノグラムを手書きで書くとか、
とかとか。

外注するまでもなく、人に頼むでもなく、
なんとなーく引き継いでいる単純な大事な作業が
行政の現場には多い。

ただ、誤解しないでいただきたい。
無駄とかではなく、
本当にこうした小さいけど大切で、
でも、効率化出来ていない業務が山積みなのである。

それが、自分で作ったアプリで効率化出来て、
追加したい機能も自分で作れる。

そうなってくると楽しくなって、
色んなモノを開発して、
自分たちだけでどんどんDXやBPRが進んでいく。

それでも、上述のように、
大変な量の業務すべてがボタン一つで終わるわけではない。

ただ、日々の、毎週の、毎月の、
ちょっとした業務を、ちょっとずつ、
自分の手で解決できる人材が増えることは、
良いことなんじゃないかと思う。

そんな進化を目撃すると、
まるで私はウイングさんの気持ちになる。

もうとっくに自分の能力を超えて、
この人たちはどこまで伸びるんだ、、!と。

あ、興味がある方はお声がけくださいー
皆さんの念能力、一気に開花させましょう!

いいなと思ったら応援しよう!