AI研修は、ウイングさんの気持ち
※以下、漫画『HUNTER×HUNTER』の内容に触れ、ネタバレを含みます。
本編の初期の内容ですが、
ネタバレ回避を希望する方は読まないでください。
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最近は色んなところでありがたいことに、
「AI活用研修」の講師を務めることも多くなってきた。
私はクリエイティブ型の講師なので、
理論よりはその場でモノを作る方が楽しくて、
研修も「作る・動く・役にたつ」ものにしている。
私の研修のターゲットは、
ポテンシャルを秘めているのに、
その使い方が分からない人。
つまり、HUNTER×HUNTERで例えると、
「念能力」を知らない頃の
ゴンとキルアみたいな人だ。
◇
それはどういう人か。
いわゆる"頭の良さ"はほぼ関係ない。
デジタル人材でなくても、
子育てしているパパや、
保育士さん、
引退間近の派遣さんなど、
元々のITスキルは無くとも
「すごいでしょ!」と
誰かに自慢できる環境がある人の方が、
伸びシロがあるんじゃないかと、
個人的には感じている。
AIを使って手元でフムフムと独り合点するより、
人に見せて、改善して、また作る。
というサイクルがある環境にいる人は、
ひとたびAIによるコーディングを習得すると、
気がつけばアプリやゲームを作っては、
あっという間に基礎的なITスキルすら身に付いている。
◇
ゴンとキルアは念能力を習得するために、
ウイングさんを訪ねる。
(中略)
ウイングさんは、彼らのポテンシャルなら、
荒技で能力を開花させられると確信し、
ゴンとキルアに「念」を送り込む。
ゴンとキルアは最初は驚くが、
あっという間にそれを全身に纏い、
制御することが出来るようになる。
その様子を見て、ウイングさんは驚くのだ。
その2人の習得の早さとポテンシャルに。
『HUNTER×HUNTER』を観たことがない人は、
何を言っているか分からないかもしれないが、
要するに、
秘めた才能を強引に開花させてやれば、
あとは自然と制御出来るようになると言いたい。

◇
研修の中身は大体以下のようである。
AIにHTMLベースのWebアプリを作ってもらう。
それを自分の環境で実行する。
ほぼ、これだけ。
行政システムの標準化の影響もあり、
今まで動いていたVBAが動かないとか、
メールの添付ファイルを名前をつけて保存するとか、
県からの照会業務が毎月あるとか、
住民基本台帳から特定の層を抽出するとか、
エクスポートしたCSVからレポートを作るとか、
子育て支援でジェノグラムを手書きで書くとか、
とかとか。
外注するまでもなく、人に頼むでもなく、
なんとなーく引き継いでいる単純な大事な作業が
行政の現場には多い。
ただ、誤解しないでいただきたい。
無駄とかではなく、
本当にこうした小さいけど大切で、
でも、効率化出来ていない業務が山積みなのである。
それが、自分で作ったアプリで効率化出来て、
追加したい機能も自分で作れる。
そうなってくると楽しくなって、
色んなモノを開発して、
自分たちだけでどんどんDXやBPRが進んでいく。
それでも、上述のように、
大変な量の業務すべてがボタン一つで終わるわけではない。
ただ、日々の、毎週の、毎月の、
ちょっとした業務を、ちょっとずつ、
自分の手で解決できる人材が増えることは、
良いことなんじゃないかと思う。
◇
そんな進化を目撃すると、
まるで私はウイングさんの気持ちになる。
もうとっくに自分の能力を超えて、
この人たちはどこまで伸びるんだ、、!と。
あ、興味がある方はお声がけくださいー
皆さんの念能力、一気に開花させましょう!
