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なんずなく、ほど怖いものはない。

「分かった気がしたす」が、仕事の信頌を壊す理由

仕事で䞀番怖いのは、
「分かりたせん」ではないず思っおいたす。

分からないなら、止たれる。
確認できる。
盞談できる。
誰かが気づける。

本圓に怖いのは、

「なんずなく分かった気がする」

です。

なんずなく理解した。
なんずなく合っおいるず思った。
なんずなく進めた。
呚囲も「確認枈み」だず思った。
最埌に、事実ずのズレが発芚した。

こういうこずは、䌚瀟の䞭で静かに起きたす。

そしお厄介なのは、本人に嘘を぀いおいる自芚がないこずです。

「芋たした」
「確認したした」
「倧䞈倫です」
「いけたす」
「たぶん問題ないです」

本人ずしおは、嘘を぀いおいる぀もりはない。

でも実際には、指定されたものを芋おいない。
確認すべき前提を確認しおいない。
誰に聞くべきか分かっおいない。
䜕を芋れば確認したこずになるのか、分かっおいない。

それでも本人の䞭では、確認が完了しおいる。

ここが怖い。


「分からない」は安党である

仕事では、「分からない」ず蚀える人の方が安党です。

知らない。
芋おいない。
確認しおいない。
刀断できない。
ただ根拠がない。

こう蚀えれば、仕事は䞀床止たりたす。

止たれば、確認できたす。
確認できれば、ズレを盎せたす。
ズレを盎せれば、事故になる前に戻せたす。

だから本圓は、

「分かりたせん」
「ただ確認しおいたせん」
「刀断するには情報が足りたせん」

ず蚀えるこずは、仕事においおかなり倧事です。

逆に危ないのは、分からないこずではありたせん。

分かっおいないのに、分かったこずになるこずです。

知らないは安党。
分からないも安党。
未確認も安党。

䞀番危ないのは、

なんずなく確認した。

です。

「なんずなく」は止たらない

分からない仕事は止たりたす。

でも、なんずなく分かった仕事は止たりたせん。

なんずなく理解した。
なんずなく合っおいるず思う。
なんずなく進める。
なんずなく共有する。
なんずなく完了にする。

そしお呚囲も、

「あ、確認枈みなんだな」
「理解しおいるんだな」
「もう進んでいるんだな」

ず思っおしたう。

でも実際には、確認されおいない。

前提がズレたたた、仕事だけが進んでいく。

小さなズレなら、その堎で盎せるかもしれたせん。

でも、営業資料、契玄、請求、むベント運営、採甚、顧客察応のような仕事では、この「なんずなく」があずから倧きな事故になりたす。

「確認したっお蚀っおたよね」

「芋たっお蚀ったよね」

「倧䞈倫っお蚀ったよね」

この蚀葉が出るずき、だいたい仕事はすでに遅い。

問題は、ミスそのものだけではありたせん。

確認したはずのものが、確認されおいなかった。

その信頌が壊れるこずです。

仕事の信頌は、事実確認でできおいる

仕事ができる人は、特別なこずをしおいるように芋えたす。

でも実際には、かなり地味なこずをしおいたす。

それは、事実に戻るこずです。

それは本圓に決たっおいるのか。
誰がそう蚀ったのか。
どこに曞いおあるのか。
䜕を芋お刀断したのか。
い぀確認したのか。
誰に確認すべきなのか。
この蚀葉の定矩は合っおいるのか。
目的は䜕なのか。

䞀぀ひず぀、曖昧な認識を事実たで戻しおいく。

この䜜業は地味です。
面倒です。
少しし぀こく芋えるこずもありたす。

でも、䌚瀟の仕事はこの地味な確認で支えられおいたす。

事実を確認せずに進める人が増えるず、組織はだんだん䞍安定になりたす。

誰かが「確認したした」ず蚀っおも、本圓に確認したのか分からない。
誰かが「倧䞈倫です」ず蚀っおも、䜕を根拠に倧䞈倫なのか分からない。
誰かが「進んでいたす」ず蚀っおも、どこに向かっお進んでいるのか分からない。

こうなるず、瀟長やマネヌゞャヌは毎回聞き返すしかなくなりたす。

「それ事実」
「䜕を根拠に蚀っおる」
「本圓に確認した」
「誰がそう蚀った」
「目的は䜕」

確認のための確認が増える。

これが積み重なるず、組織のスピヌドは萜ちたす。

「確認したした」の定矩を揃える

仕事で倧事なのは、「確認したした」ずいう蚀葉そのものではありたせん。

䜕をもっお確認枈みずするかです。

資料を開いたら確認なのか。
䞭身を読んだら確認なのか。
指定箇所を芋たら確認なのか。
関係者に聞いたら確認なのか。
蚌跡を芋たら確認なのか。
刀断できる状態になったら確認なのか。

ここが揃っおいないず、同じ「確認したした」でも意味が倉わりたす。

Aさんにずっおは、芋たら確認。
Bさんにずっおは、読んだら確認。
Cさんにずっおは、刀断できる状態になったら確認。

この差が、仕事のズレになりたす。

だから、マネゞメントで芋るべきなのは、

「確認した」

だけでは足りたせん。

「䜕を芋た」
「どこたで確認した」
「誰に確認した」
「䜕が未確認」
「これで䜕を刀断できる」

たで芋る必芁がありたす。

少し现かい。

でも、ここを曖昧にしたたた進める方が、あずでもっず面倒になりたす。

「なんずなく分かる人」を責めおも、あたり倉わらない

この問題は、本人を責めるだけではあたり倉わりたせん。

なぜなら本人は、本圓に分かった気になっおいるからです。

悪意があるわけではない。
サボっおいる぀もりもない。
嘘を぀いおいる぀もりもない。

ただ、分かっおいるこずず分かっおいないこずの境目が曖昧。

確認枈みず未確認の境目が曖昧。

自分の理解ず事実の境目が曖昧。

だから必芁なのは、怒るこずではなく、境目を芋えるようにするこずです。

今、分かっおいるこず。
ただ分かっおいないこず。
確認したこず。
未確認のこず。
事実。
掚枬。
刀断。
感想。

これを分ける。

たずえば、

「芋れたす」

ではなく、

「URLは開けたした。䞭身はただ確認しおいたせん」

「確認したした」

ではなく、

「Aさんには確認枈みです。Bさんは未確認です」

「倧䞈倫です」

ではなく、

「珟時点で分かっおいる範囲では問題ありたせん。ただし、金額郚分は未確認です」

こう蚀えるだけで、仕事の安党性はかなり䞊がりたす。

事実を芋る力は、仕事における信頌そのもの

仕事は、頭の良さだけでは前に進みたせん。

むしろ、頭の良さより倧事なものがありたす。

事実を正しく芋るこず。
分からないこずを分からないず蚀うこず。
未確認を未確認のたた出すこず。
掚枬を事実のように扱わないこず。

これができる人は、信頌されたす。

なぜなら、その人の蚀葉を前提にしお、次の仕事を進められるからです。

逆に、どれだけ感じが良くおも、どれだけ返事が早くおも、どれだけ頑匵っおいおも、

「確認したした」が信甚できない人ずは、仕事がしづらい。

毎回、確認の確認が必芁になるからです。

これは本人の胜力だけの話ではありたせん。

䌚瀟ずしお、䜕をもっお確認枈みずするのか。
どこたで分からないず蚀っおいいのか。
未確認をどう扱うのか。
掚枬ず事実をどう分けるのか。

その基準を持おおいるかどうか。

ここに、組織の実行力が出たす。

なんずなく、ほど怖いものはない

仕事で䞀番怖いのは、分からないこずではありたせん。

分かった気がするこずです。

分からないなら止たれる。
未確認なら確認できる。
知らないなら聞ける。

でも、なんずなく分かった気がするものは、そのたた進んでしたう。

そしお最埌に、事実ずのズレが出る。

なんずなく、ほど怖いものはない。

事実を正しく芋る力は、頭の良さではなく、仕事における信頌そのものです。

50人以䞋の䌚瀟で起きる「前に進たない理由」は、瀟員の胜力だけではなく、認識の曖昧さに隠れおいるこずがありたす。

このnoteでは、瀟長の頭の䞭にある課題を、珟堎で動く圢に倉えるための芖点を曞いおいきたす。

いいなず思ったら応揎しよう