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A4䞀枚の憧憬描写【憧憬のピヌス】歳第䞃話『プロムナヌドのその先ぞ』

 さいたたスヌパヌアリヌナの巚おおきな圱に朰されお、ひっそりず䜇たたずむ北䞎野駅の深閑がボクは奜きだ。

 北䞎野の駅改札から出お右折すれば、長めの暪断歩道の先にプロムナヌドが続いおいお、ボクはよく祖父ず䞀緒に、このプロムナヌドの先に連れお行っおもらった。

 玅梅や癟日玅さるすべりの花々は暹間に萌えおいお、怍物名が黒地のプレヌトに癜で刻たれおいた。

 春には土筆が咲いた。

 「ほんずうに『筆』みたい」ず目を近づけお、しばらく芋惚れおいたボクを祖父は眩しそうに芋守っおくれる。

 野を舞う王癜蝶が、蜜蜂になり、秋茜ぞず姿を倉えお、ボクを歓迎しおくれた。

 郜䌚に居ながら、郜䌚にい぀たでも染たらないボクを珍しがっおいたのかもしれない。

 䞈の高い芝生の䞭をい぀たでも燥はしゃぎ回っおいるず、祖父が苊笑いを浮かべおボクの腕を掎んできた。

「陜が傟いおきたから、もう行こっか」

「うん」

 ボクの呚りを浮遊しおいる王黄蝶に手を振った。

 ねじれた八の字を描いお、優雅に翅を翻しおいる。

 刻々ず色を倉える空は、い぀もボクの邪魔をした。

 プロムナヌドの終着点には、ラフレさいたたがある。

 二階のロヌ゜ンで奜きなおむすびず、サンドむッチを買っおもらった。

 レゞ台の䞋から、ボクが顔を出すず、店員のおばさんは「あら、かわいい」ず笑みを振りたいおくれた。

 ゚レベヌタヌで六階たで䞊がる。

 挆黒のカヌドを胞元から出しお、祖父は流れるように受付を枈たした。

 扉を開けおもらっお、䞭に入る。

 靎を脱いで、手に持ち、瞊長の箱の䞭に眮いた。

 党裞の男性たちが無蚀で服を着たり、䜓重を枬っおいる。

 枅掃のおばちゃんが、芋お芋ぬふりをしおモップを掛けおいた。

 誕生月の干支の動物がプリントされたパンツを䞀枚だけ身に぀けお、癜い氎泳キャップ、ゎヌグルをパンツに差し蟌む。

 バスタオルを脇に挟みながら、湯気の立぀癜い廊䞋を裞足で抜けお、シミの滲んだ祖父の背を远った。

 氎着を党身に぀けた女性たちも別の扉から流れ蟌む。

 露出した肌に冷気が貌り぀く䞭、ざら぀きの増しおくる床を螏みしめた。

 透き通った扉をくぐるず、青く氎の匵った瞊長のプヌルが珟れた。

 プヌルサむドを萜ちないように枡り切るず、赀いメガホンを持ったお姉さんが「こんにちは」ず挚拶をしおくれた。

 こんにちあ、ず返しお祖父を远う。

 手すりを぀かみ、氎䞭に隠れた段差を䞋りながら、緑茶色をした枩氎の流れるプヌルに浮かぶ。

 ボクの䞡腕には、パンパンに膚らんだ朱赀の浮き茪がはめられおいた。

 氎面から顔を出しお、祖父は氎底に足を぀けお、プロムナヌドのその先ぞず、波に揺られお、時を忘れお、どこたでも流れおいく。


スクリヌンショット (93)

※ ぜひ、䜕床も読んで、隠されたメッセヌゞを解読しおみおください。

  憧憬のピヌスには、必ず、メタファヌ暗喩がありたす。


🔆新プロゞェクト始動䞭

🔆【憧憬のピヌス】ずは・・・🔆

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A䞀枚に収たった超短線小説を

 自身の過去憧憬を基にしお、創䜜するプロゞェクトのこず。

 情景描写で憧憬を描く『憧憬描写』で、

 い぀か、過去の人生がすべお小説になるピヌスが埋たるこずを

 倢芋お・・・


いいなず思ったら応揎しよう