Coming Soon...
思索の夜は更け、私たちは常に問いの中にいた。
世界の構造を測り、
概念の影を追い、
Ontology, Epistemology, and the Architecture
of Thought.
その果てしない地図を描くことこそ、
静かな設計者に課された不変の使命だと、
誰もが信じていた。
混迷を極める現代において、
次なる思索の舞台はどこに広がるのか。
存在論の深淵か。
それとも認識論の彼方か。
読者の視線が緊張を帯びる中、
設計者は静かにその手を伸ばした。
The Architect extended his hand toward
the unknown horizon...and grasped—
しゃもじ。
ついでにフライパン。
なぜか計量スプーン(大さじ)まで。
……え?
──いやいや。
今度は 「創作大賞フード部門」 に参戦!?
哲学から、まさかの胃袋へ。
これまで抽象的な概念をこねくり回していた手が、
今度は、ひき肉をこねくりまわす。
The question is no longer
"What is the nature of Being?"
but rather,
"How much oil is too much oil?"
世界の輪郭をなぞっていた視線は、
今やフライパンの温度を読み、
存在論的に正しい火加減を模索している。
そして設計者は発見した。
存在論より難しい問題が、
この世に、ある。
焼いたトマトの甘味と、
アサリの旨味。
そして最後に
シークワーサーの香り。
ひとつの皿の上で、ひとつの答えへと導く。
思索の夜は更け、
存在論は一旦置いておくことにした。
Because
にんにくが焦げそうだったから。
世界は、
炒めればだいたい何とかなる。
その結果、
「なぜか愛おしいパスタが完成した!?」
泣いた。
笑った。
美味しかった。
『お父さんの、かわりに。』
〜オーブントマトと焼きアスパラの
シークワーサー・ボンゴレ〜
静かな設計者の静かなクッキング
まもなく、noteにて公開。
知性と胃袋を整えて、お待ちください。

