『僕はママの100倍疲れている』
理性と優しさのバランスを併せ持った賢い子
〜長男シリーズ21〜
昨夜、また長男とやらかした。
シーツ変えるから、ちょっとよけて。
ベッドにいた長男に言った。
「無理」
ついでに、コンタクトも外して、マウスピースも
洗っておいで。
「無理」
どうして?
「疲れてるから」
ママも疲れてるよ?
でも、あなたのシーツを今から変えようとして
るの。
「僕の方がママより100倍疲れている」
はぁぁぁ!?
さすがに、プッチーンです笑
そこから言い合いになって、
ありえないくらいに感情的になる母。
小さい子供みたいに、全身を使って、怒りを表す
母に、
最初は引いていた長男も、
だんだん理性が飛んで
10センチの距離まで顔と顔を近づけて
ガンを飛ばし合って。
その時、ふと思った。
私の目線より高い…
その後、1時間くらいの討論の末、
私に決められると嫌だろうから、
自分で決めて。
と言って決まったことを紙に書いた。
そして話は終わった。
本当にめんどくさい親子である。
次の日の朝、
あ、あの子たちが〝ママにだけはイラつく〟
とか、感情的になるように、私もあの子たちには
我慢ができない。
これって安全基地だよね?
そう気づいて長男に伝えた。
〝ママにとってもあなたは安全基地なんだね〟
長男はコクリとうなずいた。
そしてふと、昨日の目線を思い出した。
私の目線より、高い。
その背も、体格も、
少年から青年になりつつあるんだなと思った。
こうやって大きくなっていく。
本気でぶつかったこの日を、いつまでも
私のひだまりは忘れない。
