291話 ケムル王 国境を越える The King of Kemul Crosses the Border【エジプト編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
迎えに出していた兵団から使者がきた。
ケムル王 御一行をお迎えし、警護の上宮殿に向かっているという。
・・・・が、ケムル王ご一行は、たった二人。
警護の兵すらいない。

馬車も籠もなく、二人とも馬に乗っているという。
国王本人と宰相という若い官僚の二人

ケムルの王と宰相を、アメンラー王国の騎馬兵が警護しているという。
宰相は、どうみても宰相には見えない若い官僚だという。
「はて?」

トトメスは考え込んだ・・・・
「油断させるためか?・・・それにしては無防備すぎる・・・」
外交としての場面だとしても・・・・
ついこの間まで戦っていた敵国に来るのである・・・
ネフェルイウリアも困ったような顔をしている・・・・

「おかしい・・・何かがおかしい・・・・」
トトメスの母后 イセトが険しい顔できた。

「ラガシュカイネルが来るというのはまことか!」
「今すぐとらえて処刑しないのはなぜじゃ!」

イセトの出身のネブセド国は、ケムル王国と国境を接している。
ずいぶん前から国境紛争を続けており、
ケムル王国には散々攻め込まれていた。
その怒りが吹きあがるらしい・・・
「今すぐじゃ!何をのんびりしておるのだ!」

「トトメスは、ため息をついてネフェルイウリアを見た」
マガジンに掲載いただきありがとうございます。
次の話
前の話
波打際スケッチ イスパニアの夜明け前に Before the Dawn in Hispania

Kindleにて、販売開始!
YouTube_yukariyajp 波打際スケッチ Sketches of the Shoreline
高評価、チャンネル登録をお願いいたします。
波打際スケッチ メンバーシップ
メンバーシップ画面から参加申し込みください。
いいなと思ったら応援しよう!
ご覧いただきましてありがとうございます。少しずつ進めていけたらと考えております。よろしければ応援いただけると嬉しいです。