お盆に、義実家へ行くのが憂うつな50代・60代へ
カレンダーを見て、そっと、ため息が出る。
お盆が、近づいてくる。
行けば、気をつかいっぱなし。
台所に立ちどおしで、休む間もない。
悪気のない一言に、胸がちくりとする。
行きたくない。
でも、行かないわけにも、いかない。
そして、そんなふうに思う自分を、
少しだけ、責めてしまう。
「私、心が狭いのかしら」と。
そんなこと、ありませんか。
ここ最近、こんなことは。
・お盆が近づくと、気が重くなる
・行く前から、もう疲れている
・気をつかいすぎて、帰ってからぐったりする
・行きたくないと思う自分を、責めてしまう
・そのことを、誰にも言えない
ひとつでも当てはまったなら、この続きは、あなたのための話です。
まず、いちばん大事なことを。
気が重いのは、あなたの心が狭いからでは、ありません。
「嫌い」ではなく、「気をつかいすぎて疲れる」
ここを、はっきり分けておきたいのです。
多くの方は、たぶん、
義理のご家族が「嫌い」なわけでは、ありません。
悪い人たちではない。
よくしてくださっている。
それは、ちゃんと、わかっている。
それでも、憂うつなのです。
なぜか。
嫌いだからではなく、
気をつかいすぎて、疲れるからです。
よその家では、私たちは、
知らないうちに、ずっと気を張っています。
座る場所。
手伝うタイミング。
言葉づかい。
表情まで。
誰にも命じられていないのに、
「ちゃんとした嫁でいなければ」と、
自分で自分を、見張っている。
その見張りを、朝から晩まで続けたら、
疲れて、当たり前です。
気が重いのは、あなたの性格ではなく、
あなたが、気をつかえる人だから。
やさしい人ほど、この日が、しんどくなります。
誰にも言えない、というのが、いちばんつらい
もうひとつ、この憂うつには、
やっかいなところがあります。
誰にも、言えない。
夫に言えば、角が立つかもしれない。
実の親には、心配をかけたくない。
友だちにも、なんとなく、言いにくい。
「義実家に行きたくない」なんて、
口に出したら、性格の悪い人だと
思われそうな気がする。
だから、ひとりで、飲み込む。
でも、飲み込んだ気持ちは、
消えるわけでは、ありません。
行きの車の中で、無口になったり。
帰ってから、家族に、きつく当たってしまったり。
出せなかった気持ちは、
形を変えて、どこかに出てきます。
だからせめて、この記事を読んでいるあいだだけは、
思ってしまって、いいのです。
「気が重い」
そう思うことは、悪いことでは、ありません。
それに加えて、この酷暑です。
移動するだけで、体力を持っていかれる。
冷房の効いた部屋と、外の暑さの行き来で、
体が、だるくなる。
もともとしんどい行事が、
暑さで、さらに重くなっている。
だから、この時期は、いつも以上に、
自分をいたわってあげてください。
全部を、きちんとやろうとしない。
できる範囲で、十分です。
無理をして倒れたら、
かえって、ご迷惑をかけてしまうのですから。
(暑さで体調がすぐれないときは、
がまんせず、涼しい場所で休んでくださいね。
無理は、誰のためにもなりません)

その日を、少し軽くする三つ
ここから、その場でできる三つを置いておきます。
行く前、行っている最中、帰ってから。それぞれで使えます。
ひとつめ、呼吸。
玄関の前で。台所に立つ前に。
口から、ゆっくり長く、はあ、と吐く。これを3回。
気を張っているとき、呼吸は、浅く、速くなっています。
その浅い息のままだと、
体は、ずっと身構えたまま。
まず、長く吐く。
そして、自分に、こう伝えます。
「今は、気をつかわなくていい」
ほんの数秒でいいのです。
トイレでも、車の中でも、どこでも。
ふたつめ、ことば。
胸がざわついたら、心の中で、こう置いてください。
「あと数時間で、帰れる」
終わりがある、と自分に言ってあげるだけで、
不思議と、肩の力が抜けます。
ずっと続くわけではありません。
今日という日には、必ず、終わりが来ます。
みっつめ、笑い。
帰り道、あるいは家に着いてから。
「はい、今年もよく頑張りました」と、
口角を、少し上げてみてください。
うまくできたか、ではありません。
行った。それだけで、じゅうぶんです。
自分に、まる。それだけで、心が少し、報われます。
たったこれだけです。
一度では変わりません。
でも、気が重くなるたびに、また、はあ、とひと息。
その繰り返しの中で、あの日の重さと、少しずつ、付き合えるようになっていきます。
行くだけで じゅうぶん
うまくやれなくて いい
── 脳活呼吸メソッド
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ここまで読んで、「これは私だ」と感じた方へ。
自分を責める前に、まず「今、どこが疲れているか」を知ることから始めてみませんか。
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最後に、聞かせてください。
こういう日、あなたが「これがあると、少し乗り切れる」と思うものは、何ですか。
よかったら、コメントでひとつだけ、教えてください。
同じ気持ちの方が、思っているより、たくさんいます。
そして、この場所が「ちょっといいな」と思えたら、フォローしておいてください。
呼吸・ことば・笑いで、人づきあいの疲れをゆるめるヒントを、これからも届けていきます。
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「義実家だけでなく、いつも人に気をつかいすぎて疲れる」という方へ。
人に合わせすぎて休めない脳を、自分に戻すための呼吸を、1本にまとめました。
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https://note.com/brain_laughter/n/n984a67920847
やさしいまま、自分の呼吸を失わないための一冊です。
今日、ひとつだけ。
気が重くなったら、はあ、と長く吐いて、こうつぶやいてください。
「あと数時間で、帰れる」
それだけで、十分です。
この一行が「いいな」と思えたら、スキとフォローで、また会いに来てくださいね。
今日も、ひと呼吸ぶんだけ、機嫌よく。
えもん(笑門)ひろし
