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勝つことより、大切なものを野球から学べるか?

勝つことより、大切なものを野球から学べるか?

🦉 少年野球で育つ「スポーツマンシップと道徳」第4部・最終章

試合をするなら、勝ちたい。

大会に出るなら、優勝したい。

レギュラーになりたい。

ヒットを打ちたい。

三振を取りたい。

スポーツである以上、

勝利を目指すことは大切です。

「勝たなくてもいい」と言いたいわけではありません。

むしろ、本気で勝とうとするからこそ、

努力する。

悔しがる。

考える。

そして成長する。

でも、少年野球だからこそ、

大人が忘れてはいけないことがあると思います。

子どもたちは、勝つためだけに野球をしているのでしょうか?


少年野球には、いつか終わりが来る

今は毎週のようにグラウンドへ行き、

ユニフォームを着て、

仲間とボールを追いかけています。

でも、

少年野球には必ず卒団の日が来ます。

中学校でも続ける子。

高校まで続ける子。

大学や社会人まで続ける子。

プロを目指す子。

途中で別の道を選ぶ子。

未来はそれぞれ違います。

野球を続けることだけが正解ではありません。

だから私は、

少年野球で残してほしいものは、

野球の技術だけではないと思っています。


ホームランの打ち方を忘れても、残るものがある

大人になった時、

少年野球で教わった細かな技術をすべて覚えているとは限りません。

でも、

野球を通して身につけたものは、

その先の人生にも残ります。

挨拶をする。

時間を守る。

自分の道具を管理する。

仲間と協力する。

相手を尊重する。

失敗したら考える。

苦しくても、もう一度挑戦する。

支えてくれる人に感謝する。

こうした経験は、

野球を辞めた瞬間に消えるものではありません。


勝つためなら、何をしてもいいのか?

ここは大人も考えたいところです。

勝つために、

ミスをした子を強く責める。

勝つために、

痛みを我慢させる。

勝つために、

出場機会の少ない子を必要以上に軽視する。

勝つために、

相手への敬意を忘れる。

それで試合には勝てたとしても、

少年野球として本当に「勝った」と言えるのでしょうか。

私は、

勝利と育成は対立するものではないと思っています。

本気で勝利を目指しながら、

同時に子どもを育てる。

その両方を追い求めることが、

少年スポーツには必要なのではないでしょうか。


負けた試合にも「成長」はある

大会で負けた。

エラーをした。

三振した。

レギュラーになれなかった。

子どもにとって、

悔しい経験です。

でも、

その経験から、

「次はどうすればいいだろう?」

と考えることができたなら、

その敗北には意味があります。

悔しくても挨拶できた。

相手を称えられた。

仲間を責めなかった。

次の日も練習に来た。

これらはスコアボードには表示されません。

でも、

確実にその子の中に残る成長です。


「上手い子」だけを評価しない

少年野球では、

どうしても結果が目立ちます。

打率。

球速。

ホームラン。

盗塁。

勝敗。

もちろん、競技ですから重要です。

でも、

評価してあげられるものは他にもあります。

昨日より声を出せた。

道具を自分で片付けられた。

ミスした仲間に声をかけられた。

苦手なプレーから逃げなかった。

試合に出られなくても仲間を応援した。

そうした変化にも、

大人が気づいてあげてほしいと思います。

結果だけでは見えない成長を見つける。

それも、大人にできる大切な「評価」です。


親や指導者が残せるもの

子どもが大人になった時、

少年野球を思い出して、

何を覚えていてほしいでしょうか。

「エラーした時に怒られた。」

「試合に負けた帰り道が怖かった。」

だけでは、少し寂しい。

できれば、

「野球が楽しかった。」

「仲間と頑張った。」

「お父さん、お母さんが応援してくれた。」

「コーチが自分の成長を見てくれていた。」

そんな記憶も残してあげたい。

勝った試合の数よりも、

野球をやって良かったと思えること。

それは少年野球における、

とても大きな成功の一つではないでしょうか。


この4部作で伝えたかったこと

第1部では、

道具を大切にすることから「感謝と責任」を学ぶ。

第2部では、

相手を尊重することから「フェアプレー」を学ぶ。

第3部では、

仲間の失敗を支えることから「思いやりとチームワーク」を学ぶ。

そして第4部では、

それらを一つにつなげたいと思います。

道具を大切にする。

相手を尊重する。

仲間を支える。

失敗から学ぶ。

自分の行動に責任を持つ。

そして、

もう一度挑戦する。

それらすべてが、

野球を通した人間的な成長です。


BPR Labが考える「成長」

BPR Labには、

「感覚ではなく、評価する。」

という考えがあります。

評価とは、

子どもに順位をつけることではありません。

今の自分を知る。

強みを知る。

課題を知る。

昨日から変わったことを知る。

そして、

次の一歩を考える。

身体の成長も、

競技の成長も、

一日で完成するものではありません。

だからこそ、

大人が一つの結果だけで、

その子の可能性を決めない。

現在地を見ながら、未来につながる成長を支える。

それがBPR Labが大切にしたい考え方です。


最後に

少年野球で、

勝利を目指してください。

本気で練習してください。

悔しい時には、

思い切り悔しがっていい。

でも、

勝敗の向こう側にあるものも、

子どもたちに教えてあげてほしい。

感謝。

責任。

尊重。

思いやり。

挑戦。

そして、

仲間と一緒に何かを成し遂げる喜び。

少年野球が終わっても、

人生はずっと続いていきます。

だからこそ、

野球を通して、

これからの人生を生きる力を育ててほしい。

ホームランの数や、

勝った試合の数だけでは測れないものがあります。


野球が上手くなることだけが、少年野球の価値ではない。

野球を通して、どんな人に成長したのか。そこまで含めて、子どもたちの成長を見守っていきたい。

🦉 フクロウ博士の評価ポイント

「勝敗は試合が終われば決まる。でも、野球で学んだことは、その先の人生にも残っていく。」


⚾ 少年野球で育つ「スポーツマンシップと道徳」4部作

第1部|道具を大切にする子は、何を学んでいるのか?
感謝と責任

第2部|相手チームは「敵」なのか?
尊重とフェアプレー

第3部|ミスをした仲間に、何と言える選手になるか?
仲間・思いやり・チームワーク

第4部|勝つことより、大切なものを野球から学べるか?
誠実・挑戦・人間的成長


BPR Lab

身体を知る。未来を選ぶ。

感覚ではなく、評価する。

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