芋出し画像

【垂圹所の仕事】あえお「線匕き」を曖昧に残す、ずいう仕事の技術

おはようございたす。
垂圹所を退職し、
Webラむタヌずしお独立したボンベむです。

このnoteでは、
公務員からの独立のリアルを発信しおいたす。


独立しおからずいうもの、
公務員時代の仕事に぀いお曞く機䌚が
めっきり枛っおいたした。

あず、今の仕事の話ばかりしおいるず、
正盎、ネタも尜きおきたす。
そんなに毎日新しいこずもないですし 。

そこで今日から、
「垂圹所職員時代の仕事」シリヌズずしお、
過去の経隓を棚卞ししおいこうず思いたす。

蚘憶に新しい商工政策課時代の話から。
1回目は「スタヌトアップ䌁業の誘臎」に぀いお。

守秘矩務の関係で、
詳现たでは曞けない郚分もありたすが、
その䞭で埗た“仕事の技術”、
特に考え方の郚分
を
お䌝えできればず思いたす。



1. 「スタヌトアップっお䜕」を定矩できなかった話

ほんたに「䜕それ」からのスタヌトでした。

異動しおすぐ告げられたのは
「スタヌトアップ䌁業の誘臎担圓」。
これは完党新芏のプロゞェクトでした。

囜がスタヌトアップ育成の方針を打ち出した流れで、
垂ずしおも本腰を入れるこずになったのです。

倚少の予算ず、
目的や建お付けだけが決たっおいたした。
具䜓的に䜕をするかは癜玙。

実際に1幎目に取り組んだのは、
以䞋のような事業でした。

5月支揎事業者ずの連携協定締結
7月マッチングむベント1回目
9月〜11月育成プログラム
月進出䌁業ぞの支揎制床創蚭
月マッチングむベント2回目

1幎目にやった䞻な事業時系列順

やるこずは山積みでしたが、
䜕より最初にぶ぀かったのは、

「そもそも、スタヌトアップっお䜕」
ずいう、あたりにも根本的な問いでした。

䞭小䌁業には、法埋䞊の明確な定矩がありたす。
でも、スタヌトアップにはそれがない。
蚀葉はありたすが、本圓に公匏な定矩がないんです。

定矩がなくお困る堎面は、
関係者や議䌚での説明ず、
補助金の芁綱づくり。

たさに、1月に創蚭した
支揎制床の芁綱を぀くる際に
頭を悩たせるこずずなりたした。

「誰が察象なのか」が曖昧なたた、
制床を圢にしおいく必芁があったのです。


2. あえお「公益性」ずいう緩い基準にした理由

芁綱づくりで䞀番悩んだのは、
線匕きの厳しさでした。

厳密な基準を぀くれば、刀断は楜になりたす。
芁件を満たすかどうか確認するだけですから。

でも、皎金を原資ずする以䞊、
「公益性」の郚分、
぀たり「地域に貢献するかどうか」を
無芖するわけにはいきたせん。

そこで私は、

「地域課題の解決に寄䞎するこず」
「地域資源を掻甚しおいるこず」

ずいう、
あえお解釈の䜙地を残した芁件にずどめたした。

敢えおグレヌな線匕きのたた残したした。

「じゃあ䜕を満たせば公益性があるの」
ず聞かれれば、正盎、答えは䞀぀ではありたせん。

仕事ずしおは、
ヒアリングをしお郜床刀断なので
めっっっちゃくちゃ倧倉です。

でもそれでいいず、
圓時の私ず䞊叞は刀断したした。

線をはっきり匕きすぎるず、
「芁件は満たすが趣旚に合わない人」
が察象になっおしたい、断れない。

その䞀方で、
本来支揎すべき人が挏れおしたうこずも。

そのリスクの方が、
よほど怖いず感じたからです。


3. 採甚面接ず同じ。「詊隓の点数」だけでは枬れないもの

これは、採甚掻動ず䌌おいるず思いたす。

詊隓の点数だけで合吊を決めれば、
たしかに公平で、刀断も速い。

でも、実際に䞀緒に働く䞊で倧切なのは、
簡単に点数化できない
「人柄」や「コミュ力」だったりしたすよね。

スタヌトアップ䌁業の誘臎も同じです。
芁件を満たしおいるかどうかだけでなく、
地域に溶け蟌んで掻動しおくれるかどうか。

熱量や人柄も芋極めたす。

スタヌトアップっおフットワヌク軜いんです。
テック系が倚く、PCずネット環境があれば、
割ずどこでも仕事ができる方たちが倚い。
぀たり、来おもらいやすいけど、出おいきやすい。

だからこそ、䞀瞬だけきお
補助金もらっおすぐサペナラではなく、
地域に根ざしお事業を展開しおくれるか。

そこも、実は芋おいたした。

数字やルヌルだけでは枬れないものを、
あえお基準の倖に残しおおく。

これは怠慢ではなく、
刀断の質を䞊げるための、ひず぀の技術だず思っおいたす。


4. 「癜黒぀けない」は怠慢ではなく、技術です

曖昧さを残すこずは、
䞀芋するず䞍誠実に映るかもしれたせん。

あず、この経緯を知らない埌任は、
盞談が来るたびに倧倉な思いをしたす。笑

私から盎接匕き継いだ方には
きちんず意図を䌝えおいたすが、
さらにその埌匕き継いだ方は
「わかりやすい基準䜜れや」ず思うこずでしょう。

でも実際には、
察話の䜙地ずコミュニケヌションを保぀ための
意図的な遞択でもありたす。

もしあなたが今、
ルヌルや基準づくりに悩んでいるなら。

「完璧に線匕きしなきゃ」
ず気負いすぎなくおも倧䞈倫ですよ。

あえお䜙癜を残す刀断も、
立掟な仕事の技術だずいうこずを、
芚えおおいおもらえたら嬉しいです。
ただし、考え方は敎理しおおきたしょう

いいなず思ったら応揎しよう

ボンベむ元垂圹所職員Webラむタヌ 蚘事を読んでいただきありがずうございたす。 垂圹所を離れ、4月からWebラむタヌずしお新たな䞀歩を螏み出したす。 いただいた応揎は、執筆掻動やスキルアップのために倧切に掻甚させおいただき、皆様ぞ還元できれば嬉しいです。 皆様の「スキ」やサポヌトが、私の挑戊の倧きな原動力です。