世界一周5日目|スマホ破損、首長族、国境越え。波乱と発見のチェンライ1日旅
今日はレンタルバイクで1日観光する日。
朝7時過ぎに起きて、まずは洗濯。
朝食はサラダと卵、トースト3枚。コーヒーは少し薄め。
最初の目的地は、あの有名なホワイトテンプル(100B)。
想像を超える迫力だった。アートと仏教が融合した空間で、無数の手や顔の彫刻が、まるで何かを訴えかけてくるよう。
奇妙だけど、美しい。まさに「生きた芸術」だった。

次の目的地に向かう途中、ビールでお馴染み「シンハー」のモニュメントを発見。緑の丘に金色の獅子。爽やかな風と景色が最高に気持ちよかった。

──そして、ここで大ハプニング。
運転中にスマホ(iPhone 16 Pro)がケースから飛び出し、よりによって通りかかった1台の車に「バシッ」と踏まれた。
終わった…と泣きそうになりながら拾い上げると、背面はバキバキ。でも画面は無傷で電源も生きてる!レンズ1つは壊れたけど、残り2つは奇跡的に無事。望遠が使えないだけで、普通の撮影はできるらしい。
神様、本当にありがとう。これからはもっと大事に使います。
気持ちを落ち着けるために、近くの大仏「ワット・フゥアイプラーカン」へ。巨大な観音像が空を見上げる姿に、少し救われた気がした。


その後、給油。どうやらタイでは“満タン返し”の文化はないらしい。
借りた時点で残り2目盛。なるほど、そういうシステムか。チェンライは車が少なくて走りやすいけど、右折がやや難しい。左折が自由なのは助かった。
お昼はローカル食堂でカオソーイ(70B)。
英語が通じず少し不安だったけど、おばちゃんの笑顔と味の優しさで全てOK。

午後は首長族の村へ。入場料300B。
テレビでしか見たことのなかった首長族が、目の前に。
実際に会うと、嬉しさと同時に、胸がざわついた。
彼女たちの多くはミャンマーから内戦を逃れてきた難民で、
首輪をつけ、観光客と写真を撮り、手工芸を売って生活している。
「文化」でもあり、「生きる手段」でもある現実。
旅を通して、ただ“見る”だけじゃなく、その背景を知ることが大切だと感じた。
世界を知ることは、楽しいだけじゃない。
でも、だからこそ旅には意味がある。




その後、タイ最北端の国境へ向かい、ミャンマーを望む。
国境近くのカフェで飲んだコーヒーが、静かで美味しかった。


さらに足を伸ばして「ゴールデン・トライアングル」へ。
タイ・ミャンマー・ラオスの3カ国が交わる場所。
かつて世界最大のアヘン栽培地で、“ゴールデン”の名は
麻薬が金(ゴールド)で取引されていたことに由来するという。
今は穏やかな観光地として、ゆっくりとした時間が流れていた。




暗くなる前に帰ろうかと思ったが、せっかくなので展望スポットへ。
険しい道を登った先に広がるのは、まるで“タイのアルプス”。
道の上に浮かぶような景色を独り占めして、最高の気分だった。


帰り道では、地元の人が湖沿いをランニングしていて、
その穏やかな日常にまた癒やされた。
しかし、夜になると虫が大量発生。
顔に当たるわ、目に入るわで地獄絵図。
サングラスは暗くて見えず、泣く泣く徐行運転。
なのにノーヘルの地元民は時速80kmで突っ走っていった。
あの人たち、どんな目してるんだ…。
無事帰宅して、伝統料理「ラープ」を食べて一日を締めくくり。
正直あんまりだったけど、初めての味に出会えたから良し。

長く、濃く、忘れられない1日だった。
今日はゆっくり寝ます。おやすみなさい。
