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【最近読んだ本】幸せになりたいとつぶやいている人へおすすめしたい1冊

4月はあまり本を読めなかった。
noteの下書きがいくつかたまっていたので、今日は書きかけのものを1つ完成させて投稿しようと思ったら、このトップの写真が入った記事があった。写真の本を見る限りでは、どうやら3月から4月初旬くらいの1ヶ月間に読んだ本の感想を書こうとしていたようだ。

いろいろ書きたいが、とりあえず下書きにあった『運転者』の感想だけでも完成させておこう。

以下、下書きより。


この間の入院中に『運転者』(著:喜多川 泰)を読んだ。

読みやすく面白かったし、230ページ程度の薄い本ということもあり、あっという間に読了。
この1冊しか持って行かなかったので、「しまった!」と思った。
仕方なく、電子で買っていた『推しの子』を再読して過ごす。さすがに全巻は読み切れなかったが、持て余した時間をつぶすのにはちょうどよかった。

『運転者』には「未来を変える過去からの使者」というサブタイトルがついている。
物語に登場する謎のタクシーの運転手さんが、この「使者」ということだろう。
あらすじというよりイメージを言うと、「引き寄せの法則」や「ポジティブ思考が良いことを起こす」といった、それこそ過去に何度もいろいろな自己啓発本で書かれてきた内容を、わかりやすく小説仕立てにしたような感じだ。
私はこの考え方自体は嫌いじゃない。
それに、胡散臭い人が書く自己啓発本より、作者の考え方がスッと入ってきて、小説としてとらえても良い物語だった。

この本が伝えているのは、簡単に言ってしまえば、「常に上機嫌な人は運がいい」とか、「徳を積んだら自分に返ってくる」とか、そんなことだ。
でも、それが過去に生まれた人たちから続いてきているということ。
後に生きる者のために自分が今の社会を作っていかなければならないこと。
自分がこの世に生きている間に少しでも多くの恩恵を残しておき、自分が生きたことでこの世の中が少しプラスになるようにする。それこそが「真のプラス思考」だということ。
一歩進んだそんなところまで書かれていて、深いなぁと思った。

私には好きな言葉がある。
それは、「不幸な人生などない。あるのは不幸な思考だけだ」というもの。
物事はすべてニュートラルで、起こった時点では「良いこと」でも「悪いこと」でもない。それを自分が「良かった」と思えば、その時初めて「良いこと」になる。同様に「悪かった」と思えば、「悪いこと」になる。
どちらに転ぶかは自分の思考次第。

たとえば、私のことを「若くしてがんになって苦しい毎日を送ってかわいそうに。悪い人生だなぁ。不幸な人だなぁ」と思う人もいるだろう。
でも私は自分を不幸だとは少しも思っていない。だから、毎日が幸せなのだ。

幸せは外からやって来るものではありません。あなたの中にあるものです。
この言葉、何の本で読んだのだろう。ツルゲーネフか?
もう出典はわからないが、ずっとそう思って生きてきた。いや、生きるようにしてきた。
そうしないと、昔の私はすぐに「不幸の星の下に生まれた」と思ってしまうような人間だったから。
若い時は「自分を不幸にしないための本」みたいなのを何冊も読んだっけな。
結局、頭でいくら理解しても、心が本気で変わることを願わなければ、不幸のループから抜け出すことはできなかった。
心の底から変わりたいと願い、自分が幸せになることを許した瞬間から、いろんなことが良い方へと進み始めた。
『運転者』はそんな若き日の自分を思い出させてくれるような本だった。

運が悪い、何かうまくいかない、努力しても報われない、不幸なのは自分ばかり。
もしそんなふうに思っている人がいたら、おすすめしたい1冊だ。自分が生きる意味と、幸せな気持ちになれる方法を見つけるきっかけになるかもしれない。

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