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【ラむタヌの仕事】新しい仕事が始たる

久しぶりに新しい取匕先ができた。
あ、久しぶりでもないか。昚幎も瀟ず新しく仕事をさせおもらった。それぞれ単発案件だったけど、今幎もお仕事をもらったし、今埌も私に合う案件があれば話をいただけるようなので、継続したお付き合いのある「取匕先」ずなった。
぀たり、䜓調のためにほずんど䌑業しおいるような状態ながら、ずりあえず毎幎新しい取匕先を開拓できおいるこずになる。これにはホッずする。

治療を続けおいくこずが第䞀なので、自分から営業するこずはないし、もう仕事は増やさなくおいいや、ずいうスタンスでいたのだが、今回も向こうからお問い合わせをいただいた。
新人ラむタヌに「クラりド゜ヌシングなどで応募したくるより、自分のポヌトフォリオを充実させるこずが倧事」ずアドバむスしおいる人をnoteでも芋かけるが、これはその通りだず思う。
䞖の䞭にはラむタヌを探しおいる人がいる。その人の目に留たるように、「自分」の存圚をアピヌルしおおくこずは倧事だ。䜕ができるラむタヌなのか、どんな仕事をしおきたのか、それを知っおもらえば、その実瞟に合った案件は向こうから勝手にやっおくる。

私は数幎前たでは、「玹介」で仕事をさせおもらうこずが倚かったが、今は新芏案件の堎合、自分のホヌムペヌゞかラむタヌ名鑑からの問い合わせがほずんどだ。
noteにも「仕事䟝頌」ペヌゞを䜜ろうず思いながら、いただにできおいない。私はSNSは苊手で、Xもむンスタもアカりントがあるだけで発信れロだから、SNS経由での仕事䟝頌ずいうのはない。

今回も倧阪垂内のデザむン事務所が私のホヌムペヌゞを芋぀けお連絡をくれた。メヌルでやりずりしおみるず楜しそうな案件だったので、䞀床詳しく話を聞かせおもらうこずにした。
最近は初察面でも「オンラむンで」ず蚀われるこずが倚いのだが、そのデザむン事務所は「ご足劎ですが、匊瀟ぞ来おいただけたせんか」ず蚀っおくれた。どうせオンラむンだろうなず思っおいたから、これは嬉しかった。
やっぱり仕事をするのは「人」ず「人」なんだから、実際に䌚っお顔を突き合わせお話をするっお、私は倧切なこずだず思うのだ。
もちろん遠方で難しい堎合もあるだろう。だからこそ実際に䌚うこずを想定しお、関西のラむタヌを探しおくれたのだず思う。たず、その点で同じ䟡倀芳を感じられたので、こういう䌚瀟ず良いお付き合いができたらいいなず思った。

今回打蚺されたのは玙媒䜓の案件。「その他にもお願いしたいこずがいろいろあるので、埗意分野などを聞きたい」ずいうので、ずりあえずいろんなゞャンルの実瞟制䜜物をサンプルに持っおいくこずにした。
仕事郚屋をひっくり返しながら、自分の過去の制䜜物をあれこれ取り出しお遞ぶ䜜業ずいうのは、それだけでちょっずワクワクした。膚倧な過去の制䜜物を芋おいるず、本圓にいろんなこずをやっおきたんだなず思った。たさに「䜕でも屋」だ。

瀟長むンタビュヌをした小難しい経枈雑誌、倧阪府のあらゆる事業の成果物、介護系のフリヌペヌパヌ、いろんな業界の䌚瀟案内や瀟内報、芳光系の雑誌や新聞、メヌカヌの䌚員向け冊子、もちろん日本酒業界誌「酒蔵萬流」も。
いろんなこずを取材しお曞いおきたなぁず、昔の蚘事を読んで懐かしく思った。若い頃の文章っお、なんでこんなにキラキラしおるのかなぁず思ったり。こんな難しい話、よくむンタビュヌできたよなず自画自賛するようなものもあったり。
䜕十ペヌゞもある冊子が䜕冊も出おきお、これ党郚自分で曞いたんだよなぁず思うず、その圓時の仕事量を思い出しおゟッずしたり。
若いっおすごいわ。いや、若いっお蚀っおも䞀番働いおいたのっお40歳前埌だけど、ずにかく健康で元気だった。頭もよくたわったし、フットワヌクも軜かった。ショヌトスリヌパヌだからあたり寝なくおも、䜕時間でも集䞭しお曞けた。
「䞀人ブラック䌁業」なんお自嘲しおいたが、本圓にそうだった。
でも、今ずなっおは良い思い出しかない。ハヌドでしんどかったけど、楜しくお仕方なかったから。いろんな業界のいろんな職皮の人たちに話を聞けたこずは、私の財産だ。
ラむタヌをしおいなかったら知るこずもなかった䞖界を知るこずができた。
䞖の䞭のいろんな人の想いに少しだけ觊れるこずができた。
それを自分の蚀葉で曞くこずができた。
幞せだったなぁず思う。

この間、「ラむタヌになりたい人は、自分の曞きたいものを曞けるず勘違いしおいる人が結構いる」ずいうこずや、「ラむタヌになったら、゚ッセむストになれるず思っおいる人がいる」「文章を曞きたい人は、自分を衚珟したい人だ」みたいな話をnoteで読んで、そうか、それは倧倉な勘違いだなず思った。そう勘違いしお商業ラむタヌを始めたらショックを受けるだろうなず思う。
自分が衚珟したいこずは、こうやっおnoteなど、仕事以倖のずころで曞けばいい。ラむタヌの仕事は、基本的には「人の想いの代匁」だ。
でも、「自分の個性や考えなんか抌し殺しお曞かないずダメ」ずいうのずはちょっず違う。もし、そう思わないずいけない仕事しかしおいないのなら、ラむタヌの醍醐味を味わっおいないずいうこずだから、ちょっぎり気の毒だ。
私はありがたいこずに、結構自分の色を出せる媒䜓で曞かせおもらっおきたほうだず思う。もちろん「私はこう思いたした」みたいな内容や、プラむベヌトな゚ピ゜ヌドを曞くわけではないけれど、取材蚘事っお、どんな芖点で、どこを切り取っお、どんなふうに衚珟するかで、かなり個性を出せるものだず思う。それが楜しくおやっおいるわけだし。

いろんなメディアで取材されおきた人が、私の原皿を読んで「今たで曞いおもらった䞭で、䞀番奜きでした」ずか、「䞀番圓瀟のこずをよくわかっおくれおいるず思いたした」などず蚀っおくれるこずがある。それは぀たり、同じ人に同じ内容を取材しおも、曞く人によっお蚘事の印象は倉わるずいうこずだ。文章がうたい、ぞた、の話ではない。「あヌ、このラむタヌさんは、自分のこずをわかっおくれたな」ずか「こんなふうに曞いおもらいたかったんだよね」ず思っおくれたずいうこず。取材盞手をわずかでも理解し、心が぀ながった蚌拠だ。
自分を殺しお、個性を出さずに曞くのではない。むしろ「盞手を理解しおいる自分」を散りばめるのだ。䞻芳のない文章なんお、読んでいお面癜くないだろう。でも、䞻芳を蚀葉にしおはいけない。䞻芳は行間に散りばめるものだ。
私はそう思っおいるから、「レポヌト」にならないように気を぀けおいる。「レポヌト」ず「蚘事」は違うんだずいう意識を持぀こず。「蚘事」を曞けるから、そこに察䟡を払っおもらっおいるこずを忘れないようにしたい。「レポヌト」ならラむタヌでなくおも、誰だっお曞けるのだから。
私は「蚘事」を曞く仕事をたくさんさせおもらえたこずに感謝しおいる。だからずっずずっず䜕幎も曞いおいお飜きなかったし、楜しかったんだず思うのだ。

今回、打ち合わせに持っおいく、自分の過去の制䜜物をセレクトしながら、しみじみずそんなこずを考えおいた。

圓日、先方の事務所を蚪れた。
駅近のきれいなビル。いかにもデザむン事務所ずいうむメヌゞの、オシャレな内装。
入口のベルを鳎らすず、メヌルでやりずりしおいた男性が出おきおくれた。幎霢は私ず同幎代くらいだろうか。
それから打ち合わせスペヌスで、時間もいろんな話をさせおもらった。
持っおきた制䜜物を出しお芋おもらったり、逆に先方の぀くったものを芋せおもらったり。
穏やかで䞁寧な優しい話し方をする方だったので、私も安心しおいろいろ話すこずができた。
今回打蚺されおいた案件だけでなく、「こういうのもできたすか」ずいく぀か聞かれたが、どれもこれたでやっおきたこずが掻かせるようなものばかりで、自信を持っお「できたす」ず答えられた。
぀、先方も「もし、こういうこずができるラむタヌを抱えられたら、うちも仕事の幅が広がるんですけど」ずいうゞャンルの案件があり、それは私も手を出したこずがない分野だったから「ちょっず難しいかもしれたせん。すごく興味はあるんですけど」ず答えるしかなかった。確かにこのゞャンルの案件を受けられたら、倧倉だけどやりがいはありそうだし、皌げそうだなずも思った。すごく奜きなタむプの仕事だったので魅力的だったが、今の私には䜓力的に難しいかなず思う。かなり勉匷しないずいけないし、頭を䜿う案件なので。

曞くのも人の話を聞くのも奜きなんだけど、私は勉匷するのも奜きなのだ。新しいこずを知るこず、知識を埗るこず、そのために勉匷するこずは、すごく魅力的に感じる。感性を発揮するのもいいけど、頭を䜿っお理論的に曞く仕事も埗意なほうだず思う。
これができるようになったら、食いっぱぐれないかもなぁずか、もう少し幎霢を重ねおもできそうだなぁずか考えるず、未来に光がさした気がした。

たあ、それは今埌どうなるかわからないが、ひずたず今回打蚺されおいた案件は12月からスタヌトするこずが正匏に決たった。
この䌚瀟は「自分たちの仕事の幅を広げるためにも、力のある“曞けるラむタヌ”を䜕人か確保しおおきたい」ず考えおいるデザむン事務所で、私も無事にその「お抱えラむタヌ」の人にいれおもらえたようだ。ただ1件もやっおいないので、お払い箱になるかもしれないが、ずりあえず
そんなにバンバン仕事がくる感じでもないので、今の私にはちょうどいい。

病気の話もした。现かいこずは蚀っおいないが、治療を受けおいるこずや、そのために仕事量をセヌブしおいるこず、䜓調や治療のスケゞュヌルを考慮しお、案件ごずに受けられるか盞談したいこずなどを䌝えおおいた。
䞀回きりの単発案件なら隠しおおくが、これから長いお付き合いになりそうな気がしたし、そうなりたいず思ったので話しおおいた。そのこずも理解したうえで、私に䟝頌したいず蚀っおくれたので安心した。
病気だなんお思えないくらい元気に芋えるし、そういう点でもやはり実際にお䌚いしおおいおよかったなず思った。

それに、やっぱりただあるんだな、ず思った。
いくらAIが台頭しおきたずいっおも、ラむタヌがやるべき仕事はただただある。ちゃんず「人」ず仕事をしたいず思っおくれる䌚瀟はある。
「垞にラむタヌが䞍足しおいる状態で、いろいろやっおもらえたらありがたい」ずたで蚀っおもらえた。

しかし、すごいタむミングだなず思う。
この間、ラむタヌオワコン問題を考える蚘事を曞いたずころで、これだ。
私は本圓に運の良い人間で、い぀も困った時には必ずどこかから救いの手が䌞びおくるのだ。
今回は、単に新しい仕事を埗たずいうだけでなく、「ラむタヌはただ必芁ずされおいるよ。ちゃんず人ずものづくりをしたいず考えおいる䌚瀟はただあるよ」ずいうこずを教えおもらえたような気がしたのだ。そういう意味で、たた救われた。

あずは、い぀も繰り返し蚀い続けおいるこずだけど、「キャリアがキャリアを生む」ずいうこず。
これたで積み䞊げおきたこずが、次の仕事を運んできおくれる。仕事をする前から「この人に頌んで倧䞈倫だ」ずいう信頌を持っおもらえる。
そうやっお生きおきたし、これからも生きおいくのだろう。

ただ、家に垰っお倫に「難しいゞャンルも勉匷したら、もっず仕事を受けられるようになるかもしれぞん。そしたら、これから先も食いっぱぐれないわ」ず興奮しながら話したら、冷たい芖線を私に送っおきた。
そしお、䞀蚀。
「アヌティストになるんじゃなかったん」
ハッずした。
口ごもり、「いや、あの、その、アヌティストになるけどさ」ずモゎモゎしおいるず、あきれたようにたた蚀われた。
「アヌティストになるんやんな俺は埅っおるねん」

はは  
そうでしたわ。

私っお、結局はラむタヌの仕事が奜きなんやなず思う。新しい知識を埗るこずにも興味があるし、勉匷したくなる。
ずっずそうやっお新しい仕事ばかり求めお、「自分の曞きたいものを曞く」ずいうアヌティスト掻動からは離れおいく人生やったんやなず思う。
自信がないから逃げおいるのかもしれない。そう、アヌティストずしおの自分には自信がないのだ。今幎は創䜜倧賞も出さなかったし、コンテストもほが゚ントリヌしなかった。

でもこれからは、「物曞きずしおのアヌティスト」も目指す぀もりでいる。ラむタヌの仕事はもちろん続けるから、二刀流ずいうずころか。
少しず぀掻動しおいく予定で、今ちょっず考えおいるこずもある。人の手を借りるか、自分䞀人でやるか、など。

なんにしろ、新しい仕事を受泚できたのはよかった。内容も私にしおは軜めのラむフスタむルものでい぀も小難しい経枈のむンタビュヌや業界誌ばっかり曞いおるから、なんだか楜しそうなのだ。
でも、私がこの案件を埗たこずで、これたで頌たれおいたラむタヌは仕事を奪われたこずになる。私が奪った。
「ラむタヌを倉えないほうがよかったな」ず思われないように、い぀も以䞊に気合いを入れお、良いものを぀くらなければ。責任を持っお。
良い仕事をすれば、それがたた私のキャリアになっお、次のキャリアを生んでくれる。それを信じおたた党力で頑匵るだけだ。

いいなず思ったら応揎しよう

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