元町の音色
雨は、思っていたより長く降っていた。
軒先に入ったところでパンプスの先はもう濡れていて
歩くたびに小さな音がついてくる。
元町の通りには、こんな時間でも灯りが残っていて
閉まりきらないシャッターの隙間や
奥の方だけ点いたままの店内の光が
濡れた路面に伸びていた。
見慣れているはずの道が、今は少しだけ遠く見える。
元町商店街の入口にあるフェニックスアーチをくぐると
雨音がほんの少しだけ変わった気がした。
肩に当たる雨粒の感触が揃っていて
歩幅までそれに合わせられてしまう。
少し前まで、隣に人がいたのに。
同じ速度で歩いて
同じところで立ち止まっていたはずなのに
何を話していたのかは思い出せないまま
歩幅だけがまだ残っている。
ショーウィンドウに映る自分を横目で見たとき
そこに並ぶはずのもう一つの影がないことに
改めて気づいてしまう。
どこからか音が流れてくる。
店の中なのか、通り過ぎる車なのかはわからないけど
リズムだけが雨に混ざって届いてきた。
足を止めた拍子に、濡れた路面に揺れる光と自分の影が重なる。
一歩だけ踏み出してみると、何かがうまく合っていない気がして、もう一歩重ねてもそのズレは埋まらなかった。
誰も見ていないのに
少しだけ可笑しくなる。
雨は、まだ降り続いている。
そのまま歩き出すと
さっきまで混ざっていた音だけが遠くなっていった。
終わり
プププランド「ラスト・タンゴ・イン・元町」
のオマージュです
ぜひ聴いてみてください
不倫・浮気、独身偽装についての真面目なコラム
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探偵青野です
— 浮気_独身偽装_失踪@ブルーフィールドリサーチ (@yokohama_BF) April 29, 2026
不倫は
始まりより終わりの方がはるかに大変です
慰謝料や家庭問題、子どもへの影響
後から現実が一気に押し寄せるケースが多いです
いくら反省しても時既に遅しです🤔
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