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世界一の猫好きが、タイの「にゃんにゃん」を集めてみた。

路地裏、寺院、市場、猫フードの前。タイで出会った自由すぎる猫たちと、ちょっと不思議な街猫事情。

猫が好きだ。好きすぎる。

「猫派? 犬派?」と聞かれたら、食い気味に猫と答えるくらいには好きだ。

旅行先でも、気づけば景色や建物より猫を撮っていることがある。

そんな私がタイで生活していると、当然こうなる。

スマホの写真フォルダが、タイのにゃんにゃんだらけになった。

道端で寝ている猫。
寺院を我が家のような顔で歩いている猫。
市場の片隅からこちらを見ている猫。
タイ版チュールの前で待機する猫。

今回は、そんなタイで出会ったにゃんにゃんたちを、ひたすら紹介していきたい。


「猫フードの前で寝転がりながら、上目遣いで要求してくる猫」

初っ端からこれである。

猫フードの前に陣取り、寝転がったままこちらを上目遣い。

「そこにご飯あるの、知ってますよね?」

と言わんばかりの顔をしている。

タイ語はまだまだ勉強中の私だが、猫語だけは世界共通らしい。


タイの猫、自由すぎる。

タイを歩いていて感じるのは、猫たちがとにかく街に溶け込んでいること。

日本で「野良猫がいる場所」というと、公園や住宅街の路地裏を思い浮かべるかもしれない。

でもタイでは、寺院の境内や市場、屋台の近く、住宅街、店先など、かなりいろいろな場所で猫に遭遇する。

しかも、

「ここ、私の家ですけど?」

みたいな顔をしている。


「お店の商品に紛れて寝ている猫」

商品が並んでいる中に、しれっと猫。

最初からそこで販売されていたのかと思うくらい馴染んでいる。
890バーツだったら即買いですよ。(約4500円)

そして別の日には――


「かごの中にすっぽり入っている猫」

猫はどうして、ちょうどいいサイズの箱やかごを見つける能力だけ異常に高いのだろう。

タイでもそれは変わらないらしい。

人が横を通っても動じない。
バイクの音がしても寝ている。
お店の入口のど真ん中でくつろいでいる。


「ベンチに居座っている猫」

もはや「座っている」というより、占拠している。

「そこ邪魔じゃない?」と思う場所ほど、猫のお気に入りスポットだったりする。


「猫、多いな」と思っていたら、想像を超えてきた。

タイで猫を見かけることには、だんだん慣れてきた。

一匹、二匹なら、もう驚かない。

……と思っていた。


「大量の猫が敷き詰められている部屋」

いや、多すぎる。

一匹を見つけて「かわいい!」と言っていた頃の自分はどこへ。

右を見ても猫。
左を見ても猫。
奥にも猫。

猫好きにとっては、もはや天国である。


実は「完全な野良猫」とも限らない

タイで道端にいる猫を見て、全部「野良猫」だと思うのは少し早い。

近所の人やお店の人がお世話をしていたり、ご飯をもらいながら周辺で暮らしていたりする猫もいる。

首輪がなくても、地域の人にかわいがられながら暮らしている猫もいる。

だからタイの街猫を見ていると、

飼い猫と野良猫の間みたいな暮らし方だな

と感じることがある。


「サンペーン市場付近の川沿いに集まる猫たち」

特に面白いのが、一匹だけではなく、同じ場所に何匹もの猫が集まっている光景。

市場を歩いたあと、川沿いまで行ってみると、ここにもにゃんにゃん。

観光スポットを探して歩いているはずなのに、いつの間にかGoogleマップではなく猫を頼りに街を歩いている。


「コンクリートの上に乗っている猫」

コンクリートだろうが、階段だろうが、猫にとっては全部ベッド。

一方で、街で暮らしているからこそ、かわいい場面ばかりではない。


「ごみ箱をあさっている猫」

ごみ箱から食べ物を探している猫を見かけることもある。

自由気ままに見える街猫たちだけれど、外で暮らしている以上、毎日簡単に食べ物が手に入るとは限らない。

こういう姿を見ると、「かわいい」だけでは終わらない、タイの街猫たちのリアルな生活も見えてくる。


お寺は、猫好きには要注意スポット。

そして猫好きの私がタイでついつい探してしまう場所が、お寺

境内を歩いていると、

「あ、猫」

さらに歩くと、

「また猫」

帰ろうとすると、

「そこにも猫いるじゃん!」

となることがある。


「お坊さんを見つけて駆け寄っていく猫」

特に好きなのが、この光景。

お坊さんを見つけた瞬間、猫がトコトコと駆け寄っていく。

普段から知っているのか、ご飯を期待しているのか。

理由は猫本人にしか分からないけれど、人と猫が同じ場所で当たり前のように過ごしている光景がなんともタイらしい。

そして、お寺で猫を探すようになると、だんだん難易度が上がってくる。


「寺の溝に完全に埋まっている猫」

猫探しレベル★★★★★。

写真の中に猫がいる。

……いるのだが、景色に馴染みすぎている。

「ウォーリーをさがせ!」ならぬ、「にゃんにゃんをさがせ!」状態。

ぜひ写真を拡大して探してみてほしい。


タイでは、視界の端まで油断できない。

猫を探して下ばかり見ていたらいいのかというと、そうでもない。

ある日、視界の右上で黒い何かが動いた。

「ん?」

と思ってよく見てみると――


「視界の右上で黒い物体が動いたと思ったら猫だった写真」

猫だった。

そんなところにもいるの?

タイ生活、猫好きに休む暇を与えてくれない。

道を歩いているだけなのに、上、下、右、左。

どこから猫が出現するか分からない。


タイの「にゃんにゃん」、まだまだ集めます。

タイの有名観光地を巡るのも楽しい。

でも私は、こういうガイドブックには載らないタイの日常も好きだ。

路地裏で昼寝する猫。
市場で店番しているように見える猫。
お寺で堂々とくつろぐ猫。
なぜか絶対に退く気がないベンチの猫。

その一匹一匹を撮っていると、「タイの日常」を少しずつ集めているような気分になる。

ということで、私のタイ生活が続く限り、

タイのにゃんにゃん収集も続きます。

いつか「タイの猫だけで写真集作れるんじゃない?」という枚数になるまで。

今日も街で猫を見つけたら、たぶん私は立ち止まる。

次はどんなにゃんにゃんに会えるかな。🐈

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