「回す」現場から、「在りたい」現場へ
おはようございます。秋田を拠点に、介護事業・海外人材の支援に取り組んでいる株式会社あきた創生マネジメントの阿波野です。
人が足りない。
現場が回らない。
まずは今日をどう乗り切るか。
私たちの現場は、長い間そんな問いに追われてきました。
海外人材の受け入れも、正直に言えば、
「人手不足をどう補うか」という切実な現実から始まった選択でした。
けれど今、現場は回っているはずなのに、
どこか苦しさが残る。
「これでいいのだろうか」という違和感が、消えない。
この違和感は、失敗のサインではありません。
ただ現場を「回す」視点から、
「どんな現場で在りたいのか」を問い始めた証だと、今は感じています。
今回は、人手不足から始まった海外人材受け入れの現実と、その先で見えてきた葛藤、反省、そしてこれからの決意を、
現場に向き合う一人の経営者として、正直に書き残すものです。
人手不足から始まった、海外人材受け入れ
私たちが海外人材の受け入れを始めたきっかけは、とても正直なところ、人手不足でした。
シフトが回らない。
現場に余裕がない。
「このままでは、現場も事業も続かない」
そんな切迫感の中で、
海外人材という選択肢に向き合いました。
当時の判断を、私は間違いだったとは思っていません。
あの時点では、現実から逃げずに出した必死な答えだったからです。
ただ、今もなお現在進行形で、
私はある感情を抱え続けています。
それが、
モヤモヤとした違和感と、
自分自身への苛立ち、不甲斐なさです。
「人が足りない」という視点から、抜け出せなかった
海外人材を受け入れ、
一緒に働く仲間は確かに増えました。
それでも──
現場の苦しさは、思ったほど軽くならなかった。
「なぜだろう」
「こんなはずじゃなかった」
そう感じた瞬間は、一度や二度ではありません。
振り返ると、私たちはどこかで
海外人材を“人手不足を埋める存在”として見ていたのだと思います。
・人が足りないから来てもらう
・現場を回すために助けてもらう
・まずは今を何とかするために
その視点から、
なかなか抜け出せなかった。
それは海外人材の問題ではなく、
組織の在り方、そして私自身の視座の限界でした。
違和感は、間違いではなかった
最近になって、
この違和感そのものを、否定しなくていいと思えるようになりました。
違和感があるということは、
ただ現場を「回す」視点から、
「どんな現場で在りたいのか」
「どんな関係性で働きたいのか」
一段上の問いを持ち始めたサインなのかもしれません。
苦しさの原因は、
海外人材がいるからでも、
誰かの努力が足りないからでもありません。
仕事のやり方が曖昧だったり、
優先順位が共有されていなかったり、
「これはやらなくていい」と
誰も決めきれていなかったり。
それがあると、
日本人のスタッフでも苦しい。
言葉や文化の違う海外の仲間なら、なおさらです。
今、現場で踏ん張ってくれているのは、
海外の仲間だけではありません。
日本人スタッフも同じ環境の中で、
同じように悩み、耐えてくれています。
人を増やしても、環境が整っていなければ変わらない
ここから先は
メンバーシップ
¥ 980 /月
ぜひ応援お願いします🙏 いただいたチップは夢の実現のための活動費に使わせていただきます!
