「西方」の世界
少し前に、「東方」は優しい世界ではありませんということを書きましたが、
では「西方」はどうなのかといえば、この「西方」が優しい世界です。
自然の配置図は以下の通りですが、
北方
↑✕
西方 ← 中央 ✕← 東方
↑
南方
中央と西方は相生関係となっています。
相剋は、剋す剋される=緊張感のある関係=厳しさのある世界、
相生は、生じる生じられる=気を張ることのない関係=優しさのある世界、
…ということです。
「優しさのある世界」がどんな世界かを考えてみれば、
・懐広く受け入れてもらえる世界
・安心できる世界
・反発のない世界
・休息が取れる世界
・味方に囲まれた世界
・自分が頼りにできる世界
…であり、
東方を「仕事」の場所と見れば、西方は「家庭」の場所、
東方を「他人」の場所と見れば、西方は「身内、親しい間柄」の場所ですが、
「家庭」や「身内、親しい間柄」とは上記のような優しい世界であって自然であることを思えば、納得のところだと思います。
仕事で疲れれば家庭で癒され、再び仕事へ出かけていく、
他人との気疲れする時間を過ごした後は、身内や親しい間柄との気兼ねない話でストレスを発散する、
…みたいなことを私たちは普段からやっていますが、
このように、厳しい東方の世界と優しい西方の世界を行き来することでバランスを保ちながら生きているのが人間だということです。
これは言い換えれば、
人間がバランスを取りながら生きていくには、西方の世界は優しい世界であり続けなければならないわけで、
西方の住人は、私利私欲を満たしたい自分中心の人物ではなく、同じ住民のためを思って動く人物で満たされている必要があり、
人のために動く集団であるからこそ、その内側には優しい世界が実現する、
よって、西方には車騎星・牽牛星が配当される、ということになります。
車騎星・牽牛星は「攻撃本能」を持つとされるので、そんな攻撃的な星がなぜ西方なのか?と疑問が浮かびやすいところかと思います。
現代では、この「攻撃本能」とは「行動力」と捉える方が理解しやすく、
かつ、車騎星・牽牛星は自分が何かを得たいたがために行動するものではなく、自分以外の何かのために行動を起こす星であるという理解があれば、
なぜ車騎星・牽牛星が西方なのか?ということに腑が落ちるのではないかと思いますが、どうでしょうか😊
