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主要ボディビル・フィジーク団体をまとめて紹介【世界・日本】

世界には、多くのボディビル団体が存在し、それぞれの団体がそれぞれの「色」を出しています。

ですが、団体が多いゆえに「IFBBだのJBBFだのFWJだのベストボディだの、よく分からん」という方も多いです。

というわけで、この記事では世界の主要ボディビル団体を徹底紹介。

団体と団体の関係性(例:IFBBプロリーグとFWJの関係)などについても触れていきます。


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IFBBプロリーグ系列

まずは、IFBBプロリーグ系列の団体から解説していきます。

1:IFBBプロリーグ

IFBBプロリーグは、ミスター・オリンピアなどを主催する、世界最大かつ最強のボディビル団体です。

IFBBと名がつく団体がもう1つあるのですが(詳しくは後ほど解説)単に「IFBB」と言う場合、だいたいこちらのIFBBプロリーグを指します。

「プロカード」とか「IFBBプロ」とか、ボディビルやフィジークの文脈で「プロ」という単語が出てきた場合、基本的にこの「IFBBプロ」を指します。

最近は日本人でプロカードを獲得する選手が何人も出てきて、盛り上がっています。

主要カテゴリ

・ボディビル
・ボディビル(212ポンドクラス)
・クラシックフィジーク
・メンズフィジーク

主要な大会

世界各地でプロ戦を開催しています。

日本でもジャパンプロや東京プロなどの大会が行われています。

その頂点が、ミスター・オリンピア

プロ戦で上位に入賞すると、ポイントをもらえます。

そして、総ポイントが一定以上の人が、ミスター・オリンピアの出場資格を獲得します。

2:NPC

NPCは、IFBBプロリーグ傘下のアマチュア団体。

NPCが主催する一部の大会(NPCナショナルズなど)が、「プロクオリファイ」と呼ばれる大会になっています。

「プロクオリファイ」で勝つと、IFBBプロカードがもらえます。

NPCはアメリカの団体ですが、その日本バージョンがFWJ(旧NPCJ)という団体になります。

FWJについては、後ほど詳しく解説していきます。

IFBB

「あれ、さっきもIFBBって言ってなかった?」

上の「IFBBプロリーグ」と、ここで紹介する「IFBB」は別団体です。

IFBBプロリーグとIFBBは元々同じ団体だったのですが、2017年に分裂しました。

「IFBBプロリーグ」では、ステロイドもりもりで人間の限界に挑戦する一方で、「IFBB」では、ドーピングを禁止にしてクリーンにやっています。

で、この「IFBB」のプロが、IFBBエリートプロと呼ばれています。

IFBBエリートプロは、IFBBプロとは違いプロクオリファイのような仕組みではなく、所属する地域の団体の推薦をもらう形になります。

例えば、日本であれば、IFBBの日本支部であるJBBF(後ほど解説)の推薦をもらうと、IFBBエリートプロになれるということ。

ただし、一般的には「ボディビルのプロ」と言えば、「IFBBエリートプロ」ではなく、「IFBBプロリーグ」のビルダーのことです。

IFBBエリートプロは、盛り上がりもレベルもIFBBプロリーグとは比べ物にならないほど低いです。

主要カテゴリ

・ボディビル
・クラシックボディビル
・メンズフィジーク

Musclemania|マッスルマニア

マッスルマニアは、1991年にアメリカで設立されました。

IFBBプロリーグに次ぐ規模のメジャー団体です。

一応ドーピング禁止の団体ですが、検査がザルなので使っている人がほとんど。

IFBBプロリーグと同じく、プロクオリファイで勝った人がプロカードを獲得することで、プロ戦に出場できるようになります。

レベルはわりと高く、世界的に有名な選手も数名所属しています。

例えば、シメオンパンダやチュルスンなど。

日本人では、ケビンさんがマッスルマニアプロとして活躍中。

主要カテゴリ

・ボディビル
・フィジーク
・クラシック

NABBA

NABBAは、1948年に設立された世界で最も古いボディビル団体。

現在では、ボディビルといえばIFBBプロリーグですが、1970年代後半くらいまでは、NABBAの方が人気があったんです。

NABBAのミスター・ユニバースの方が、IFBBプロリーグのミスター・オリンピアよりも権威のあるタイトルでした。

アーノルド・シュワルツェネッガーも、最初はNABBAに所属していて、後にIFBBプロリーグに移籍しています。

今では、当時ほどの人気はありませんが、他の団体が筋肉ゴリラを追求する中で、バランスの取れた美しい筋肉が評価される異質な団体として存在感があります。

日本には、NABBA JAPANというNABBAの日本支部の団体が存在します。

カテゴリ

・ボディビル
・クラシックフィジーク
・メンズフィジーク

WBFF

WBFFは、"World Beauty Fitness & Fashion"が正式名称。

ガチガチのボディビル団体ではありません。モデルとフィットネスの融合です。

カテゴリは、

・フィットネスモデル
・マッスルモデル
・トランスフォーメーションモデル(どれだけ劇的に体を変えられたか)

フィットネスモデルがベストボディ(後ほど解説)で、マッスルモデルがフィジークのようなイメージ。

IFBBでメンズフィジーク競技が始まったのは2011年ですが、WBFFのフィットネスモデルとマッスルモデルは、2007年に始まっています。

JBBF(IFBB系列)

JBBFは、日本で最も古い歴史を持つ団体。

2015年にNPCJ(現FWJ)が設立されるまで、60年間にわたり日本のフィットネスシーンにおける唯一のメジャー団体でした。

日本ボディビル選手権や、オールジャパンフィジーク選手権などを開催しています。

JBBFの特徴

JOCにも加盟しているクリーンな団体で、ドーピング違反者には厳しい対応をします。

JBBFで優秀な成績をおさめた選手は、IFBB世界選手権などに出場ができます。

また、良くも悪くも雰囲気や制度などがカタいのも特徴。

そして、JBBF所属選手は他団体の大会(一部を除く)に出場することができません。

以前、現IFBBプロの田口純平さんがJBBFのオールジャパンで優勝しました。

その直後、アマチュアオリンピア(IFBBプロリーグ主催)に出場したことで、オールジャパンの優勝が剥奪されたことがあります。

カテゴリ

それぞれのカテゴリの中で、さらに身長別にクラス分けされています。

・ボディビル
・クラシックボディビル
・クラシックフィジーク
・メンズフィジーク

JBBFの関連団体

JBBFの傘下には、全日本学生ボディビル連盟などの団体があります。

FWJ(旧NPCJ)

※2026年1月にFWJはIFBBから除名されました。
ご冥福をお祈りします。

FWJは、2015年に設立された団体。

2020年までは、NPCJという団体名でした。

IFBBプロリーグ傘下のNPCの日本支部という位置づけで、IFBBプロカードを獲得することができる団体です。

FWJの特徴

2017年、IFBBプロリーグとの新しい契約が締結され、FWJがIFBBプロリーグのプロクオリファイを開催することが決まりました。

それまでは、プロカードを獲得するには海外に出る必要があったところを、FEJのプロクオリファイで勝利することで、国内にいながらプロへの道が開けることとなったのです。

そこから一気に成長して盛り上がっている団体です。

メンズフィジークを中心に、JBBFからFWJに移籍する有力選手も。

例えば、JBBFメンズフィジーク全日本王者の佐藤正悟さんや寺島遼さん、エドワード加藤さんや田口純平さんなど、元JBBFのトップ選手がFWJに移籍し、今はIFBBプロとして活躍しています。

薬物に関しては、表向きには禁止ということになっていますが、IFBB系列ということもあり事実上黙認されています。

FWJのレベル

FWJトップクラスの大会では、IFBBプロカードを狙い海外からも選手がやってくるほど。

ただし、FWJには「ノービスクラス」といって、大会出場経験がない方を対象にしたクラスも。

また「フィットネスモデル」や「アスリートモデル」というカテゴリもあるので、ゴリゴリのマッチョじゃなくても大会に出られる環境が整っています。

プロを目指す選手から、初めて大会に出場する選手まで受け皿が広いのが特徴。

なので、筋トレ系インフルエンサーではFWJのフィジーク大会に出る方が多いです。

カテゴリ

・ボディビル
・クラシックフィジーク
・メンズフィジーク
・メンズフィジーク(ノービス)
・メンズアスリートモデル
・メンズフィットネスモデル

その他日本の団体

日本のフィットネスが盛り上がるにつれて、その他のフィットネス団体も増えてきました。

ベストボディジャパン

最近は、様々なフィットネス団体が増えてきましたが、ベストボディジャパンはその先駆け的な存在。

2013年に設立され、ボディビルやフィジークほどゴリゴリではなく、スタイリッシュな肉体美を競う団体です。いわゆる「細マッチョ」ですね。

フィジークのトップ選手には、ベストボディで結果を残して、フィジークに転向した方も多いです。

年齢別でクラス分けされ、地区大会で優秀な成績をおさめると、日本大会に出場できるシステム。

テレビや雑誌で取り上げられる機会も多く、JBBFとFWJのライバルというより、別の領域を開拓している団体という感じがします。

個人的には「大会に出場してみたいな」という方は、男女問わずまずはベストボディに出場するのがおすすめ。

大会数も多く、気負わずに気軽に出ることができます。

マッスルゲート

2017年に設立されたゴールドジム系の団体。

JBBFとの関係が深く、審査基準も同じです。

JBBF本大会への登竜門のような団体です。

サマースタイルアワード(SAA)

サマスタは、2015年に金子賢さんが設立した団体。

ベストボディに近いですが、サマスタには「プロ」という仕組みがあるのが特徴。

サマスタ本部に認定された「プロ」は賞金が出るプロ戦に出場できます。

今後も新たな動きがあるかも

IFBBプロリーグの方も「IFBBと同じ名前を使うのはよろしくないな」とは考えているようで、今後名前が変わるかもしれません。

また、今後新たな団体が生まれて勢力図が変わる可能性もあります。


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