はじめてのBDATALABカード|種類・見方・注目ポイントがわかる完全ガイド
Bデータラボでは、チームや選手、試合に関するさまざまなデータを、一枚の画像にまとめた「カード」を制作しています。
カードを見れば、数字が示すチームや選手の特徴をひと目で確認できます。一方で、カードによって掲載している項目や数字の意味が異なるため、「どこを見ればいいのか分からない」「それぞれのカードにはどんな違いがあるのか」と感じる方もいるかもしれません。
そこで本記事では、Bデータラボが制作しているカードの種類や、それぞれの見方、注目してほしいポイントを詳しく紹介します。
現在公開しているカードは、主に次の4種類です。
チームスタッツ
選手スタッツ
ゲームレポート
ゲーム別選手スタッツ
基本的な役割は共通していますが、BリーグやNBAなど、対象となるリーグによって掲載項目やデザイン、情報の構成が異なるカードもあります。
本記事では、各カードにどのような情報が掲載されているのか、数字から何を読み取れるのか、リーグによってどのような違いがあるのかを整理していきます。
初めてカードを見る方はもちろん、これまで投稿を見てくださっていた方にも、カードをより深く楽しんでもらうための「完全ガイド」として活用してもらえたらうれしいです。
⬛︎ チームスタッツカード|TEAM STATS



まずは、「チームスタッツカード」から紹介します。
このカードは、各チームの1試合平均スタッツを一枚にまとめたものです。シーズン途中に作成したカードには、開幕からカード作成時点までの成績を反映しています。過去シーズンのカードには、そのシーズン全体の平均スタッツを掲載しています。
カードの基本的な構成はBリーグとNBAで共通していますが、一部の掲載項目が異なります。主な違いは最後の列で、NBA版にはチームの勝敗との関連性が高いとされる「Four Factors(フォー・ファクターズ)」の指標を取り入れています。
各スタッツの横にある( )内の数字は、その項目におけるリーグ内順位です。数値だけでなく順位もあわせて見ることで、そのチームがリーグ内でどの位置にいるのかを確認できます。
また、グレーのライン上に表示している数字は、各項目のリーグ平均です。チームの数値と見比べることで、その項目がリーグ平均を上回っているのか、下回っているのかをひと目で確認できます。
ただし、すべてのスタッツが「数値が高いほど良い」とは限りません。たとえば得点やシュート成功率は高いほど優秀ですが、失点やDRTG、ターンオーバーなどは低いほど良い評価になります。リーグ順位や平均値とあわせて確認すると、チームの強みや課題がより分かりやすくなります。
ここからは、カードに掲載している項目を上から順番に詳しく説明していきます。
【カード詳細】
カードに掲載している各項目の意味を、上から順番に説明します。基本的には1試合平均の数値を表示していますが、割合を表す項目については「%」で表示しています。
○ヘッダー
チーム名:カードの対象となるチーム名を表示しています。
シーズン:カード右上に、スタッツの対象シーズンを表示しています。
W:勝利数(Wins)
L:敗戦数(Losses)
順位:対象シーズンにおけるチームの順位です。NBAカードでは、Eがイースタン・カンファレンス、Wがウェスタン・カンファレンスを表します。Bリーグでは、Eが東地区、Cが中地区、Wが西地区です。
○得点・レーティング
ORTG|オフェンシブ・レーティング
<計算式>
ORTG = 得点 ÷ ポゼッション数 × 100
100ポゼッションあたりに、チームが何点取ったかを表す指標です。試合の展開速度に左右されず、チームの攻撃効率を比較できます。
基本的には、数値が高いほど効率よく得点できているチームといえます。
DRTG|ディフェンシブ・レーティング
100ポゼッションあたりに、相手チームへ何点与えたかを表す指標です。
ORTGとは反対に、数値が低いほど失点を抑えられていることを示します。
<計算式>
DRTG = 失点 ÷ 相手のポゼッション数 × 100
PTS|平均得点:1試合あたりの平均得点です。
OPP PTS|平均失点:1試合あたりに相手チームへ与えた平均得点です。
○シュートスタッツ
2FG/3FG/FT
それぞれ、2ポイントシュート、3ポイントシュート、フリースローの成績を表示しています。
円グラフを見ることで、成功率の高さを視覚的に確認できます。
円グラフ上の数字:シュート成功率
円グラフ右側の上段:成功数
円グラフ右側の下段:試投数
PTS RATIO|得点比率
チームの総得点が、2ポイントシュート、3ポイントシュート、フリースローのどこから生まれたのかを示しています。
3ポイントを得点源としているチームなのか、インサイドを中心に2ポイントで得点しているのかなど、チームの得点構成を確認できます。
ATTEMPT RATIO|シュート試投比率
フィールドゴールの全試投数のうち、2ポイントと3ポイントをそれぞれどの程度打っているかを示します。
成功率ではなく、チームがどのシュートを選択しているかを見るための項目です。
○リバウンド・アシスト・守備スタッツ
REB|平均リバウンド数:1試合あたりの平均リバウンド数です。
中央の大きな数字:平均総リバウンド数
右上:平均オフェンスリバウンド数
右下:平均ディフェンスリバウンド数
AST|平均アシスト数:味方の得点に直接つながったパスの、1試合平均回数です。
TOV|平均ターンオーバー数:パスミスやボールロスト、オフェンスファウルなどによって攻撃権を失った回数の1試合平均です。
STL|平均スティール数:相手からボールを奪い、ターンオーバーを発生させた回数の1試合平均です。
BLK|平均ブロック数:相手のシュートをブロックした回数の1試合平均です。
○得点が生まれた場面
PTS OFF TOV|ターンオーバーからの得点
相手のターンオーバーによってボールを奪ったあと、その攻撃で獲得した得点です。
数値が高いほど、相手のミスを得点へ結びつけられていることを示します。
2ND PTS|セカンドチャンスポイント
オフェンスリバウンドを獲得し、攻撃を継続したあとに生まれた得点です。数値が高いチームは、シュートを外してもリバウンドを奪い、再び得点につなげる力が高いと考えられます。
FAST BREAK PTS|ファストブレイクポイント
速攻から獲得した得点です。
相手が守備を整える前に攻め切った得点が多いチームほど、数値が高くなります。
PTS IN THE PAINT|ペイントエリア内得点
ゴール付近のペイントエリア内から獲得した得点です。
インサイドでの得点力や、ドライブからゴール付近まで侵入する力を見る目安になります。
○ファウル・貢献度
F|平均ファウル数:チームが記録したファウル数の1試合平均です。
FD|平均被ファウル数:相手からファウルを受けた回数の1試合平均です。数値が高い場合、ドライブやインサイドで積極的に攻め、相手のファウルを引き出している可能性があります。
EFF|貢献度:得点、リバウンド、アシストなどのプラス要素から、シュートミスやターンオーバーなどのマイナス要素を差し引いた総合的な指標です。数値が高いほど、得点だけでなく、リバウンドやアシスト、守備などを含めて幅広く貢献していることを示します。
B.LEAGUE公式のEFFでは、次の計算式が使用されています。
<計算式>
EFF = PTS+REB+AST+STL+BLK+FD
-TOV-被ブロック数-F
-(2FGA-2FGM)
-(3FGA-3FGM)
-(FTA-FTM)
○アドバンスドスタッツ
eFG%|実質フィールドゴール成功率
通常のフィールドゴール成功率に、3ポイントシュートが2ポイントシュートの1.5倍の得点価値を持つことを反映した指標です。
通常のFG%よりも、2ポイントと3ポイントの得点価値の違いを正確に反映できます。数値が高いほど、フィールドゴールから効率よく得点していることを示します。
<計算式>
eFG% =(FG成功数+0.5×3P成功数)÷ FGA × 100
TS%|トゥルー・シューティング
2ポイント、3ポイント、フリースローをすべて含めて、シュートによる総合的な得点効率を表す指標です。
eFG%はフィールドゴールのみを対象としますが、TS%はフリースローも含めて評価します。数値が高いほど、少ないシュート機会から効率よく得点できていることを示します。
<計算式>
TS% = PTS ÷[2×(FGA+0.44×FTA)]×100
PACE|ペース
チームが1試合でどの程度のポゼッションを行うかを表す指標です。
数値が高いほど攻守の切り替えが多く、試合展開が速いチーム、低いほど時間を使って攻撃するチームと考えられます。
NBAでは、48分あたりのポゼッション数として算出されます。B.LEAGUEでは、40分の試合時間を基準とした1試合平均のポゼッション数が使用されるため、異なるリーグを比較する際には注意が必要です。
FTA RATE|フリースロー試投率(NBAのみ)
フィールドゴールの試投数に対して、どの程度フリースローを獲得しているかを表します。
数値が高いほど、ドライブやインサイドへのアタックなどによって、相手のファウルを引き出し、フリースローを多く獲得していることを示します。
なお、フリースローの成功率ではなく、獲得頻度を見る指標です。
<計算式>
FTA RATE = FTA ÷ FGA
TOV%|ターンオーバー率
チームの攻撃機会のうち、ターンオーバーによって終了した割合を表します。
数値が低いほど、ミスを抑えながら安定して攻撃できていることを示します。反対に数値が高い場合は、シュートまで持ち込めずに攻撃権を失う割合が高いといえます。
TOV%はデータ提供元によってポゼッションの推定方法や計算式が異なる場合があるため、カードでは各リーグの公式スタッツに掲載された数値を使用しています。NBA公式では「プレーのうちターンオーバーで終わった割合」と定義されています。
OREB%|オフェンスリバウンド獲得率
獲得可能だったオフェンスリバウンドのうち、自チームが実際に獲得した割合です。
単純なオフェンスリバウンド数だけでなく、シュートが外れてリバウンドが発生した機会に対して、どの程度ボールを回収できたかを確認できます。
数値が高いほど、シュートを外したあとも攻撃を継続し、セカンドチャンスを作れていることを示します。
<計算式>
OREB% = OREB ÷(OREB+相手DREB)×100
※略称や計算方法は、B.LEAGUEおよびNBAの公式スタッツ定義をもとにしています。リーグによってポゼッションの算出方法などが一部異なるため、異なるリーグ同士の数値を比較する場合は、その点も踏まえてご覧ください。
⬛︎ 選手スタッツカード|PLAYER STATS



次に紹介するのは、「選手スタッツカード」です。
このカードは、各選手の1試合平均スタッツを一枚にまとめたものです。シーズン途中に作成したカードには、開幕からカード作成時点までの成績を反映しています。過去シーズンのカードには、そのシーズン全体の平均スタッツを掲載しています。
基本的な構成はBリーグ版とNBA版で共通していますが、掲載している項目には一部違いがあります。特にNBA版では、選手が攻撃にどれだけ関与しているかを表す「USG%」や、シュートを放った位置ごとの成績など、より細かなスタッツを確認できます。
得点、リバウンド、アシスト、シュート成功率など、多くの項目は先ほど紹介したチームスタッツカードと共通しています。ここでは、選手スタッツカードにのみ掲載している項目を中心に説明します。
【カード詳細】
G|出場試合数:そのシーズンに出場した試合数です。欠場した試合は含まれず、途中出場の場合も1試合として数えられます。ベンチ入りしたものの試合に出場しなければカウントされません。
GS|先発出場試合数:スターティングメンバーとして出場した試合数です。出場試合数に対してGSが多いほど、先発として起用されている割合が高いことが分かります。
USG%|使用率
選手がコートに立っている間に、チームの攻撃機会のうち、どれだけの割合をその選手が使用したかを表す指標です。
シュート、フリースロー、ターンオーバーなどによって攻撃を終えた回数をもとに算出されます。数値が高いほど、その選手がチームの攻撃で大きな役割を担っていることを示します。
ただし、USG%は得点効率やプレーの良し悪しを直接表すものではありません。数値が高い選手ほど優秀というわけではなく、どれだけ多くの攻撃を任されているかを見るための指標です。
<計算式>
USG% = 選手が終えた攻撃回数 ÷ 出場中のチーム全体の攻撃回数 × 100
※実際の計算では、選手とチームの出場時間、シュート試投数、フリースロー試投数、ターンオーバー数などを使用します。
○FGM SHOT AREA|シュートエリア別成績(NBAのみ)
NBA版では、選手がどのエリアからシュートを放ち、どの程度成功させているのかを確認できます。
単純なシュート成功率だけでなく、ゴール付近を中心に攻める選手なのか、ミドルレンジを得意としているのか、3ポイントを主な得点源としているのかなど、選手のプレースタイルを読み取ることができます。
Restricted Area|制限区域
リングのすぐ近くにある半円状のエリアです。
ダンクやレイアップなど、ゴール付近で放たれたシュートが中心となります。ビッグマンのインサイドでの得点力や、ガード・ウイングのドライブからのフィニッシュ力を確認できます。
In The Paint(Non-RA)|制限区域外のペイントエリア
ペイントエリア内のうち、Restricted Areaを除いた範囲です。
フローター、フックシュート、ショートレンジのジャンプシュートなどが多く含まれます。
Mid-Range|ミドルレンジ
ペイントエリアの外側から3ポイントラインの内側までのエリアです。
ミドルシュートをどの程度打っているか、また、そのシュートをどのくらいの確率で成功させているかを確認できます。
Left Corner 3|左コーナーからの3ポイント
オフェンス側から見て、コート左側のコーナー付近から放った3ポイントシュートです。
コーナーからの3ポイントは、正面や斜めの位置から放つ3ポイントよりもリングまでの距離が短いという特徴があります。
Right Corner 3|右コーナーからの3ポイント
オフェンス側から見て、コート右側のコーナー付近から放った3ポイントシュートです。
左右のコーナーを分けて表示することで、選手が得意としている位置や起用されることの多いポジションを確認できます。
Above the Break 3|コーナー以外からの3ポイント
左右のコーナーを除いた、正面や斜めの位置から放った3ポイントシュートです。
トップやウイングからのシュートが含まれ、ボールハンドラーがドリブルから放つ3ポイントや、ピック&ロールからのシュートも多く記録されます。
Backcourt|バックコートからのシュート
ハーフコートラインより後方から放ったシュートです。
クォーター終了間際などに投じる、非常に距離の長いシュートが主に含まれます。試投数が少なく、成功率も通常のシュートより大幅に低くなる傾向があります。
DD2|ダブルダブル
1試合の中で、得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックのうち、2つの項目で10以上を記録することです。
たとえば、得点が20、リバウンドが12の場合はダブルダブルとなります。
カードには、そのシーズンにダブルダブルを達成した試合数を表示しています。
TD3|トリプルダブル
1試合の中で、得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックのうち、3つの項目で10以上を記録することです。
たとえば、得点が18、リバウンドが11、アシストが10の場合はトリプルダブルとなります。
カードには、そのシーズンにトリプルダブルを達成した試合数を表示しています。
選手スタッツカードでは、平均得点のような分かりやすい数字だけでなく、シュート効率や攻撃への関与度、得意なシュートエリアまで確認できます。
複数の項目を組み合わせて見ることで、その選手がチームの中でどのような役割を担い、どのようなプレーを得意としているのかが、より分かりやすくなります。
⬛︎ ゲームレポートカード|GAME REPORT


次に紹介するのは、「ゲームレポートカード」です。
このカードは、1試合の結果やチームスタッツ、スターティング5などを一枚にまとめたものです。最終スコアだけでなく、両チームがどのような内容で得点し、試合を進めたのかを振り返ることができます。
Bリーグ版とNBA版では、ホームチームとアウェーチームの配置が異なりますが、フォーマットやスタッツは全て共通です。
Bリーグ版:左側がHOMEチーム、右側がAWAYチーム
NBA版:左側がAWAYチーム、右側がHOMEチーム
カード上部には、対戦した2チームのチーム名と最終スコアを大きく配置しています。背景や各スタッツにもチームカラーを使用しているため、どちらのチームの数字なのかをひと目で確認できます。
【カード詳細】
○GAME INFO|試合情報
最終スコアの下には、その試合の基本情報を掲載しています。
DATE:試合が行われた日
ATTENDANCE:来場者数
LOCATION:試合会場となったアリーナや体育館
スコアやスタッツとあわせて、その試合がいつ、どこで行われたのかを確認できます。
○TEAM STATS|チームスタッツ
カード中央には、両チームの基本的な試合スタッツを掲載しています。
各項目の上段がカード左側のチーム、下段がカード右側のチームの数字です。チームカラーも使用しているため、どちらのスタッツなのか判別しやすくしています。
得点、リバウンド、アシスト、ターンオーバーなど、項目の意味はチームスタッツカードで説明したものと基本的に共通しています。シーズン平均ではなく、その1試合だけで記録された数字を表示している点が大きな違いです。
両チームの数字を上下に並べているため、どの項目で差がついたのかを比較できます。
○得点構成とシュート傾向
試合内容をより直感的に確認できるように、得点に関わる一部の項目をグラフで表現しています。
PTS RATIO|得点比率
その試合の総得点が、2ポイントシュート、3ポイントシュート、フリースローのどこから生まれたのかを示しています。
得点の構成を見ることで、インサイドを中心に得点したのか、3ポイントを多く決めたのか、フリースローを多く獲得したのかを確認できます。
3P%|3ポイントシュート成功率
その試合における3ポイントシュートの成功率です。
3ポイントの成功率や成功数は試合結果に大きく影響することがあるため、両チームの差を視覚的に比較できるようにしています。
FG ATTEMPT RATIO|シュート試投比率
フィールドゴールの全試投数のうち、2ポイントシュートと3ポイントシュートをそれぞれどの程度選択したのかを、横棒グラフで表しています。
成功率ではなく、どの種類のシュートを多く打ったのかを見るための項目です。2ポイントを中心に攻めたのか、3ポイントを積極的に狙ったのかなど、両チームのシュート選択の違いを確認できます。
○STARTING 5|スターティング5
カードの最後には、その試合に先発出場した両チームのスターティング5を掲載しています。
各選手について、次の4項目を確認できます。
MIN:出場時間
PTS:得点
REB:リバウンド
AST:アシスト
掲載項目は基本的なスタッツに絞り、誰が先発出場し、それぞれがどの程度の数字を残したのかを簡単に振り返れる構成にしています。
ゲームレポートカードでは、最終スコアを見るだけでなく、両チームのスタッツ、得点の構成、シュート選択、スターティング5の活躍までを一枚で確認できます。
試合を見た方の振り返りとしてはもちろん、試合を見られなかった方にも、その試合がどのような内容だったのかを知るために活用してもらえたらと思います。
⬛︎ ゲーム別選手スタッツカード|GAME PLAYER



最後に紹介するのが、「ゲーム別選手スタッツカード」です。
このカードは、1人の選手が該当の試合でどのような活躍をし、どのようなスタッツを記録したのかを一枚にまとめたものです。
シーズンを通した平均値ではなく、その1試合だけの成績を掲載しているため、選手の活躍を試合ごとに振り返ることができます。
カード上部にある対戦チーム名や最終スコア、その下の「GAME INFO」は、先ほど紹介したゲームレポートカードと共通です。試合日や会場、来場者数などの基本情報とあわせて、その選手がどのような数字を残したのかを確認できます。
【カード詳細】
○PLAYER INFO|選手情報
カード中央には選手名を大きく配置し、選手名の後ろに背番号、右側に所属チーム名を表示しています。
また、チーム名の下に「S」と表示されている選手は、その試合にスターティング5として先発出場したことを表しています。「S」の表示がない場合は、ベンチから途中出場した選手です。
○PLAYER STATS|選手スタッツ
カードには、出場時間、得点、リバウンド、アシスト、シュート成績など、その試合で記録した基本的なスタッツを掲載しています。各項目の意味は、これまで紹介したチームスタッツカードや選手スタッツカードと共通です。
なかでも、トリプルダブルの対象となることが多い次の3項目は、特に大きく表示しています。
PTS:得点
REB:リバウンド
AST:アシスト
3つの数字を並べて大きく表示することで、その選手がトリプルダブルやダブルダブルを達成したのか、または達成にどれだけ近かったのかを、ひと目で確認できるようにしています。
○+/-|プラスマイナス
これまでのカードに登場していない項目として、「+/-(プラスマイナス)」があります。
+/-は、その選手がコートに出場していた時間帯における、両チームの得点差を表す指標です。
たとえば、その選手が出場している間に自チームが30点、相手チームが24点を記録した場合、その選手の+/-は「+6」となります。
<計算式>
+/- = 選手の出場中に自チームが記録した得点 − 相手チームが記録した得点
数値がプラスの場合は、その選手が出場していた時間帯に自チームが相手を上回っていたことを示します。反対にマイナスの場合は、その時間帯に相手チームの得点が自チームを上回っていたことを表します。
チームが試合に敗れた場合でも、選手によっては+/-がプラスになることがあります。その場合、その選手が出場していた時間帯に限れば、自チームが相手を上回っていたことが分かります。
ただし、+/-は一緒に出場していた選手や対戦相手、試合展開などの影響も受けるため、この数字だけで選手個人の活躍を判断するものではありません。得点やリバウンド、アシスト、出場時間などとあわせて見ることで、その試合での貢献をより多角的に確認できます。
ゲーム別選手スタッツカードでは、試合結果と選手個人のスタッツを一枚で振り返ることができます。どの選手が活躍したのか、どのような形でチームに貢献したのかを確認するために活用してもらえたらと思います。
