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かつてLegendarioというラム酒を造っていた工場跡

ハバナ中心部から少し離れたところに、エル・セロ(El Cerro)という地区があります。

目的はラムの樽造りを見ることでしたが、その工房は旧蒸留所のあった場所の隣にあるということでした。

近くに車を止めて、草むらを少し歩くと「Legendario(レジェンダリオ)」というラム酒が生産されていた蒸留所跡が。

ここでレジェンダリオを生産していたことは知らなかった。

Legendarioというブランド自体は1946年に誕生。1976年以降の生産がこの工場に集約され、長年にわたってLegendarioを造ってきた重要な場所でしたが、のちに操業が停止されました。

その後、Legendarioの生産は別の場所へ移されました。

工場跡地の目の前まで行くと、錆びた外観が見え、現地の人からも「中は危ないから気をつけて」と言われるほどで、荒れ方はかなりのもの。

工場内

このように、屋根は落ち、崩れた壁とレンガ、鉄骨は錆びています。

工場奥の様子

奥に進むと、植物が建物の中まで入り込んでいて、ジブリの世界を見ているかのよう。時間が止まったような光景が広がっていました。

工場外に残る貯蔵タンクにて。

レジェンダリオは好きなラム。
蒸留所跡をゆっくりと歩き、レジェンダリオの歴史を、少しだけ垣間見られた時間でした。

隣の樽工房での様子は、また次回。


Hironori Sato
Rum & Cachaça, Culture & Journey
ラムとカシャッサ、その土地と文化をめぐる活動をまとめています。
https://www.hironorisato.net

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