詩⌇ライナス


煙草を吸う手が
やけにうつくしかったから
なぜか特別な日にみえた
へたくそなギターに
未だこころが震えてる
あなたの音が
あまりにも素直だったから

はじまりが
きょうに首を傾けて

煙草を吸う背中が
やけに光っていたから
なぜか特別な日にみえた
痩けた砂の香
すべての布を捨てた日
今朝のあなたを
まだ手放せずにいる

いや、
出会った時から
そうなのかもしれないね
ライナス

シャッターを切ったのは
わたしではない気がした


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