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ユニゾンの活動休止に寄せて

2026年7月15日、幕張メッセでの現体制ラストライブをもってUNISON SQUARE GARDENは活動を休止した。

同時に結成時からのドラムス、鈴木貴雄が脱退。

現体制のラストライブは現地と見逃し配信で合わせて3回観た。現状は何とも言えない充実感と喪失感。

開幕は「フレーズボトル・バイバイ」。
「忘れられない今日になった!」から始まったライブはほぼ休み無しのノンストップ。全22曲(+ドラムソロ)で駆け抜けた。

自分がユニゾンと出会うきっかけとなった「オリオンをなぞる」や
自分が初めて買ったユニゾンのシングル曲、「harmonized finale」
ライブタイトルの「センチメンタルピリオド」で実質本編が〆。
その後は斎藤宏介から「あと3曲!」と発され擬似アンコールスタート。
「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」
「シュガーソングとビターステップ」
そしてラストは「Catch up, latency」。

それぞれの曲の歌詞が勝手に現体制ラストという事実とリンクされていく。図らずとも自分の頭の中でそうなってしまう。

鈴木貴雄のドラムソロとファンに向けての言葉でこの日は終演。これを以て鈴木貴雄は脱退。
UNISON SQUARE GARDENは活動休止となった。

ユニゾンに関しては10年以上前からライブに通っており、数年前にはファンクラブにも入会し、今もなお聴き続けている。
ここへきての活動休止。
最高潮の熱で応援しているアーティストが活動休止する場面に立ち会うのが初めての経験で、味わったことの無い感情にしばらくは気持ちの整理もつかなかった。

なんばHatchでの初ライブ


でもこの気持ちを書き留めないのは勿体ないような気がして、いつかまた彼等が動き出した時にこれを読み返せるように、そして笑って「こんな事もあったな」と言えるように、そんな次第。


ユニゾンのライブはセットリストの予想ができない。
だからこそ面白い。
今回に限らず、毎回こちらが驚かされるくらいにバラエティ豊かで、何が飛んでくるか分からない楽しさがあった。

加えてMCも最小限。

「ようこそ!」
「UNISON SQUARE GARDENです!」
「ラスト!」
「バイバイ!」

のみで構成されるライブも珍しくない。

「長々とMCで喋るくらいならその時間で1曲増やせたよね」が口癖の自分にとってこの構成はドンピシャ。いつも100%満足して帰路に着く。

曲間の繋ぎであったり、セッションからの入りであったりも秀逸。
ライブならではの楽しみを提供してくれる。

そんな彼らがもう活動をしていない。

今年の夏フェスのラインナップでユニゾンの名前を探してしまうくらいにはまだ実感がない。

今までは追いかけるファンの方が心配になるくらいのスケジュールで当然のようにライブ活動をしていた3人だった。気付いたらツアーをやっていた。


おそらく今後は、長らくライブを観てないなと思った時に活動休止の重みを改めて実感するのであろう。こんな悲しい想像があるか。まぁ仕方ないが。

それぞれの道を応援しながら、見守りながら、またその道が交差して同じ進路になってくれる事を願いながら。


「敬具、結んでくれ 僕たちが正しくなくても」

「かくして またストーリーは始まる」

いつかここに追記できる日が来ることを願う。

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