春の散歩は袋を持って
家からすぐのところに、クダコ島を一望できるクダコロードという散歩道がある。
普段は釣りをする人しか通らないような道が、春になると石蕗を両手に抱えたおばあちゃんたちとよくすれ違うようになる。
野草の季節。
「クダコの方に散歩行こうか?」とどちらかが言うと、「袋持った?」と確認しなければならない、春。
石蕗、イタドリ、野蒜、根ミツバ、オカヒジキ、そして今年ハマりにハマっているのがキクラゲ。

にんにくとオイルでよく焼いて、ぷく〜っと膨れてパチパチ弾けるような音がしてきたら醤油とジュっとまわしかけ、仕上げにごま油少し。
世の中にはまだまだ知らない絶品食材があるものなんだな。

先日の、雨上がりの散歩。
三輪車のタイヤが桜まみれで、かわいいね、かわいいねと写真を撮る。
子はかわいくなったタイヤには興味がなさそうだったけど、今日歩いて散歩に行ったら「まま!てくてくてく!」と私の靴底を指さして靴底が花びらだらけだよと教えてくれた。
そしてそのまま座り込んで、自分の靴底も花びらだらけだと気がついた。
私が桜まみれのタイヤを喜んでいたのを覚えていたようだ。
