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自己紹介/中村綾花



帽子


高校大学と農学を専攻し新規就農。農業を暮らしの中心に据えた生活を13年程営むなかで、農作業に長い髪をおだんご頭に結ったままかぶれる帽子が欲しくて、2014年から独学でオリジナルの帽子づくりをはじめる。

2017年から帽子と美術をなりわいとして、各地を転々と移動しながら滞在制作を行い、1年のうちの多くを旅のなかに暮らしている。


農家時代、田んぼのあぜ道で出逢った見知らぬおじいさんに『 なんだか ありがたい形をしている。 拝んでも良いか 』と唐突に、田んぼの真ん中でかぶっている帽子を拝まれるという不思議な体験をしたことから、モノのかたちに宿る なにか におもいを馳せるようになる。

長野県大町市の木崎湖畔にたつ 西丸震哉記念館 にて帽子の展示販売 (毎年8月に開催)

その他の常設取扱店
・台南国家美術館 併設ギャラリー Be Art Store
・津南町埋蔵文化財センター うもれあ
・長野県大町市 麻倉Arts&Crafts




土器


わたしの育った信州は縄文土器の宝庫。小学校で最も記憶に残る授業は、図書館に通い失敗を繰り返しながら生徒主体で原始的な火起こしの術を学び、校庭にどでかい穴を掘り、つくった土器を野焼きしたこと。

時は流れ、大人になって改めて縄文土器をみた時、とてつもなくエロスをかんじ、こんなにも気持ちよさそうなこと、わたしもしたいとおもい土器づくりをはじめる。

中村綾花公式HP 土器ギャラリー


毎年8月末には拠点の木崎湖畔にて、土器を野焼きして作品制作。信濃の国 原始感覚美術祭  にて土器の展示をおこなう。


2028年、農と縄文の体験実習館 なじょもん にて「縄文」、「自然との共生」などをテーマに展示を開催予定





面と獅子舞


日本各地の伝統的な民俗芸能や、台湾、インドネシア、マレーシア、カナダの先住民族の文化を見て歩くうちに、貝殻、植物、毛髪等を材料に面の制作をはじめる



近年は制作したものをただ展示するだけではなく、身に纏い歌や身体表現もおこなうように変化してきた。

シンガポールにて廃棄衣類問題に取り組むアートプロジェクトに参加し、訪れた人々と共に刺し子で廃棄衣類を縫い繋ぎ、物にも魂の宿る日本古来のアニミズム精神を伝えるべく「付喪獅子」を制作。パフォーマンスを行った





生活のこと


母方の家系が農民美術を色濃く残す、暮らしのなかに刺し子や木彫といった手仕事のある生活を送る人たちであったことが影響し、とりあえず自分でつくってみようという精神が強い。四季折々の恵みをよろこび、自分の身に纏う衣類を縫ったり繕ったり。



保存食のガラス瓶を並べて眺めるのがしあわせ。秋には暇さえあれば連日山へ繰り出し、きのこ狩りに向かう。




美術制作


杉原信幸とのユニット活動で、アーティストインレジデンスを開催する土地での滞在制作を年間通して行う。また、毎年8月には木崎湖畔で美術祭を催し、国内外のアーティストの滞在制作の受け入れを行っている。


杉原信幸 × 中村綾花
ホームページ


信濃の国 原始感覚美術祭




中村綾花
 
帽子作家/美術家 
原始感覚美術祭コーディネーター
1982年生 沖縄出身長野在住。元農家。

生活と手仕事の結びあう農民美術の息づく家に育ち制作をはじめる。木崎湖のほとりに拠点をおき、旅をして出逢う土地の文化から学び、帽子、面、土器、テキスタイル、獅子舞など、自然と共にある生活と結びあう表現をおこなう。

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