イギリスの医療、50歳からが本番らしい。
イギリスの医療には、色々と思うところがある。日本の素晴らしい医療(歯科も含む)は、やっぱり最高だなと思う。イギリスの医療システムの「変でしょ!おかしいでしょ!(怒)」を言い出すとキリがない。
それでも50歳を過ぎると、さすがのイギリスも多少面倒を見てくれる。ランダムなので50歳になったらすぐに招待状が届くわけではないけれど、ぼちぼちと案内が来るようになる。
招待状は、乳がん検診(マンモのみ)これは去年来たのでやってみた。問題なくて良かった。大腸がん検査(検便)これはまだ招待状が届いていない。そして健康診断という名の身長・体重・コレステロール値の計測。子宮頸がん検診だけは年齢に関係なく、3年に1回招待状が届く。そしてすべて、NHSというイギリスの税金を財源とする公的医療制度で無料。
先週、健康診断の招待状が届いていたので予約して行ってみた。看護師さんが身長・体重を計ってくれて、コレステロール値を測ろうとしたところ、機械がうまく作動しなかったため「採血してラボに出すわね」という流れに。その場で採血してもらった。(私の住む地域では普段、血液検査は別途予約して専用センターへ行くのだけれど。だからその場でやってもらえてラッキー!!)
この健康診断の目的は、心臓発作のリスクを調べることにあるようだ。それだけ肥満が原因で病気になる人が多いのだろう。(確かイギリスは世界2位、アメリカに次ぐ肥満大国だったはず……汗)身長・体重からBMIを算出し、コレステロール値を測り、看護師さんの問診では食事内容・運動頻度・アルコール摂取量を聞かれる。私の心臓発作リスクは2%だった。
採血の際、念のため「この検査はコレステロール値だけ出るの?」と聞いてみると、健康診断目的の採血では、コレステロール値・ビタミンDとB12の数値・腎機能の数値が出るとのこと。どれも測ったことがなかったので、コレステロール計測器が壊れててラッキーだった。
数日後、各数値が届いた。問題はなかったのだけれど、ふとその数値をAIに入力して聞いてみた。「この数値からわかる健康状態と改善方法を教えて」とお願いしてみたのだ。AIはなるべく使わずにいようと思っているけれど、こういう使い方は活用してみてよかったと感じた。
検査結果は正常範囲であれば「正常」とだけ表示されるけれど、AIに聞いてみると「正常範囲ではあるが、53歳の女性としては最低値に近い」といった具合に、各項目へのアドバイスをもらえた。
偏った使い方や盲信はいけないけれど、医療にAIを活用することは悪くないなと思った。ドクターにアポを取って、検査結果の意味を事細かに聞き、日常生活での注意点まで教えてもらうのはなかなか難しい。でもAIは「もう少し数値が中間あたりになるとなお良し」と言いながら、食事や運動の改善点まで教えてくれる。これはありがたいなぁと思った出来事でありました。
