猫の日エッセイ「猫さんと静かに暮らす」
猫さんと静かに暮らしています。わたしの気持ちも、猫さんの気持ちも、その日その時々に揺れているので、静かな気持ちになるように、一緒に暮らしています。
わたしと猫さんとの生活。猫は言葉を喋ることができないけれど、深い気持ちと独特な意思で生きていて、言葉以外の方法で、いろいろな想いを伝えようとします。
擦り寄って、ボスンと頭突きをしたり。尻尾をフルンフルンと回したり。ゴロンゴロンと寝転がったり。両前足でパシッと挟んで、後ろ足でポフポフと蹴ったり。鼻をスンスンと震わせたり。木造品を爪でポリポリと引っ掻いたり。「にゃ」や「む」や「うなーん」と言ったり。
わたしにとって、その様子は、言葉を上手く扱えない頃の、小さな子供のように感じられて。猫。愛おしくて、かけがえのない、不思議な家族。
猫さんに振り回される日々だけれど、あれこれと世話が焼けることに、わたしの気持ちは支えられているのだと、猫ごはんをお皿に盛りつけながら、ふっと、気づかされます。本当に振り回されっ放しだけれども。
猫さんが穏やかでいてくれたら、わたしも穏やかに過ごせる。猫がいて、わたしがいる。
動物は人に似る、という言葉を思い浮かべます。その言葉の本当のところは、動物が似るというよりも、人の方が無意識に、自分と似ている動物に愛おしさを抱くのだそうです。
一緒に暮らす動物を、自分のことのように大切にしたいという気持ちは、人の胸の中にある本能なのだと思います。わたしは、猫さんを想うことで、自分自身を大切にしているのかもしれません。
今年も迎えた猫の日。振り返ると、静かな出来事がありました。猫さんは、思い出を言葉で語ることができないけれど、その記憶と光景は、今も猫さんの胸の中にあって、思い返すこともあるのだろう、と寝顔を見ながら思っています。
そして、この子がどんなことを覚えているのか、ふっと、気になったりもします。
猫さんが眠る傍で、猫にまつわる本を読む。静かな時間が過ぎていきます。手持ちのものから、いくつか。

猫と人と暮らしのエッセイ集です。

ホラーな画調の優しい連作短編漫画です。

猫の爪と秘密の夜の絵本です。

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こんにちわ。こんばんは。木乃と申します。
お忙しいところを読んでいただいて、ありがとうございます。
忙しさに疲れも重なって、思うとおりにはいかない日々ですけれど、できるだけ自分らしく、今日を過ごしたいですね。
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