音楽が運んでくれた、大きな海
大きな水との出会いは、音楽とともに私の人生にやってきました。ヴァイオリンは、私に世界のほとんどを見せてくれました。
私が初めて海を見たのは20歳のとき。イタリア公演の最中、Fregeneで目にしたティレニア海でした。
その後、地中海、大西洋のブラジル沿岸、ムンバイのアラビア海、オマーン湾、ペルシャ湾、マルマラ海とボスポラス海峡、エディンバラの北海、ドーバー海峡、そして最後には東シナ海へ。さらにその先には太平洋が広がり、今ではその大きな海のすぐそばで私の日常が流れています。
今日は日本の「海の日」。しかも祝日です。
これまでの人生で出会ったすべての海辺に、あらためて感謝したくなりました。
広い海を眺める時間には、不思議な癒やしがあります。果てしない水面を前にすると、自分という存在が海の一滴のように感じられる。その感覚は、きっと悪いものではありません。
そして、波の音に耳を澄ませていると、自分の心の中にも静かな波音があることに気づきます。
今日は、本物の海が遠くにあったとしても、それぞれの心の中の波の音に耳を傾ける時間が、ほんの少しでもありますように。
海の日、おめでとうございます。
@アシェル 🌊
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