資産の伸びに負けた日の備忘録。70歳の父からの仕送りと、私が働く理由を探すまで
こんにちはASDだけど億り人になりたいです🍀
最近、自分の中でずっとぐるぐると巡っている思考があります。忘れてしまわないうちに、今の素直な気持ちを結晶のようにここに残しておこうと思います。
以前の記事でも少し触れましたが、私は現在、ありがたいことに家族からの仕送りを受けて生活を助けてもらっています。
ただ、ここで一つ打ち明けると、その仕送りを送ってくれているのは、70歳を超えた私の父です。
無職になった当初、私は精神的にかなり不安定な状態にありました。
生まれて初めて「自分の資産を取り崩して生きていく」という恐怖を味わい、日々すり減っていた私にとって、父からの仕送りはまさに救いの手でした。
その節は心から「ありがたい」と思い、感謝して受け取っていました。
ですが、無職生活も一定の期間が過ぎ、体調や心が少し落ち着いてきた最近、心境に変化が出てきたのです。
「ありがたい」という感謝の気持ち以上に、「申し訳ない」という罪悪感が勝つようになってきました。
平日の昼間に街を歩くと、至るところに働いている人たちの姿があります。
営業車を走らせる人、工事現場で汗を流す人、カフェや店舗でテキパキと動くスタッフの方々。そんな光景を目にするたび、胸の奥がチクリと痛みます。
「みんながこうやって社会を回すために働いている時間に、自分は働きもせずブラブラしていていいのだろうか……?」
一瞬、そんな思いが頭をよぎるのです。そして、70歳を過ぎてもなおパートで元気に働いている父から仕送りの手当てを受け取る時、その申し訳なさはピークに達しました。
けれど、ここで私の心をさらにややこしくさせる「もう一つの現実」があります。
それは、近年の資産運用の成績です。
相場の波が良いこともあり、私の手元にある資産の伸び率は、今の自分が普通に働いて稼げるであろう年収を、はるかに上回ってしまっています。
数字として突きつけられるその現実に、私はなんだか「資産に負けた……」という、妙な敗北感を覚えてしまうのです。
「どうせ今から必死に働いたところで、自分の労働収入なんて資産の伸び率には絶対に勝てないんだな」
そう悟った瞬間、なんだか働くこと自体が悲しく、虚しくなってしまうことがあります。
自分の1日の労働価値が、画面上の数字の変動に軽く追い抜かれていく虚無感。
フルタイムで頑張って働いたとしても追いつかない現実は、私から「稼ぐために働く」という情熱を奪うには十分でした。
でも、だからといって「お金はあるから一生働かなくていいや」と割り切れるほど、私の心は割り切れていません。
昼間の街で生き生きと(あるいは必死に)働く人たちを見た時の罪悪感。
そして70歳の父から仕送りを受け取る時に感じる胸の痛むような申し訳なさ。
これらは、いくら資産の数字が増えたところで、綺麗さっぱり消えてはくれないのです。
では、私はこれからどうやって社会と関わり、どういう気持ちでバイトや仕事を始めればいいのでしょうか?
最近、ようやくその答えらしきものが見えてきました。
これから私が働く時に持たなければいけないのは、きっと「半分ボランティア精神」なのだと思います。
たとえ正社員になったとしても、私の労働収入で今の資産の伸び率に勝つことは不可能です。そこはもう諦めるしかありませんし、割り切るべき事実です。
だからこそ、労働において「お金を稼ぐこと(儲けること)」を一番の目的にしてはいけないのだと気づきました。
私が労働に求めているもの。
それは、お金ではなく「社会の役に立っているという実感」なのだと思います。
社会の循環の中に混ざり、誰かの役に立ち、自分の時間とエネルギーを使って小さな貢献をする。
その「生きている実感」や「社会との接点」は、投資の口座画面を眺めているだけでは絶対に手に入りません。労働という行為を通してのみ、勝ち取ることができるものなのです。
「儲けるため」ではなく、「社会とつながり、誰かの役に立つため」に働く。
そう考えをシフトできたら、父からの仕送りに感じる申し訳なさも、昼間の街で感じる引け目も、少しずつ昇華していけるような気がしています。
資格の試験や今の生活の区切りがつく11月になったら、またこの問題についてじっくり考えたいと思います。
まずはこの備忘録を胸に留めつつ、自分のペースで「自分なりの働く意味」を探していこうと思います。
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