2Eギフテッド 考える力プラスで見えた娘の凸凹は、面白いほどWISC通りだった
夏休み、娘のワークを見て気がついた。
学校のワークと、Benesseのチャレンジタッチは、スラスラとできる。
チャレンジの追加講座、考える力プラス講座には、できる問題とできない問題、それから、そもそも取り組もうとすらしない問題があった。
この考える力プラスでの凸凹は、面白いほど、娘のWISC-Ⅴの数字とリンクしていた。
考える力プラスを始めたのは、去年までしていた追加講座、サイエンスプラスが、一年生にはなかったからだ。
娘は実験が好きで、サイエンスプラスを毎回楽しみにしていた。
なので、理科の実験キットが毎月来ることから、考える力プラス講座を申し込んだ。
考える力プラスは、五教科ある。
国語、算数、理科、社会、自分作り
始めるまでは、国語の文章問題は苦手だろうな。算数は得意だろうなと思っていたのに、実際の凸凹は、そんなにはっきりと教科ごとに現れるものではなかった。
予想通りだったのは、理科と、じぶんづくりという項目。
理科。
毎月届く体験キットを楽しみにしていて、届いたその日に「早くやりたい!」と、我慢できずにやってしまう。
自分作り。
これは毎月、最後まで残る。
手つかずのまま次の号が来て、慌てて適当にやることになる。
娘は、抽象的で答えが決まっていない、多くの人にとってのサービス問題に、取り組めない。
なので、この項目が一番苦手だ。
社会。
これは、得意だった。決まっている社会のルールを答えること、正しいとされることを答えることはできる。
自分でルールを考えましょうなどの問題でも、具体的な例がそれまでのページなどに出ているのからなのか、困らずに書ける。
国語。
視覚情報の処理が苦手で、娘には白黒で書かれた長文を読むことは難しいと思っていた。
けれど、娘はしずくちゃんの絵本を気に入って、ひたすら読んだ。
夏休み中に、シリーズを40冊近く読んだと思う。
そのうち、しずくちゃん以外の本も、自分で読めるようになった。
まだ、正答数は少ないけれど、自分で問題文を読んで答えを書くことができている。
これは、1年生でできるようになると思っていなかったので、うれしい誤算だった。
そして、算数。
最初の図形問題を、娘はとんでもない速さで終わらせた。
ところが、問題の種類が変わると、だんだんペースが遅くなった。
娘は処理速度が高い。見た瞬間にわかる図形問題などは、一瞬でできる。
ワーキングメモリは平均域で低くはない。なのに、記憶を保持しながら、見えない数字を導き出すような問題になると苦戦する。
前の答えを覚えて、さらに計算を続けるなど、いくつもの処理が同時に必要になる問題も難しい。

「算数が得意だと思ったのに、わかんない。(苦手なはずの)国語のほうができる」
私も、娘は算数が得意なのだと思っていた。
けれど算数の中にも、できる問題とできない問題がある。
それは、まだ苦手と呼ぶには早い。
これまで経験してこなかった思考の使い方に出会っただけなのかもしれない。
学校の宿題だけを見ていたら、それに気づけなかった。
算数がわからないと言われたとき、私は考える力プラスをやめようかと迷った。
せっかく得意だと思っているのに、自己肯定感が下がってしまったらどうしよう、と思った。
けれど、学年が上がれば、いつかやることになる。
今のうちに少しずつ経験しておくことが、リハーサルになるのではないだろうか。
得意な問題を、「かんたん!かんたん!」と、どんどん進めると同時に、見えない数字を記憶しながら、複数の処理を同時に行う苦手な問題も、たまにやる。
そのために、考える力プラスはこれからも必要だと思い直した。
先日、お店でそろばんを見つけた娘は、これだ!と感じたのだろう。
「絶対に欲しい。私、引き算が苦手だったの」
と、夫を説得して、そろばんを買ってもらった。
娘は、自分が思っていたよりも算数が得意ではないことがショックだったのだと思う。
これまでも、娘は、いろいろな場面で、「どうしたらできるようになるか」を、自分で考えてきた。
勉強ができるとか、IQが高いとか、そんなことよりも、もっと大切なことを娘はすでにしている。
もしかしたら、これはチャレンジを0歳から続けているおかげかもしれない。
考える力プラスは、娘の思考力を伸ばすためでも、凸凹を見つけるためでもなく、ただ「実験がしたい」から始めたものだ。
それが、思いがけず娘の得意と苦手を明らかにしてくれた。
そして、娘の得意も苦手も、面白いほどWISC通りだった。
※娘の場合であり、考える力プラスをすればWISCの数字通りになるというわけではありません。
