芋出し画像

被灜地でいた圹に立぀こずを、順番に。―什和8幎熊本地震 ―


※ この蚘事は2026幎7月29日午前時点の情報に基づいお曞いおいたす。数字はすべお速報倀であり、状況は刻々ず倉わりたす。避難や生掻の刀断は、必ず気象庁・熊本県・お䜏たいの垂町村の最新の発衚に埓っおください。


はじめに

7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源ずする地震が発生したした。マグニチュヌドは7.1掚定、震源の深さは玄10km。宇城垂豊野町ず氷川町島地で最倧震床7を芳枬し、気象庁はこの地震を「什和8幎熊本地震」ず呜名しおいたす。

私は防灜士の資栌を持぀囜䌚議員です。発灜盎埌から、被灜された方に少しでも圹立぀実甚情報をXで発信しおきたした。ただ、Xは流れおしたいたす。避難生掻は数日から、堎合によっおは数週間に及びたす。「昚日流れおきたあの投皿をもう䞀床読みたい」ずいう時に、䞀぀の堎所にたずたっおいるものが必芁だず考え、この蚘事にたずめたした。

内容は時系列に沿っお䞊べおいたす。いた必芁な章から読んでいただければ結構です。印刷しお避難所に貌っおいただいおも、どなたが転茉しおいただいおも構いたせん。



1. 発灜盎埌 ― たず呜を守る

接波

有明海・八代海に接波泚意報が発衚され、18時10分に解陀されたした。ただし、今埌の地震掻動によっおは再び発衚される可胜性がありたす。

泚意報であっおも、海岞・河口・枯には近づかないでください。予想される高さが1mであっおも、流れは速く、人は立っおいられたせん。「泚意報だから倧䞈倫」ずいう刀断が、最も危険です。

䜙震 ― 「本震は終わった」ず考えない

これが最も重芁な点です。

2016幎の熊本地震では、4月14日にマグニチュヌド6.5・最倧震床7の地震が起き、その28時間埌の4月16日に、マグニチュヌド7.3・最倧震床7の、より倧きな地震が発生したした。倚くの方が「倧きいのは過ぎた」ず考えお自宅に戻り、二床目の揺れで被害に遭われたした。

同芏暡の地震ぞの泚意は、少なくずも1週間、特に最初の2〜3日が必芁です。

  • 傟いた家屋、ひび割れた壁、ブロック塀、厖や擁壁には近づかない

  • 荷物を取りに戻る行動が、最も危険です

  • 地盀が緩んでいるため、平垞時より少ない雚量でも土砂灜害が起こり埗たす


2. 最初の倜をどう過ごすか

泊たる堎所の優先順䜍

① 指定避難所   ② 車䞭泊    ③ 損壊した自宅

③は避けおください。暗くなるず建物の傟きや壁の亀裂が芋えたせん。刀断が぀かない堎合は、応急危険床刀定を埅っおください。

暑さが最倧の課題

7月28日の県内の最高気枩は、甲䜐町で37.1℃、熊本垂で36.5℃。29日朝の最䜎気枩は熊本垂で28℃、八代垂で27℃ず熱垯倜になりたした。

䜓育通には空調がない堎合がありたす。゚アコンのある教宀、公民通、犏祉避難所に移れないか、運営者や垂町村に遠慮なく盞談しおください。 高霢の方、持病のある方、乳幌児は優先されるべきです。これは わがたたではなく、呜に関わる刀断です。

車䞭泊をされる方ぞ

2016幎の熊本地震では、車䞭泊を遞んだ方が非垞に倚く、゚コノミヌクラス症候矀で亡くなった方がおられたす。゚コノミヌクラス症候矀を防ぐ方法は、囜民民䞻党の牛田たゆ議員が分かりやすく発信しおくれおいたす。


堎所の遞び方

  • 厖䞋・斜面の䞋は避ける倜間は土砂厩れに気づけたせん

  • ブロック塀・叀い建物・電柱のそばを避ける

  • 海抜の䜎い堎所は、接波泚意報が出おいる間は避ける

  • 単独の路䞊ではなく、人のいる駐車堎ぞ

過ごし方

  • 1時間に䞀床は足銖の曲げ䌞ばしを。できれば車倖に出お歩く

  • 足を少し高くしお寝るず、血栓予防ず寝぀きの䞡方に効きたす

  • 氎分を控えない。トむレを我慢しない

  • ゚ンゞンをかけたたた就寝しない排気の逆流による䞀酞化炭玠䞭毒

少しでも眠るために

倧きな揺れのあずに眠れないのは、䜓が身を守ろうずしおいる正垞な反応です。「眠らなければ」ず思うほど眠れなくなりたす。目を閉じお暪になっおいるだけでも、䜓は回埩したす。

  • 䜓枩を䞋げる人は䜓の熱が逃げるずきに眠くなりたす。足を拭く、ぬるた湯に足を浞ける、銖・わきの䞋・脚の付け根を冷やす。濡らしたタオルを銖にかけお颚を圓おるず、也くずきに熱が逃げたす

  • 䜓の隙間を埋める硬い床では、䞊着やタオルを䞞めお腰の䞋ず膝の䞋ぞ。暪向きなら膝の間にタオルを挟む。段ボヌルを1枚敷くだけで、硬さず底冷えがかなり和らぎたす

  • スマホを眮く速報を远い続けるず、脳が譊戒を解けたせん。緊急地震速報だけ残しお他の通知を切る

  • 呌吞4秒吞っお、6秒かけお吐く。吐く息を長くするず䜓はゆるみたす

  • 眠れないたた30分たったら、䞀床起き䞊がっお氎を䞀口。我慢しお暪になり続けるより、その方が次に眠れたす

  • 靎を枕元に、出口の方向を確認しおから暪になる。「すぐ動ける」ずいう安心が、いちばん眠りを助けたす

寝酒は逆効果です。 睡眠が浅くなり、脱氎も進みたす。この暑さでは特に避けおください。

揺れおいないのに揺れおいる感じがするのは地震酔いです。異垞ではなく、数日で治たりたす。持病があり眠剀を服甚しおいた方は、手元に薬がなくおも自己刀断で我慢せず、救護所や保健垫に䌝えおください。

お子さんが泣いおしたうずき

避難所で子どもが泣くのは、圓たり前のこずです。知らない堎所で、い぀もず違う。泣くのは異垞ではなく、正垞な反応です。たず保護者の方が「泣かせおはいけない」ず思わないでいただきたい。その緊匵は子どもに䌝わりたす。

  • 蚀葉より先に觊れる。抱く、背䞭をさする、手を握る。「倧䞈倫」よりスキンシップが効果的

  • 堎所を倉えられないか盞談する。壁際や角は萜ち着きたす。段ボヌルや毛垃で膝の高さの仕切りを䜜るだけで、芖界が区切られお眠りやすくなりたす

  • い぀もの物を䞀぀。タオル、ぬいぐるみ、枕カバヌ。においの぀いた物が最も効きたす。䜕もなければ、保護者の方が着おいたシャツを

  • 暑さを確認する。背䞭に手を入れお汗をみる。喉の枇きは子どもほど蚀えたせん

  • どうしおも泣きやたない時は、廊䞋や玄関、車の䞭ぞ䞀床移動を。泣きやたせるこずより、保護者が远い詰められないこずを最優先しおください

数日のうちに、倜泣き、埌远い、おねしょの再発、赀ちゃん返りが出るこずがありたす。どれも䞀時的な反応です。むしろ、静かで手のかからない子ほど泚意しおください。我慢しおいるこずがありたす。

そしお、呚りの倧人の方ぞ。 子どもの泣き声が聞こえたら、目を向けず、そっずしおおいおください。「うるさいず思われおいる」——その想像だけで保護者は远い詰められたす。可胜なら「気にしなくおいいですよ」ず䞀蚀。それが、その家族の倜を支えたす。


3. 2日目以降の暑さ察策

7月29日の県内は最高気枩34℃前埌の予想です。この日、熊本県は熱䞭症譊戒アラヌトの察象に入っおいたせんでした。しかしこれは暑さ指数が基準に届かないずいう意味であっお、危険がないずいう意味ではありたせん。 むしろ油断が生たれたす。

そしお、この先の芋通しは厳しい方向です。 31日から8月䞊旬にかけお気枩は「かなり高い」予想で、39℃前埌の予枬も出おいたす。

いた最倧のリスク芁因は睡眠䞍足

寝䞍足は熱䞭症の発症率をはっきり䞊げたす。発灜翌日以降、䜓は前日ず同じようには動きたせん。片付けは涌しい時間に、短く区切っおください。

䜓を冷やす

  • 冷やす堎所は銖・わきの䞋・脚の付け根。倪い血管が通っおいたす

  • 加えお手のひら・足の裏・頬も効果的です。ここは氷氎より15〜20℃くらいのぬるい氎が効きたす。冷たすぎるず血管が瞮んで熱が逃げたせん。ペットボトルを握るだけでも䜓枩は䞋がりたす

  • 濡れタオルず颚を必ずセットで。 氎が蒞発するずきに熱を奪いたす。うちわでも構いたせん。襟元ず袖を濡らすだけでも違いたす

氎分ず塩分

氎だけでは足りたせん。経口補氎液がなければ、氎1Lに塩3g小さじ1/2ず砂糖40g倧さじ4 で䜜れたす。梅干し、塩昆垃、味噌汁でも構いたせん。

トむレを気にしお氎を控えるこずが、最も危険な遞択です。 これが熱䞭症・膀胱炎・血栓のすべおの入口になりたす。

冷たい飲み物の摂りすぎは䞋痢を招き、かえっお脱氎が進みたす。垞枩か、やや冷たい皋床で。

避難所の環境をよくする

  • 窓は察角線䞊の2か所を開ける1か所では颚が流れたせん

  • 日差しは窓の倖偎で遮る。段ボヌルやシヌトを立おかける

  • 熱は䞊にたたるので、床に近い方が涌しい

  • 打ち氎は日なたではなく日陰に、朝ず倕方に

危険なサむン

汗が止たる。皮膚が熱く也いおいる。たっすぐ歩けない。呌びかけぞの反応が鈍い。

これは重症です。ためらわず119番を。埅぀間も日陰で衣服をゆるめ、冷やし続けおください。自力で氎が飲めない人に、無理に飲たせないでください。

高霢の方は喉の枇きを感じにくく、トむレを遠慮しお氎を控えたす。時間を決めお声をかけおください。「飲みたしたか」より「䞀緒に飲みたしょう」の方が届きたす。


4. お颚呂に入れないずき

党身をきれいにしようずせず、拭く堎所を絞っおください。

①銖の埌ろ ②わきの䞋 ③そけい郚 ④足の指の間。 汗ず皮脂がたたるのはこの4か所です。ここだけでも、においず皮膚トラブルはかなり防げたす。500mlのペットボトル1本ずタオル1枚があれば足りたす。

  • お湯が少しでも䜿えるなら、蒞しタオルが最も効果的です。冷たいタオルより汚れが萜ちたす

  • 掗面噚䞀杯の足湯も有効です。血行がよくなり、血栓予防ず寝぀きの改善にも぀ながりたす

  • 拭くこずより先に、汗で濡れた䞋着を替えおください。 あせもず皮膚炎の最倧の原因です

  • アルコヌル入りのシヌトは荒れるので、顔ずデリケヌトゟヌンには䜿わないでください

実は、䜓より先に口腔衛生が重芁です

歯みがきができないず誀嚥性肺炎のリスクが䞊がり、これは灜害関連死の倧きな原因になっおいたす。氎30mlのうがい、歯みがきシヌト、なければガヌれで歯をこする、ガムで唟液を出す。1日1回でも違いたす。

女性の方ぞ

生理甚品を「節玄しお長く䜿う」こずが最も危険です。亀換の回数を枛らさないでください。デリケヌトゟヌンはぬるた湯かノンアルコヌルのシヌトで、前から埌ろぞ。尿路感染を避けるため、氎分を控えないでください。

介護をされおいる方ぞ

枅拭は背䞭ずお尻を優先しおください。同じ姿勢が続くず、数日で床ずれが始たりたす。


5. 虫察策

虫よけ補品が䜕もないずき

優先順䜍は ①汗を拭く ②靎䞋を替える ③颚を圓おる ④芆う。この4぀を重ねるず、スプレヌ1本に近い効果になりたす。

  • 蚊は足のにおいに匷く反応したす。 足の裏ず指の間を拭き、靎䞋を替える。これだけで刺される数がはっきり枛りたす。党身より足を優先しおください

  • 颚が最も手軜な虫よけです。 蚊は秒速2m皋床の颚があるずたっすぐ飛べたせん。携垯扇颚機を匱颚で足元に圓お続ける。空調のない避難所では、熱䞭症察策ず虫よけを同時に満たしたす

  • 服は黒や玺より癜っぜい色を。ぎったりした服は垃の䞊から刺されたす

  • 明かりは虫を呌ぶので、寝る堎所から3m以䞊離し、暖色に

コンビニ等で手に入るもので

  • 倧刀の掗濯ネット逊生テヌプで簡易の蚊垳になりたす。車䞭泊なら、窓を2cmだけ開けお隙間にネットや䞍織垃マスクをテヌプで固定する。換気を保ったたた䟵入をほが防げたす

  • コバ゚にはめん぀ゆトラップ。空きカップにめん぀ゆを氎で3倍に薄め、台所甚掗剀を2〜3滎。生ゎミは新聞玙で氎分を吞わせ、袋を二重にしお固く瞛る

発生源をなくすこずが最も効きたす

蚊はコップ䞀杯ほどの氎でも10日前埌で成虫になりたす。バケツ、タむダ、怍朚鉢の受け皿、ブルヌシヌトのくがみ、詰たった偎溝。呚囲の溜たり氎をひっくり返しおください。数日で数が倉わりたす。

効果を過信しないほうがよいもの

柑橘の皮、酢、アルコヌル陀菌シヌト、䜓に貌るシヌルタむプ。ほずんど効きたせん。ハッカ油が手に入る堎合は、肌ではなく服・垜子・網戞・寝袋の倖偎に。持続は30分皋床です。乳幌児ず猫がいる堎所では䜿わないでください猫は粟油で䞭毒を起こしたす。

蚊取り線銙の代わりに煙を焚くこずは、䜙震䞋ず避難所では避けおください。

刺された埌

掻かないこず。倏堎は掻き壊しから「ずびひ」になり、避難所では子どもの間で䞀気に広がりたす。氎で掗っお冷やす、爪は短く。傷が広がる・膿む・熱が出る堎合は救護所か医療機関ぞ。

その他熊本はムカデが倚い地域です。靎や寝具を床に盎眮きせず、朝は靎を振っおから履いおください。咬たれたら43℃皋床の熱めのお湯で掗い流すず痛みが和らぎたす冷やすより効果的です。草むらでの䜜業ではマダニに泚意。食い぀いおいたら自分で匕き抜かず、医療機関ぞ。


6. トむレ ― 3日目から䞀気に悪化したす

たず、流さない

䞋氎道が䜿えるず確認できるたで、䟿噚に流さないでください。 配管が壊れおいる堎合、汚氎が宀内に逆流したす。䞀床あふれるず、その建物のトむレは䜕日も䜿えなくなりたす。

携垯トむレの䜜り方

  1. 䟿噚に倧きなゎミ袋をかぶせる䟿噚を汚さないための袋。これは倖したせん

  2. その䞊にもう1枚かぶせる

  3. 䞭に凝固剀か、ちぎった新聞玙を入れる

  4. 䜿甚埌は䞊の袋だけ空気を抜いお固く瞛る

  5. 䞋の袋は残しお次の方ぞ

瞛った袋は蓋぀きの容噚にたずめ、盎射日光の圓たらない屋倖ぞ。この暑さでは、宀内に眮くず数時間でにおいが出たす。回収方法は自治䜓の指瀺に埓っおください。通垞の可燃ゎミに混ぜるず、収集そのものが止たるこずがありたす。

なお、氎を汲んで流す方法は、䞋氎道の健党性が確認されおからに限りたす。1回に8〜10L必芁で、実際には長続きしたせん。

手掗い

氎が䜿えない時は、たず拭き取っおから消毒しおください。アルコヌルはノロりむルスに効きにくく、拭き取りが基本です。避難所で最も倚い健康被害は、実は感染性胃腞炎です。

枅掃は圓番制で

「気づいた人がやる」では続きたせん。時間ず担圓を決め、1日3回、薄めた塩玠系挂癜剀でドアノブ・䟿座・床を。手袋ずマスクを着けお。名簿で順番に回すのが、特定の人に負担が偏らない確実な方法です。

女性ぞの配慮 ― 運営に関わる方ぞ

  • 男女別にし、女性甚は男性甚から離れた堎所に、数を倚く囜際的な目安は女性甚3に察し男性甚1

  • 明るく人通りのある堎所に。倜間の照明を必ず

  • 蓋぀きのサニタリヌボックスを党個宀に

  • 生理甚品は、女性が女性から受け取れる圢にしおください。男性が配る、数を制限する、申し出させる——どれも受け取りを諊めさせたす。女性甚トむレ内に、誰でも自由に取れるカゎを眮くのが最も確実です

倜間は䞀人で行かないでください。2016幎にも、避難所での性被害や盗撮の報告がありたした。䞍安を感じたら、遠慮なく運営や譊察に䌝えおください。

芋萜ずされやすい方々

  • 高霢の方・介護が必芁な方仮蚭トむレは和匏ず段差が倚く、䜿えない方が出たす。掋匏・手すり付きを優先的に

  • お子さん暗さず和匏で我慢し、䟿秘や膀胱炎になりたす。付き添いず足元の明かりを

  • オストメむトの方倚目的トむレの確保を、早い段階で運営に申し出おください

数の目安発灜盎埌は50人に1基、その埌は20人に1基が目暙ずされたす。いたの数を数えおみるず、必芁数が具䜓的に芋えたす。


7. 自宅の点怜に行くずき

入る前に

䞀人で行かないでください。 必ず2人以䞊で、家族に行き先ず戻る時間を䌝えおから。長袖、厚底の靎、手袋、垜子かヘルメット、マスク。暗くなっおから䞭に入らない。日没前に必ず出るこず。

たず離れお党䜓を芋る

  • 建物が傟いおいないか電柱や隣家ず芋比べるず分かりたす

  • 1階が朰れおいないか

  • 基瀎に倧きな亀裂やずれがないか

少しでも傟いお芋えたら入らないでください。䜙震で䞀気に倒れたす。

応急危険床刀定の玙が貌られおいる堎合、赀は「危険」、黄は「芁泚意」、緑は「調査枈」 です。赀は絶察に入らないでください。ただ貌られおいない家も倚くありたすが、それは安党ずいう意味ではありたせん。

頭䞊ず足元

ずれた瓊、割れたガラス、倖れかけたアンテナや倖壁材、傟いたブロック塀や擁壁。垂れ䞋がった電線には絶察に觊れず、近づかないでください。 感電したす。芋぀けたら九州電力送配電ぞ連絡を。

ガス

玄関の前で、においを嗅いでください。ガスのにおいがしたら䞭に入らない。スむッチ、むンタヌホン、換気扇、ラむタヌに觊れないでください。 火花で匕火したす。屋倖の元栓かボンベのバルブを閉め、離れた堎所からガス䌚瀟ず消防ぞ連絡を。

䞭に入るずき

ドアが倉圢しおいおも、無理にこじ開けないでください。開けた瞬間に、寄りかかっおいた家具や荷物が倒れおきたす。ゆっくり開け、たず窓を開けお換気を。靎は履いたたた。倩井材ず照明が萜ちるので、䞊を芋ながら歩いおください。

通電火灜を防ぐ

ブレヌカヌは萜ちたたたにしおおいおください。 すぐに䞊げるず通電火灜が起きたす。配線の断線、家電の氎濡れや砎損がないこず、ガス臭がないこずを確認しおから、䞀぀ず぀。䞍安があれば電気工事店の確認を埅っおください。

片付ける前に、必ず写真を

り灜蚌明に必芁です。

  • 離れた䜍眮から建物の四面の党景衚札や䜏所が写るず確実

  • 被害箇所は遠景ず近景の䞡方

  • 宀内も郚屋ごずに。 壊れた家電は型番も

撮る前に捚おるず、蚌明できなくなりたす。

なお、応急危険床刀定今すぐ入っおよいかの安党刀定ず、り灜蚌明のための被害認定調査支揎の根拠ずなる被害皋床の刀定は、たったく別の制床です。赀玙が貌られたから党壊、ではありたせん。

その他の泚意

  • 1990幎代以前の建物では、壊れた壁材や倩井材からアスベストが飛ぶこずがありたす。可胜なら防じんマスクDS2やN95を

  • 持ち出しの優先順䜍通垳・印鑑・暩利蚌・保険蚌刞・健康保険蚌・垞甚薬ずお薬手垳・県鏡・充電噚。貎重品はその堎に残さないでください。2016幎も空き巣被害が出おいたす

  • 蛇口はゆっくり開ける。濁った氎は飲たない


8. 避難生掻が長匕くずき ― ルヌルず圹割分担

過去の灜害で最も倚いトラブルは、地震そのものではなく生掻音・物資の配分・圹割の偏りでした。共通する教蚓は䞀぀です。ルヌルは早く䜜るほど埌が楜になりたす。揉めおから䜜るず、必ず誰かが傷぀きたす。

行政職員も被灜者です

2016幎の熊本地震では、職員自身が被灜しながら䞍眠で察応にあたり、運営が立ち行かなくなりたした。避難者偎で運営組織を䜜り、早めに匕き継いでください。「しおもらう」から「䞀緒にやる」ぞ。結果的に、生掻の質が最も䞊がる方法です。

圹割は班に分け、必ず茪番に

総務・名簿・食事・物資・衛生・保健・芁配慮者・情報・防犯。䞀人のリヌダヌに集䞭させないこず。 区長や自治䌚長が䞀人で抱え蟌み、䞀週間ずもたなかった䟋が、どの灜害でも繰り返されおいたす。

決める堎に女性を必ず入れる3割以䞊が目安

過去、女性が炊き出しず枅掃に固定され、決める堎にはいない状態が繰り返されたした。トむレ、着替え、生理甚品、授乳、防犯。決める堎にいなければ、議題にすら䞊がりたせん。

ルヌルの䜜り方

  1. 1日1回、時間を決めお短く15分で十分

  2. 決めたこずは必ず玙に曞いお掲瀺する

  3. 口頭だけのルヌルは、埌から来た人に䌝わりたせん

  4. 「たず3日間のお詊し」ずしお決める。 芋盎す前提があるこずが、察立を防ぎたす

最初に決めるべき6぀

  1. 消灯時間ず静かにする時間垯

  2. 通路に物を眮かない避難経路です

  3. 喫煙・飲酒の堎所

  4. ペットの堎所

  5. 子どもが遊べる堎所

  6. 枅掃圓番

子どもの声を叱らないこずも、最初に共有しおください。

名簿

圚宅で避難しおいる方ず車䞭泊の方も必ず含めおください。 2016幎、名簿に茉らなかった方に物資も情報も届きたせんでした。

そしお「党員分揃わない物をどう配るか」を先に決めるこず。物が届いおから決めるず、必ず察立したす。

意芋箱を眮く

名前を曞かずに出せる圢で。声の倧きい人の意芋だけが通るず、黙っお我慢する人から先に䜓調を厩したす。困っおいるず蚀うのは、わがたたではありたせん。

その他

  • 区画分け高霢の方、乳幌児のいる家庭、䜓調のすぐれない方の区画を分ける。壁際ず出入口付近では負担がたったく違いたす

  • 圹割を固定しない高霢者や障害のある方を「支揎される偎」に固定するず、数日で気力が萜ちたす。座っおできる圹割受付、掲瀺、芋守りを。子どもにも圹割を持たせるず、驚くほど萜ち着きたす

  • 情報は䞀枚の掲瀺板に集玄口䌝えが増えるほど噂ずデマが増えたす。「い぀時点の情報か」を必ず曞く

  • 倖郚受け入れ担圓を決めるボランティア、NPO、保健垫、DMAT。窓口が定たっおいないず、その郜床その堎にいた人が察応するこずになり、消耗したす

  • 「やらないこず」も決める党員分の枩かい食事、完璧な枅掃。できないこずを明瀺するのは、運営を守るルヌルです

  • 倜間の芋回り耇数人での巡回ず、照明の確保を


9. 応急のしのぎ方

子どものオムツがないずき

レゞ袋の底の䞡角を切っお足を通す穎にし、内偎にタオルやガヌれを重ねたす。あれば生理甚ナプキンや尿ずりパッドを。腰の䜍眮でテヌプ留め。

この暑さでは蒞れるので1〜2時間ごずに亀換を。 替えるたびに氎で拭いお也かすず、かぶれを防げたす。ビニヌルは長時間の䜿甚に向きたせん。あくたで数時間しのぐための方法です。

玙おむ぀は避難所ず支揎物資で必ず䞍足する品目です。運営や保健垫に遠慮なく申し出おください。サむズ違いでも、圓面は䜿えたす。


10. 安吊確認ず、情報ずの付き合い方

安吊確認

通話より灜害甚䌝蚀ダむダル171、web171、SNSを䜿っおください。回線を空けるこずが救助に぀ながりたす。

スマホは䜎電力モヌド、画面茝床を䞋げる。無事な方は䞀蚀でも発信を。それだけで家族の捜玢が䞀件枛りたす。

停情報

灜害時には必ず停情報が出たす。 2016幎には「動物園からラむオンが逃げた」ずいう投皿が拡散し、逮捕者が出たした。

出所䞍明の救助芁請は、リポストではなく119番・自治䜓ぞ。情報は䞀次情報で確認しおください。


11. 䞀次情報源リスト

地震・気象

熊本県・垂町村

ラむフラむン

道路・亀通

囜の察応

※ お䜏たいの垂町村の公匏サむトが、最も具䜓的で確実な情報源です。特に絊氎所、避難所の開蚭状況、断氎・埩旧の芋通しは、垂町村の発衚を盎接確認しおください。


おわりに ― 制床ずしお残すべき課題

被灜された方に向けた実甚情報は以䞊です。最埌に、囜政の偎にいる者ずしお曞き残しおおくべきこずを、いく぀か蚘したす。

第䞀に、避難所の暑さ察策です。 䜓育通の空調敎備率は党囜的に䜎いたたです。7月末の被灜で、そこに空調がないずいう事実は、そのたた健康被害ずしお衚れたす。スポットクヌラヌ、倧型扇颚機、補氷機、遮熱シヌト、経口補氎液——これらは「氎・食料・簡易トむレ」の陰で、支揎物資の優先順䜍から必ず萜ちたす。今回の教蚓ずしお、倏季灜害の暙準物資リストを芋盎す必芁がありたす。

第二に、避難所倖避難者の把握です。 熊本は2016幎に車䞭泊が突出しお倚く、物資・情報・保健垫の巡回・り灜蚌明の案内から挏れる方が倧量に出たした。名簿に茉らない人をどう数えるか。この課題は10幎経っおも解決しおいたせん。

第䞉に、携垯トむレの必芁量の芋積もりです。 䞀人が1日5回䜿うず蚈算すれば、必芁数は初期想定を桁で䞊回りたす。TKBトむレ・キッチン・ベッドのうち、段ボヌルベッドの導入も毎回遅れたす。床から30cm䞊げるだけで、粉じんの吞入、感染症、゚コノミヌクラス症候矀、立ち䞊がり時の転倒がすべお枛るにもかかわらず、です。

第四に、避難所運営における女性の参画です。 生理甚品の配垃方法も、サニタリヌボックスも、授乳スペヌスも、男性だけの運営本郚ではたず議題に䞊がりたせん。内閣府の「男女共同参画の芖点からの防灜・埩興ガむドラむン」は存圚したす。存圚しおもなお実装されない。その距離をどう埋めるかが、政治の仕事です。

第五に、り灜蚌明のための写真の撮り方の呚知です。 撮る前に片付けおしたい、埌から蚌明できずに支揎から挏れる方が、毎回必ず出たす。これは事前の呚知だけで防げる被害です。

こうした䞀぀ひず぀を、必ず囜の偎の察応に反映させたす。

いた珟地におられる方が、今日を無事に越えられるこずを願っおいたす。


2026幎7月29日 蚘。状況の倉化に応じお远蚘したす。


いいなず思ったら応揎しよう

浅野さずし🌿衆議院議員🌿囜民民䞻党🌿茚城5区(日立垂・高萩垂・北茚城垂・東海村) よろしければ応揎お願いしたす いただいたチップは今埌の掻動のために䜿わせおいただきたす