風、薫る 第23週「歩々清風」 第113回(2026/9/2)
こんにちは、朝ドラ日和!です。
今日の『風、薫る』第113回は、看護という崇高な仕事の難しさ、そしてその誇りを守ろうとする人々の熱い思いがひしひしと伝わる15分でした。
悪質な噂が広まる中で、何が真実で、何を守るべきなのか。
登場人物たちの葛藤と決意が、胸に深く刻まれる回です。
前回の振り返り
前回、恵風看護婦会では派出看護の依頼が増える一方で、間際になって取りやめる患者も少なくないという懸念が浮上しました。
そんな中、かつて看護婦養成所の一期生だったしのぶ(木越明)が恵風看護婦会を訪れ、子育てと仕事の両立の難しさを語りながらも、直美の活躍を称えました。また、悪質な看護婦会の噂について記者から問われた直美(上坂樹里)は、まだ噂に過ぎないと答えます。しかし、佳枝(相田翔子)が「親和派出看護婦会」という団体に勧誘されたことを直美に話した直後、重野が看護婦会に関する悪いうわさを理由に派出看護を取りやめることを申し出たところで、物語は幕を閉じました。第113回は、その続きから始まります。
今日のあらすじ
世間では、派出看護婦会が高額な料金を請求し、まるで借金の取り立てのように振る舞うという悪評が広まっていた。食事中のしのぶは、その話を聞きつけ、恵風看護婦会ではないと否定しながらも、看護を汚すような商売に強い憤りを感じる。直美とりんが状況を確かめに行こうとすると、しのぶは「今すぐ行きなさいよ」と促し、幼い明の面倒は「私だって…ここの一員だったんだから」と申し出て、二人の背中を押した。
悪評の看護婦会を訪れた直美とりんの前に現れたのは、かつて直美と関わりのあった寛太だった。
彼は「看護は今もうかる」と、看護を単なる商売として捉える考えを明かす。
直美は「看護はただの商売じゃありません」と毅然と反論し、患者を強引に引き抜く行為を非難したが、寛太は「人様に とがめられるようなことはしてないつもりだ」と意に介さない。
彼は「仲よくしよう。パンは分け合うのが教会の教えだろ?」と、恵風との共存を提案するのだった。
寛太との対峙を終え、恵風に戻った直美とりんは、彼の態度に簡単には問題が解決しないことを悟り、対応に苦慮していた。
看護婦会を一つずつ訪れるわけにもいかず、かといって何もしないわけにもいかない状況に、皆は捨松に顔向けできないと嘆く。
その時、直美が内務省の柳生に相談することを提案し、衛生局の協力を得るべく柳生を訪ねた。
柳生は「何事も 初めのうちは玉石混交になるのは当然のことだ」としながらも、直美の「適切な看護を学ばなければ患者さんの命に関わります」という訴えを聞き入れ、実態調査を検討すると約束した。
衛生局の調査には時間がかかりそうだと話し合う恵風の面々の元へ、しのぶが再び現れた。
彼女は「私 もう一度 ここで働きたい」と申し出、家族を説得し、家事と育児との両立という厳しい条件を受け入れてきたことを明かす。
しのぶは「私 子を産んだら母親以外にはなれないと思ってた。けど ここなら もしかしたらって」と、看護婦としての自分を取り戻したい切実な思いを語る。
そして「だって 私 看護婦だもの」と情熱を再確認した恵風の仲間たちは、しのぶの復帰を心から喜び、「一緒に闘いましょう。日本で初めての派出看護婦会として」と、悪評に立ち向かう決意を新たにした。
感想:看護の誇りを守るために
今日の放送は、看護という仕事が社会に浸透していく中で直面する「光と影」を鮮やかに描いていました。看護婦会が乱立し、悪質な商売が横行する現実に、直美とりん、そしてしのぶが抱く怒りは、彼女たちがこれまで築き上げてきた看護への誇りそのものだったのではないでしょうか。特に、しのぶが「今すぐ行きなさいよ」と強く言い放った場面には、一度は現場を離れた彼女の、看護への変わらぬ情熱が感じられました。単なる噂話として聞き流せない、心の底からの叫びが、私たちの胸にも響いてきます。
看護師たちの連帯
看護婦会に関する悪評を聞き、直美とりんが行動を起こそうとする中で、しのぶが明の面倒を見ると申し出る場面は、女性たちが互いに支え合う連帯の美しさを教えてくれました。子育てと仕事の両立という現実的な課題を抱えながらも、看護の道を志す仲間を思い、自らができることを差し出すしのぶの姿は、多くの視聴者の心に温かい光を灯したことでしょう。彼女たちの絆が、この困難な状況を乗り越える大きな力となるに違いありません。
寛太の出現、そして柳生への訴え
悪質な派出看護会の正体が、まさか寛太だったとは。この展開には驚きを隠せませんでした。「看護は今、儲かる」と言い放つ寛太の言葉は、看護をただの商売としか見ていない冷徹な現実を突きつけます。しかし、直美はそこでひるむことなく、「看護はただの商売じゃありません」と毅然と言い放ちました。その後の内務省衛生局の柳生への訴えも、看護の尊厳を守ろうとする直美の強い意志の表れです。柳生がすでに調査を始めていたという事実は、この問題が単なる一過性のものとして見過ごせないほど、社会全体に影響を与えていることを示唆しています。
ネットの反応 Pickup
寛太の登場に驚きの声
悪質な派出看護会に寛太がいたことに、SNSでは「まさかの寛太!」「あの寛太がそんな商売を…」と驚きの声が多く見られました。彼の言葉に、直美たちの看護への思いとのギャップを感じた視聴者も少なくなかったようです。
しのぶの行動に共感
しのぶが「今すぐ行きなさいよ」と直美とりんを送り出し、明の面倒を見ると申し出た場面には、「しのぶさん、かっこいい!」「仲間のために動く姿に感動した」といった共感の声が寄せられました。一度現場を離れても、看護への情熱は変わらないという彼女の姿が、視聴者の心を打ちました。
柳生の対応に期待と不安
内務省衛生局の柳生が調査を検討すると答えたことに対しては、「柳生さんなら何とかしてくれるはず」「これで事態が進展するかも」と期待の声がある一方で、「すでに調査を始めていたのに、なぜすぐに動いてくれなかったのか」という疑問や、「時間がかかりそう」といった不安の声も上がっています。
おわりに
今日の放送は、看護という仕事の尊さを改めて考えさせられる回でした。悪質な噂に立ち向かい、看護の誇りを守ろうとする直美たちの姿に、私たちも勇気をもらったのではないでしょうか。
今日の直美たちの決断を、みなさんはどう受け止めましたか。
よろしければ、次回の感想も読みに来てください。
また明日、風の吹く朝に🍃
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