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my princes

ロバート・レッドフォードが亡くなった。

十代の頃の私にとって「追憶」のハベルは王子様だった。
昨日久しぶりにその映画を配信で観たけれど感動して何年かぶりに泣いてしまった。
生真面目で情熱的な活動家のケイティとは対照的なノンポリで楽しいことが好きなハベル。一見チャラ男なキャラクターなんだけれど、あれはロバート・レッドフォードの美しさと品の良さがあったから成り立ってる役柄だったんだなと改めて思った。

実際のロバート・レッドフォードのことは良く知らないし、当時はSNSなんてないから銀幕以外での彼のことも全く知らなかった。

でもそれで良かったんだと思う。
なんにも知らないからこそ、私にとってロバート・レッドフォードはいつまでもあの美しいハベルのまんま。

SNSは便利だけど、時に憧れの人との距離感がわからなくなる。
憧れの人はファンタジー世界の中の王子様で居続けて欲しい。

一人例外がいた。
リチャード・ギア

ロバート・レッドフォードと同じぐらいの時期に大好きになった俳優さんだけれど、93年にアカデミー賞の壇上でチベット擁護の為に公然と中国批判をしてから、メジャーな映画への出演機会が減り、中国資本に付度しているハリウッドから事実上干されたような形になった。
それでも中規模の映画やドラマに未だ現役で出演している。
2019年のBBC制作「マザー・ファーザー・サン」で久々にリチャード・ギアをメジャーで観た気がして嬉しかった。

そして、彼は今も信念がぶれてない人。

先日ブライアン・イーノが主催したTogether for Palestineで下記のようなスピーチをしていた。

リチャード・ギアの中に「追憶」のケイティを見たようだった。
本当にすごいよ。心から尊敬している。

圧力に負けず、健康でまた映画に出て欲しいな。

70年代から80年代は音楽だけでなく映画も本当に素敵な作品が多かった。
そういえば来週から「ターミネーター」が4Kレストア版で劇場公開するそう。


この映画のカイル(マイケル・ビーン)も私の王子様だったなあ。




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