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何故、お看取りはどうしますか?と聞かれるのかが謎だったけれど。

4人の両親を、次々と、お看取りさせていただきました。
全員の臨終に立ち会わせていただきました。
お陰さまで、まったく素人の主婦ですが、介護のこと、福祉のこと、病院のことなど、謎に思ってたことが
すこ~しわかってきたように思います。

プロではないからこそ、不思議に思ったこと、それをわたしなりに理解したことをお伝えできたらと。
そして絶賛介護中の方のお助けに、少しでもなれたらいいなぁと思っています。


高齢者の介護をしていると、「当たり前」だと思っていたことが、思い違いだったという事に、何度か出会います。

私が、何故?と思ったひとつに、ケアマネさんに「お看取りはどうされますか?」と聞かれることでした。

具合が悪くなったら、救急車を呼んで、病院に運んでもらって、最期を迎えるのが普通では?と思っていたからです。
延命処置とかはしないにしても、病院で診てもらえるものだと、思っていたのですが。


ところが、普通の病院って、「急性期の病院」というヤツらしくて。
そのほとんどの病院は、治療方針が立てれる人しか、入院とかさせてもらえないのだそうです。
しかも、それって、法律で決まってる、っていうのです。

よく、3か月以上は入院させてもらえなくて、転院させられる、という話は聞いたことがありましたけれど。

実家の父も、心臓が苦しくて救急車を呼んだのだけれど、もう治療は出来ないとのことで、自力で動けないのに、入院はさせてもらえず。
お帰りください~って言われちゃったんですよね。

夜で、弟が居たので、車で車いす持って迎えにきてもらえたけれど。

今、市営の高齢者住宅で、独居老人などの安否確認をする仕事をしていますが、そこの方も、よく救急搬送されるけれど、そのまま帰されてくることが結構あるのも、そういうコトなのですね。

で、ケアマネさんが「お看取りはどこで?」と聞く訳は何故かというと。

1.自宅でのお看取り


自宅での看取りを希望するならば、訪問の医師と契約しておくことが必要なのですね。
それならイザという時に、在宅で亡くなっても死亡診断書を書いてもらえるのです。
そのかわり、救急車を呼んではいけないのです。
救急車は、「蘇生」するのが使命なわけで。
もう、このままお看取りで良いです…という方は、対象ではないのですね。

と、いうことは、まるで知らなかったので、びっくりでした。

なので、在宅でお看取りをした義母の場合は、最期の時には、契約して定期的に訪問していただいていた訪問看護師さんに連絡をしました。
訪問看護さんをたのむ場合は、訪問診療のクリニックがセットなのです。
そこの医師の依頼?で、看護師さんが来てくれる感じです。
で、その訪問医療の先生が、死亡診断書を書いてくれるので、自宅で亡くなっても、警察は必要ないのです。

が、ここで訪問医療の先生と契約していない前に、在宅で亡くなってしまうと。
もれなく、110番通報も必要になってしまいます。

先日も、職場で高齢者の方が、自宅のお風呂で亡くなられていて。
110番と119番との通報で、現場検証などもあり、何時間も立ち会わないといけなくて、大変でした。(私は応援だけでしたけど)

2.施設での看取り


そして施設での看取りを希望するなら、お看取りをしてくれる、施設を探さないといけないのですね。
施設でも、看取りはしない、という施設もあったり、医療行為が必要な(在宅酸素とか)人は入れてくれない施設もあるわけです。
施設の種類は、もう訳わからないくらいあるので、これは、プロのケアマネさんに相談するのが良いと思います。

ひとつ、知らなくてビックリしたのは、施設に入居すると、今までお世話になったケアマネさんとはサヨウナラになっちゃうという事です。
入居施設にケアマネさんがいるので、そちらの方に変更になります、漏れなくです。
だから、どうしてもケアマネさん変えたくなければ、現在担当のケアマネさんに、どこなら大丈夫なのか?を相談する必要がありますよね。

3.病院での看取り


そして、病院で最期を迎えたい、という場合は、緩和ケア病棟やホスピス、療養型病院に転院しなければいけません。
ただし、この種類の病院、特に療養型病院は、治療が終わった人を受け入れてくれる病院なので、場合によっては、受け付けてもらえません。

実父の時にも、審査があって、最初は審査に通らなくて断られてしまいました。
在宅酸素していて、もう最期が近かったからのようです。

その当時、実家は弟たちは昼間は不在で、認知症の母しか居なくて、私は義母を在宅介護中、実家には、通いで行っていたのです。
在宅で2年通いましたが、最期は父本人が入院したい、という希望でした。

結局、普段通っていた主治医の病院に、レスパイト入院、っていうのでしばらく入れてもらい、主治医から紹介状を書いてもらったら、最初断られた、その療養型病院に、転院がゆるされたのでした。
が、父は転院してから2週間で旅立ちました。


そして、お看取り後、すぐにもれなく困惑するのは。
早めに移動してください、と言われる事でした。

と、ここまで書きましたが、2000文字越えて長くなりましたので、続きはまた今度といたします。

結局ケアマネさんが何故早めに、お看取りはどうしたいか?と聞かれるのは、それぞれの場所を探さないといけないからだったのでした。
できれば、本人の意志を尊重したいので、もう聞けなくなってしまってからでは間に合いませんからね~。


お読みいただいて、ありがとうございました。
よかったら、また、のぞきにいらしてくださいね。


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