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絶景の山々キナウル・カイラス カルパでの滞在:海外旅行日記301日目

2025年6月カルパ村滞在中

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朝起きて景色の美しさに息を呑む
朝日に照らされたキナウル・カイラスがとても神々しく見える

キナウル・カイラスは地元のヒンドゥー教徒、チベット仏教徒双方にとっての聖地となっている
日本で生活していると普段神様のことを考えることはほとんどないが、ヒマーチャルのようなインドの山奥に来てこの山々を見れば、ここに神聖な神々が住んでいると言われても極自然なことに感じられる

窓を開ければすぐにこの景色が飛び込んでくる素晴らしい立地の宿に泊まっている
山の中腹にあって木々に囲まれているので深呼吸をすると自然の香りで満たされる
6月でも朝晩はかなり冷えセーターを着ないと寒いくらいだ

標高が高いので空気が澄んでおり遠くの山もくっきり見える
こういう絶景を眺めていると心が洗われる感じがするし邪念も起こらない
老後はこのような場所に住んでも良いかもしれない

朝ご飯
パニール(インドのチーズ)のカレー、クルド(ヨーグルト)、チャパティを頂く

キナウルの女性は伝統衣装を自分で織る
羊毛から毛糸を作りその毛糸で服を作るのだ
キナウルは夏でも寒いので毛糸の服はここの気候にピッタリだ

宿のお母さんはいつもこの部屋で機織りをしている
機織りには一定のリズムがある
横糸を通してガシャン横糸を通してガシャンという感じ
それを見ていると心が落ち着く感じがする


皆が集まるリビング
部屋の中心にストーブがあってここで食事したりする


朝食を食べ終わったのでカルパの中心部に散歩に行ってみる
散歩道も絶景だ
植生の変化も印象的で今までずっとインドでは広葉樹やジャングル的な植物ばかり見ていた
山岳地帯に来て初めてこういう針葉樹を見るようになった
だいぶ寒いところにやってきたのだな

カルパの中心部
おじいちゃん二人がベンチで談笑している
ヒマーチャルの人は緑色で円柱型の帽子を被っている

中心部にはヒンドゥー教寺院とチベット仏教の寺院が1つずつある
その他に食堂や宿も集まっている
人はそんなに多くなくとても静かだ


お腹が減ったので食堂に入る
客もほぼおらず食堂の中も静かだ
数日前までものすごい喧騒の中にいたので静かさにまだ慣れない
店の中はタンスっぽい匂いがする
高地の強烈な日差しが窓から入って明暗差に目がチカチカする
空中に浮かんでいるホコリが日差しに照らされてハッキリ見える
静けさと相まってとても神妙な気分になりなんとも変な山奥に来てしまったなあとしみじみ思う
ヒマーチャルの村には神秘的で奇妙な雰囲気が漂ってるように感じる

シドゥーを注文
シドゥーはヒマーチャルの伝統料理でふわふわのパンの中に木の実や香辛料のペーストが入っている
味付けは甘じょっぱい味
好みに応じてチリソースなどをつけて食べる


チベット仏教寺院
赤い屋根が特徴的だ
ストゥーパ(仏塔)の周りにはチベット文字で掘られたお経が並べられている

マニ車を回しながら寺院の周りを歩く
お経が書かれたマニ車を回すことでお経を読んだのと同じ効果が得られるそうだ
赤と黄色の原色の色合いもチベットっぽい雰囲気が出ていて良い


路地を散策
カルパ村のKalpaというのは何が由来なんだろうか気になって調べてみる
サンスクリット語でKalpaという同じ表記の単語があってそれは日本の仏教用語では「劫(こう)」になるそう
「億劫」の元になった単語で非常に長い時間を表す言葉だ

四十里四方の大石を、いわゆる天人の羽衣で百年に一度払い、その大きな石が摩滅して無くなってもなお「一劫」の時間は終わらない

一劫がとてつもなく長い時間を表す上で億と劫をかけ合わせたものが億劫なので億劫というのはとんでもない長さだ
由来がこれであればとてもかっこいい
このような静かな山奥は仏教的なものごとを考えるのに適している
ただこのカルパ村とサンスクリット語のカルパが同じものなのかは分からないそうなのでまったく無関係の単語かもしれない

道の途中にある門
この先にある寺院の入口

ヒンドゥー教寺院
全体的に茶色で地味な配色になっている
木で建てられているのも他では見たことがない
ヒマーチャルの風土的に木が適したということだろうか?

今までいた北インドのヒンドゥー教寺院といえば石造りで配色はピンク色など派手な色で塗られているものが多くこのような地味な雰囲気の寺院は見たことがない
それらと比べるとヒマーチャルの寺院は異質で奇妙に見える

寺院内には2匹の虎の像があって寺院を守っているようだった
日本の狛犬などとも関係あるかもしれない


お昼ごはん
オムレツ、ダール、チャパティを頂く

宿からの景色
宿は山の中腹にあってメインの通りから5分ほど石の階段道を下ったところにある
落ち着いていて良い場所だ
リンゴや杏の木が茂っていて実が成る季節にはあたりが甘い香りで包まれて食べ放題だそう

レコンピオの学校

別のチベット仏教寺院
カルパでは仏教徒はそこまで多くないがカルパからさらに北の奥地に行くとチベット仏教徒の居住エリアになってくる
周りに張られたタルチョや緑や赤の配色を見るとチベット仏教的だと感じる

リンゴの木に囲まれた道
石造りの壁も風情があっていい
強烈な日光による鮮やかな彩色で白昼夢を見ているような不思議な気分になってくる

ヒンドゥー教寺院
祭りが行われていた
麦を使って祭事をしていたので収穫に関するものだろう
この季節の麦畑は黄金色になりまさに収穫シーズンなのでそれに感謝するものかもしれない

小腹がすいたのでチョウメンを食べる


特になにかしたわけではないが絶景の山々に囲まれてのんびり素敵な時間をすごすことができた

終わり

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