🌃幻想エッセイ#59🏠夏のある暑い夜、マルとコルが家出をした理由
こんにちは。スピカです。
なんだか最近、イラスト界隈では、
絵が勝手に詐欺サイトに使われてるなんて事が
あるらしく、物騒ですね〜😮💨
私も最近は、絵に無断転載禁止のマークを入れているのですが、簡単にできるアプリを発見💡✨
カラフルな文字を絵の上に載せています。
そして、平和を心から望んでいます🙏✨
そのアプリを開発されている方も、
noteをされていて、なんだか親近感🥹✨
とにかく簡単にできるのが、助かります!
開発者のmotokiさん、ありがとうございます!
🚂 🏔️ ✨
👇ここからは「ふうと銀河鉄道の夜に」です。
ふうは、おじいちゃん猫です。
銀河鉄道のICカード「Fupica」💳を使って銀河鉄道🚂に乗って楽しく旅をしています。
前回は、三匹で初めてムカデ競争をしました。そこに透明な小鳥のエアメルさんが来て、蜘蛛の巣🕸️にかかる雨粒でできた天の川を見せてくれました🌌
🐈 🐈 🏠
夏のある暑い夜、
マルとコルが家出をした理由
ある朝、マルとコルが家からいなくなった。
いえで、します。
マルコル🐱
「マル〜! コル〜!」
何度も名前を呼ぶ。
ふうも、家じゅうを歩いて探した。
でも、どこにもいない。
ふうは、ひとり銀河鉄道に乗り込んだ。
フクロウの車掌さんは、
何も聞かずに静かに切符を切る。
汽車は、しゅうしゅうと星の野原を走り、
やがて小さな丘に止まった。
そこは、いつか来た「ありがとう」の星が降る丘だった。
今も「ありがとう」が小さな星になって降ってくる。
丘のてっぺんに、マルとコルが並んで寝ていた。

いつもの元気はなく、
耳もしっぽもしょんぼり垂れている。
「見つけた。」
ふうがそっと声をかけると、
下を向いたマルが小さく言った。
「ぼくたちの耳、ちょん切れてるんだ。」

コルも伏目がちに続ける。
「みんなと違うんだ。」
ふうは何も言わなかった。
ただ、ふたりの前へ座った。

やさしい風が三匹のあいだを、
さらさらと吹き抜けていく。
しばらくして、ふうが静かに話し始めた。
「ぼくね、お母さんの記憶がないんだ。」
マルとコルが顔を上げる。
「気がついたら、ペットショップマンションにいたんだよ。毎日たくさんの人が通り過ぎていった。」
遠くの星が、きらりとまたたく。
「そんな時、ねえねが来て、
ぼくを見つけてくれたんだ。」
ふうは少し笑った。

「でもね、お店の人が、大きくなったぼくを
上の階へ引っ越しさせたんだ。」
「上の階?」
「うん。高いところだったから、誰の顔も見えなくなった。ぼくの顔も、誰にも見えないよねって思ってた。」
マルとコルは、黙って聞いている。
「ずっと、ひとりだった。」
風が草を揺らした。
「でも、一か月くらいたったある日、
またねえねが来たんだ。」
ふうの瞳が、あの日を思い出すように細くなる。
「ねえねは一生懸命背伸びをして、すっごく上を向いて……ぼくを見つけてくれた。」
ふうは、少し照れくさそうに笑った。
「扉が開いて、ぎゅっと降ろしてくれたんだ。」
ありがとうの星が、ぱっと光る。
「その時思ったんだ。もう、ひとりじゃないって。」
ふうは、マルとコルを見つめた。

「ねえねができた。マルとコルも来てくれた。」
少しだけ胸を張る。
「ぼく、おにいちゃんになれて、本当にうれしいんだ。」
マルとコルの目に、小さな涙が光った。
ふうは、ふたりの耳をそっと見つめる。
「その耳ね。」
「うん?」
「サクラの花びらみたいだよ。」
「えっ?」
「ほら、横から見るとハートにも見える。」
マルとコルは、お互いの耳を見合って笑った。
「かっこいい耳なんだよ。」
マルが照れながら言う。
「いつか、ふうにいにみたいな色になるかな。
ルディっていうんでしょ。ほら、背中のところ、ちょっとだけ焦茶色になってきたんだ。」

ふうは小さくうなずいた。
「なるよ。」
「ほんと?」
「マルもコルも、ぼくの弟だからね。
春の葉っぱが少しずつ色づくみたいに、
いつかどこかの毛が、きっとルディになる。
ぼくもだんだん白くなってきたから、
茶トラになっていくよ。」

その言葉に、ふたりはぱっと笑顔になった。
ありがとうの星たちが、いっせいにきらめく。
風が三匹の背中をやさしく押した。
「帰ろう。」
ふうが歩き出す。
「うん!」
「みんなが待ってる!
ふうにいに、迎えに来てくれてありがとう」
三匹は並んで銀河鉄道へ向かった。
丘には、「ありがとう」の星が、
いつまでも静かに降りそそいでいた。
🌟今日はここでおしまいです。

ウォーターフォードハガキ
透明水彩、色鉛筆、メルツ

ウォーターフォードハガキ
透明水彩、色鉛筆、メルツ
夜空は、フタロブルーを使いました。
プリンターの「シアン」の色だそうです🎨
手持ちのダニエルスミスさんのフタロブルーには、
レッドシェードとグリーンシェードがあって、
2枚の絵は、違うフタロブルーで描いています。
🌟フタロブルー(レッドシェード)
インダスレンブルーも少々

🌟フタロブルー(グリーンシェード)
インダスレンブルーも少々

違い……わかりましたか??
え?わたし…わかりまへん🤣
でもね、優しくてきれいな青だなと思いました💙
そして…
🌟鹿の魔導士 最新話‼️
原作・絵ちろさん、文スピカ
人間から迫害を受けて森に逃げ込んだ魔女。
最後の力を側にいた鹿に継承し鹿の魔導士が誕生した。
迷う鹿の魔導士がたどり着いた森の中の小さな家。
そこに住んでいたのは……なんと三つ編みの🙊
今回はちょっと可愛い回になっています!
是非読んでみてください😊🌟
⤵︎のマガジンに過去話もあります!
コメント🖍️や感想、すごく励みになっています💫
読むのも書くのも、時間がかかるのに…
いつも本当にありがとうございます🥹✨
最後まで読んでくださり、
今日も明日もありがとうございます🍇✨
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ありがとうございます💐
最近、タイムラインを見落としていたり、スキフォローが追いついてないことあります🙇♀️
コメントもらえると飛んで🕊️いきますので、
そんな時も一声かけてもらえると嬉しいです
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