マイクロフォーサーズの誘惑|OLYMPUS OM-D E-M10
Nikon1v2を使い始めて気になりだした、マイクロフォーサーズ(→MFT)のカメラたち。
中古ではどんなカメラがあるかな?と、ビューファインダー(→EVF)搭載・モードダイヤルあり・コマンドダイヤルは2つ・グリップが出っ張ってないのを条件にして調べてみると、OLYMPUS OM-D E-M10 と Panasonic LUMIX GX7 が相場価格も含めて気に入りました。

そして、まったり探してお迎えできたのが E-M10 です。
MFTの最初の1枚は家猫の夏を撮りたかったのだけど、布団に潜り込んで寝てたので、お世話になった XZ-2 にしました。

私のXZ-2は2014年春に新品購入後からずっと活躍し、以前に投稿したとおりとても気に入ってたオリンパスのカメラなので、夏の次点としては良い被写体だと思いました。
さて、E-M10 を手にとった最初の印象はエントリー機なのにとても質感が良く、また想像してたよりもズシリとしました!
エントリー機と云う先入観からプラスチック多用のボディと思ってたので、箱から出す時のズシリがとても意外でした。

実重はメモリーカードどバッテリー込みの E-M10質量383gと十分に軽量。そしてなんと Nikon1v1と同じでした!!
もう一機のニコワン、Nikon1v2 は E-M10よりマイナス46gも軽量。
その重量比以上に v2 のほうが軽く感じるので、深いグリップ形状が良い仕事をしているとわかりますが、E-M10 グリップ部の控えめな出っ張りとまっすぐ下に向かうシンプルな造形ラインも気に入った点です。
E-M10 は現行の4型まで進化を続けてますが、外観は初代がスッキリしていて好きですし、もし E-M10 のグリップ部が深くて大きかったりしたら、よりデザインがシンプルな LUMIX GX7 の一択候補だった気がしてます。

あらためて E-M10 の外観印象はノンレフ&4/3型センサーの恩恵で、薄いボディの厚みを実現させつつ、フィルム時代の同社一眼レフ機を彷彿させる各部デザインが格好良いです。
レフ機ならペンタプリズムが内蔵されるトップカバーの出っ張りには、ビューファインダー(→EVF)とポップアップフラッシュが収まってます。
リア面には親指が掛かるように深めのサムレストがあり、浅いフロントグリップとのバランスが取られて安定性が向上してます。
そのぶんサムレストの出っ張りが邪魔で、EVFを覗いたままではFn1ボタンは押しづらいです。
XZ-2 と並べるとトップカバーのEVF部が存在感ありますが、モードダイヤルとコマンドダイヤルの高さを抑えて薄くし、なおかつ前後コマンドダイヤル取り付け部のトップカバーを軸側に絞って引き締めてるから、コンデジレベルまでスリムな印象にできてると思いました。

モードダイヤルにはロック機構はないけど、しっかりしたクリック感なので勝手に回転してしまうことはなさそう。
いっぽう二つのコマンドダイヤルは適度な軽めのクリック感にしてあり、EVFを見ながら指一つで操作できます。

せっかくのEVF付きカメラなので、単に構図を整えるだけでなく、ファインダーを覗いてシャッター速・絞り・ISOの各操作が心地よく使えるのは嬉しいです。

余談だけど XZ-2 はトップカバーにコマンドダイヤルがない代わりに、レンズ鏡胴同軸にコントロールリングを備えてあり、操作性が超絶に素晴らしいです。
そのコンセプトは同社のフィルム一眼のマウント部に備わってた、シャッター速設定リングの継承と云えます。
ならば、OM-3・OM-5・ E-M10 などのグリップが薄いレトロデザインのレンズ交換式カメラには、マウント部にコントロールリングを備えても良いと思うし、なんなら電源オンオフも FUJIFILM のXシリーズコンデジのように、そのコントロールリングに設置して欲しいです。

さて、以下は E-M10 で撮った写真たち。Nikon一眼レフ機が長かったので、まだまだ慣れが必要だけど楽しく使ってます。
初撮影を逃した夏の写真は、40mm・f/4・1/10秒・ISO12800で翌日の夜に。光源は天井のシーリングLED常夜灯とPCディスプレイモニターのバックライトだけ。
夜間の夏を撮るには明るいレンズが欲しいところだけど、Nikon1v2と明るい単焦点があるので焦らなくても良いです。

桜の葉が芽吹いて季節が少し進んだ頃の、自室窓から覗いた17:30の雨景です。150mm・f/5.6・1/30秒・ISO400で撮りました。

春空にコントレイルを描いて飛ぶのはたぶんDC-10。とても古い機種だけど貨物機としてまだまだ活躍中の飛行機です。先行機が残したコントレイルも薄っすら残ってます。102mm・f/8・1/1500秒・ISO400。

ベランダのハンガーも撮ってみる。最短距離90cmでもテレ端なのでそこそこ大きく写ってるのと、前後のボケ具合もいい感じです。150mm・1/350秒・f/5.6・ISO100 で撮影後明るく加工。

自室で続けている熱帯魚アクアリウムを102mm・1/125秒・f/5.0・ISO1600 で撮る。正面から撮りたいけど今のレンズでは引きが足りない。

西陽の透かしが葉脈をしっかり浮かび上がらせてくれた。安価なレンズだけどボケも綺麗だし、しっかり写るので私の用途での望遠域はこのレンズだけで良さげです。150mm・f/5.6・1/1000・ISO400

GW後半の早朝、トイレに起きて戻ったらベッドの真ん中を占領されてしまった。70mm・f/4.6・1/30・ISO12800で撮影。

購入した E-M10 には、M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm f/3.5-5.6EZ とM.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm f/4.0-5.6R のキットレンズがついていたけど、14-42mmは到着時から動作不良がでたりして、3回目くらいにカメラ電源をオンしたときから認識しなくなった!調べてみると14-42mmの持病とも云える症状だったので残念。
ボディを安価で買ったらレンズ2本おまけ!と云う超激安品だったので、すぐに諦めて今は代替レンズを物色中です。
40-150mmは暗めで最短撮影距離も長めだけど、小さくて軽いので今は屋外に持ち出してカメラ操作の練習に重宝してます。

色々書いてるけど大きなカメラをディスってる訳でなく、それぞれ一長一短を理解してるので、自分なりに適材適所の選択肢が増えて満足なのです。
これからはレンズもアクセもひと通り揃ってる135判・APS-Cと、レンズやアクセが揃ってない4/3型・1インチセンサーとで使い分ける場面がより明確化できそうで楽しみです。
