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【ドイツ】夏の蚤の市は、気力と体力、そして心の勝負

こんにちは。
ドイツの片隅から、U子です。

昨日は、月に一度の恒例
デュッセルドルフ、大蚤の市。


フランス食器を並べて出店してきました。

そして今、無事に終わって、ようやくホッとしてこれを書いています。

毎月第2日曜日に開催されます🌿
Radschlägermarkt Düsseldorf
(ラードシュレガーマルクト・デュッセルドルフ)
📍METRO-Gelände (Walter-Eucken-Str., 40235 Düsseldorf)

いやぁ……今回も暑かった。

先日のヨーロッパの熱波はすごかったけれど、それが落ち着いたあとも、今年は暑い日が長く続いています。

そのことについてはこちらからどうぞ→


【朝5時から始まります】

夏の蚤の市は、とにかく朝が早い。

3時に起きて、まだ眠っている街を、商品を積んだ車で会場へ向かい、搬入、荷物運び、テーブルを出して、食器を並べる。

朝5時。

この時間はまだ涼しくて、
「今日は気持ちいいぞ〜」なんて思うのですが……

9時。
暑い。

10時。
さらに暑い。

昼を過ぎる頃には、もう「ダメ、暑い!」という言葉しか出てきません。

商品を整えたり、お客さんとお話ししている間は、楽しくて夢中なのですが……。

問題は、そのあと。

最後に待っている、怒涛の片付けです。

ドーンっっ。

商品パッキング用のバナナ箱、山盛りです。

食器を一枚ずつ包み、箱に詰め、テーブルを片付け、荷物を運び、車に積み込む。

朝から一日立ちっぱなしの身体には、これがなかなか堪えます。

「……もう無理〜」
と言いながらも、これを終わらせなければ帰れません。
最後の最後に、もうひと仕事なのです。


【夏休みには勝てません】

そして、夏はどうしてもお客さんが少なくなります。

みんな夏休みだからです🌻

故郷へ帰ったり、旅行へ出かけたり。
普段よく来てくださる方たちも、それぞれの夏へ。

もちろん、
「じゃあ私たちも夏休みにします!」

……とは、なかなかいきません。

なので、暑さ対策をしたり、陳列を工夫したり、夏でも見てもらいやすい商品を考えたり。

様々な大きさのクリスタル。

何百年も前のシャンデリアを飾っていた、アンティークパーツ、カットガラスたちです。

少しでも涼しげに見えるよう、敷くクロスもブルーに。

ランプやアクセサリーのDIYはもちろん、お部屋やお店のディスプレイにも人気です。

ひとつ2ユーロから。
好きなものを、好きなだけ選んでいただけるのも好評でした。

食器やアクセサリーも、涼しげなブルーのものをご紹介しました。

アンティークのシェル製スプーン🥄
ゆで卵をいただくために使われたもので、シェルならではのなめらかな口当たりが好まれたそうです。

透かし細工の美しいフィリグリーのアクセサリーも、たくさん手に取っていただき嬉しかったです。

出店者はそれぞれ、暑い中でも少しでも楽しんでもらえるよう工夫しています。

それでも、暑いものは暑い。

そして、
蚤の市は体力だけではありません

店をやっていると、もちろん、いつも気持ちのいい人ばかりが来るわけではありません。残念ながら、

時には、心ない言葉をかけられたり、少し失礼な態度に出会うこともあります。

そんな日は、暑さで疲れているぶん、普段なら流せることまで心に引っかかったりする。

「今日はちょっとしんどいな...」
そんな日もあります。

でも、そんな時こそ、
誰かの反応で、自分の好きなものの価値まで決めなくていい。
そう思うようにしています。


【私は、私の好きなものを並べる】

「素敵!」「コンディションもいい」「これは特別だ」

そう思えるものを、ひとつひとつ選んでいます。

昨日は朝のうちとても静かでしたが、お昼頃になるにつれ、少しずつ人が立ち止まってくれるようになり、
「素敵!」
「可愛い!」
そう言って食器を手に取ってくださる。

それから大好きな友人たちが会いに来てくれたり、以前のお客さんが、
「また来たよ!」と声をかけてくれたり。

そのひとことや笑顔に触れているうちに、
朝からの心細さも、いつの間にか消えていました。

今日も好きなものを並べて、
好きと言ってくれる人に出会えた。

それが、何より嬉しい。

あとは帰り道に、アイスをひとつ。

ドイツのアイス、実はとっても美味しいんです。
ハーゲンダッツ?いえいえ。
イタリアのジェラートにも負けない……というより、私はドイツのアイスがけっこう好き。

マンゴーとマラガ(ラム酒漬レーズン)この盛り、
これで1.80€。
今なら日本円で350円くらいでしょうか。

これでも、最近値上がりしたんです。

こういう、気取らない日常の小さな幸せも、私がドイツを好きな理由のひとつです。

「ああ、終わった〜」

これも私の、夏の蚤の市。
そして、ささやかな夏休みです。🌿


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

蚤の市は、華やかに見えて、実はなかなかの体力仕事。

それでも、誰かが古いものを手に取って、
「素敵ね!」と楽しんでくださる。

そんな瞬間があるから、やっぱり出店はやめられません。

暑い日が続きますので、皆さまもどうぞご自愛くださいね🌿🕊️

いつもスキ♡フォローをありがとうございます。
とても励みになっています。

次回は、同僚からご縁をいただいたアンティークをご紹介したいと思います。

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