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ブラックロックのトップが語った「トークン化革命」の本質

──インターネット前夜と同じ地点に、私たちはいま立っている


米国・世界最大の資産運用会社 BlackRock。
その CEO ラリー・フィンク、そして COO ロブ・ゴールドスティンは、
いま世界の金融界で最も影響力を持つ2人です。

その2人が The Block のインタビューで口にした言葉は、
金融史の転換点を示すような、重いものでした。

「トークン化は、金融にとって “初期インターネット” と同じ段階に入った。」
「変化はほとんどの人が予想するより、はるかに速いスピードで進む。」


この記事では、なぜBlackRockが“インターネット前夜”に例えるほど
トークン化(Tokenization)を重要視しているのか、
そしてこれが私たちの未来に何をもたらすのかを解説します。

https://www.theblock.co/post/381046/blackrock-larry-fink-rob-goldstein-tokenization?utm_source=telegram1&utm_medium=social


■ トークン化とは何か?


「すべての資産をデジタル台帳で管理する」という革命

フィンクとゴールドスティンが指摘する「トークン化」とは、
• 株式
• 債券
• 不動産
• コモディティ
• キャッシュ
• プライベート資産

これらの “所有権” をブロックチェーン上で記録する技術 を指します。

つまり、

▶ 銀行・証券会社を介さず、

▶ 即時に、

▶ 世界中の人々が、

▶ 資産を売買・保有できる


という未来が視野に入っているわけです。

フィンクは、これを “簿記(二重仕訳)が発明されて以来の大変革” と表現しました。


■ RWA(実世界資産のトークン化)は20ヶ月で300%成長


彼らの発言には、明確なデータが裏付けられています。
• RWA市場の成長率:過去20ヶ月で約300%増
• Trillions(兆)規模の資産が今後オンチェーン化される見込み


これは、単なる仮想通貨ブームとは異なります。

既存の金融資産そのものが、
“デジタル証券” へと生まれ変わろうとしているのです。


■ BlackRockはすでに実験段階を超えている


BUIDL:20億ドル超の資産がオンチェーンで運用中

BlackRockはすでにトークン化への本格参入を始めています。

代表例が:

◎ BUIDL(BlackRock Tokenized U.S. Money Market Fund)

• 公開ブロックチェーン上で運用
• 総TVL(ロック資産)は 20億ドル超
• 実世界資産(RWA)の中でも屈指の成功例

さらに、同社は
• Bitcoin ETF
• Ethereum ETF


でも世界最大級の資金流入を記録しています。

つまりBlackRockは、

▶ 暗号資産

▶ トークン化RWA

▶ ブロックチェーン決済


これら全領域で確実に“未来の金融インフラ”を構築しているのです。


■ トークン化が起こす変化

金融市場の「インターネット化」が始まる


① 決済は“即時”になる

→ 国際送金が数秒で完了する。

② 非流動資産が小口化し、誰でも投資可能に

→ 不動産や社債が“1万円単位”で買える世界。

③ 中間業者が減り、コストが激減

→ 金融の“中抜き”が起きる。

④ 市場が透明化し、不正の余地が減る

→ すべてが台帳に記録されるため。

⑤ 資産管理が“1つのウォレット”に集約

→ 株・債券・不動産・デジタル資産。
 すべてまとめて保有・管理できる。

これはフィンクたちが予想する「金融のインターネット化」の姿です。


■ 新興国で先に普及し、アメリカが主導権を握る可能性


記事では、以下の2点も指摘されています。
• 銀行インフラが弱い国ほど、トークン化金融に移行しやすい
• アメリカには、トークン化をリードする企業が最も多い


つまり、この革命は

▶ 新興国のキャッチアップ

▶ アメリカの主導権争い


という2つの力で一気に加速する可能性があるのです。


■ 規制の課題


“新しい法律” ではなく、“既存法のアップデート” が必要

BlackRockの提案は明快です。

「債券はブロックチェーン上でも債券だ。
ただし市場は“より速く・より安全に”動くべきだ。」

規制当局が対応すべきは:
• 投資家保護
• カウンターパーティリスク基準
• デジタルID整備
• 透明性基準

つまり「新しい世界に合わせたアップデート」をするだけでいいのです。


■ まとめ:いま何が起きているのか?


この記事が伝える本質はただ1つ。

**“金融の中心が、アナログからデジタルへ、

 そしてブロックチェーンへ移動し始めた。”**


しかも、

“インターネット初期に匹敵する、歴史的な瞬間” である。

今後10〜20年の金融は、間違いなくこの方向に進む。

そしてそれは、
個人の資産形成にも、企業の経営にも、政府の施策にも影響する巨大な波です。


■ この革命の中で私たちができること

• RWA(実世界資産)の理解
• トークン化された金融商品への理解
• デジタルウォレットの習熟
• 即時決済・ステーブルコインの活用
• 分散金融(DeFi)との付き合い方

こうした知識が“未来の標準”になります。

金融が変わると、
世界の富の流れも、国家間の競争も、個人の資産形成も変わる。

その変化を「遠くから眺める側」で終わるのか
「先に理解して波に乗る側」になるのかで、
自己資産の未来は大きく変わります。

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