テニスを教える、とは?
こんにちは。
興味を持っていただいてありがとうございます。
整体屋開業予定のアナトリです。
「テニスを教える」とは何だろう?
教師になってから、何度も考えてきた。
結果を出そうと、自分なりに部活動の指導に本気で取り組んだ。
しかし、目標としていた県大会出場までは届かないまま、退職してしまった。
退職して1年半。
今でも、ふと考えることがある。
練習メニューが悪かったのか。
厳しさが足りなかったのか。
保護者を巻き込むべきだったのか。
単純に、練習時間が足りなかったのか。
もちろん、自分の指導力が足りなかったことは間違いない。
ソフトテニスの指導に時間をかける覚悟も、ソフトテニスに対する思いも、強豪校の先生方と比べれば足りなかったのだろう。
軟式テニス協会とのつながり。
練習試合を組む人脈。
格上と戦う経験。
思い返せば、「もっとできたこと」はいくらでもある。
そのことばかり考えて、押しつぶされそうになったこともある。
でも、一つだけ胸を張って言えることがある。
僕は、生徒とテニスをする時間が好きだった。
一人の選手として。
一人の人間として。
一緒に笑って、一緒に悩んで、一緒にボールを追いかける。
その時間が、本当に好きだった。
だから、生徒から、
「先生、テニス楽しいです。」
「先生、一緒にボール打ってください!」
そう言ってもらえることは多かった。
勝たせることは、できなかった。
でも、テニスを嫌いにさせなかった。
それは指導者として、少しだけ誇ってもいいことなのかもしれない。
もちろん、勝つことも大切だ。
勝つ喜びを知ることは、子どもたちの成長につながる。
だから、もっと勝たせられる指導者になりたかったという気持ちは、今でもある。
それでも今の僕は、
「テニスを教える」とは、
勝ち方だけを教えることではないと思っている。
そのスポーツを好きになるきっかけをつくること。
好きになれば、自分から考え始める。
もっと上手くなりたいと思う。
もっと練習したいと思う。
その時間は、きっと人生を少し豊かにしてくれる。
教師を辞めた今も、知人にテニスを教えることがある。
その時、僕が一番大切にしていることは、昔と変わらない。
今日も楽しかった。
また来たい。
そう思って帰ってもらうことだ。
勝つことも大切。
でも、好きになることは、そのもっと手前にある。
だから僕は今日も、
テニスを教えるというより、
誰かがテニスを好きになる、そのきっかけを一緒につくっているのかもしれない。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの時間にお邪魔できて嬉しいです。
よければ、また遊びに来てください。
アナトリでした。
