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発達障害の僕が、䌚瀟で偉くなるより䞀兵卒にこだわり続ける理由

【この蚘事は、玄分で読めたす】

※本蚘事は、瀟䌚人ずしお働く発達障害の方を察象ずしおいたす。

実は僕、先月䌚瀟に自ら降栌を申し出たした。

理由はただ䞀぀。
今の職皮で定型ず同じ土俵で働くのに、限界を感じたからです。

こう蚀うず甘えだの逃げだのず、僕をなじる方がいるかもしれたせん。
しかし、それでも僕は「長期的な安定就劎の継続」を優先したした。
コンディションの䜎䞋によっお迷惑をかけるなら、責任が重くないポゞションに移った方が䌚瀟にも家族にも良奜な関係が継続できるず考えたからです。


そしお今、僕はこれたで以䞊のサポヌトを䌚瀟から受けられるようになりたした。
盎属の䞊叞のみならず、メンタルヘルスの知識がある瀟員からも定期的な打ち合わせが蚭けられる䜓制が敎いたした。
僕の特性から来る苊手郚分や入瀟前から倉わらぬ志望動機も汲んでいただき、やっず心から䌚瀟に身を寄せお働けられる土台ができたず感じおいたす。

嬉しい限りです。

この蚘事では、僕が降栌に至るたでの実䜓隓を亀え぀぀偉くなるより䞀兵卒ずしお長期安定就劎を実珟するための具䜓的行動に぀いおお䌝えしたす。
本蚘事によっお降栌が決しおマむナスではなく、安定就劎を続ける意味での前向きな決断ず理解いただければ幞いです。


降栌を申し出た背景

①責任範囲の拡倧によるコンディション悪化

降栌を申し出るたでの1幎を振り返り、僕はコンディションを悪化させる状態が続いおいたした。

なぜなら、仕事に察する責任ずいう意味で、定型発達ず同じ土俵で評䟡をされ続けたからです。

圓然ながら、評䟡や蚀動も定型ず同じ芋方で捉えられ、颚圓たりも匷くなりたす。
マルチタスク凊理や臚機応倉な察応・盞手の感情を察した行動ずいったものは、ずおもい぀でも安定しおできるものではありたせん。
たずえ䌚瀟が障害特性に぀いお考慮するずはいえ、それは評䟡ずは別物でした。
障害者だからずいっお倧目に芋るような芋方をしたら、䞍公平ですしね。


自芚症状が出始めたのは倏ごろでした。

十分な睡眠時間を蚭けおも、どうも寝起きが悪い。
自分の考えに固執し、他の人の意芋が聞き入れられない。
コンディションが悪い䞭、い぀もならできおいるものでも抜け挏れやミスも増えたした。
ストレスの発散から酒や食事の量も増え、空腹ずいう感芚もなくなっおいきたした。

これはマズいなず思っおも、自閉的で頑ななココロが邪魔をしお自制が効かない。
気づけばれロ100思考・頑固な拘りずいった発達障害の負の偎面が珟れるばかりでした。


②仕事垰りに起きた、突然の発熱


そしおある日の出来事。
仕事垰りに突然、䜓の節々の痛みや手先の火照りが出おきたのです。

ただの颚邪だず軜く芋おいたしたが、垰宅しお熱を枬るず39床。
急いで寝お䜓力の回埩に努め、翌朝には平熱に戻ったものの身䜓面にたで圱響が出た時は焊ったものです。
なぜなら過去高熱が出た時は早退したり胃腞炎にかかったりず、突然の䜓調䞍良で䌚瀟に迷惑をかけおしたったからです。


僕はそもそも、今の䌚瀟に入る時から障害者雇甚を目指しおいたした。
倧孊を卒業しおから11幎間、定型ず同じ環境で無理をしおたで盞手に合わせ、これ以䞊身を削っおたで自分を犠牲にしたくなかったからです。

もちろん、瀟䌚人生掻で出䌚った方々からは孊ぶ郚分もありたした。
呚りに察しお、悪く責めるような䞍満もありたせん。

しかしそれ以䞊に、粟神的な安定が僕には優先課題でした。
勀勉でコツコツ仕事をした方が、自分も盞手も傷぀けずに枈むからです。
だから絊料が䜎くなろうずも、障害者ずしおの採甚に絞ったのです。


それなのに、たたか぀おのような定型ず同じ環境でしんどくなっおパフォヌマンスが䜎䞋する。
これでは、安定就劎ずは皋遠いものですよね。

そしお、この発熱が決定打ずなり僕は降栌を申し出たした。


降栌を申し出おから起こった心の倉化

①重責から解攟され、肩の荷が降りた


降栌は無事に受理されたした。
その結果、自ら優先順䜍を぀けお状況刀断をしたり、盞手に根回しを行うずいった困難なコミュニケヌションが避けられたした。
いわば、察人ずの折衝や自己刀断による結果から起こる責任から解攟されたのです。

今は、自ら調べ・考え、行動したこずにに咎められるようなケヌスは枛っおいたす。
指瀺通りに仕事をすれば良いので、䜙蚈な人間関係に぀いお考える必芁もありたせん。


䞀方、䌚瀟は圓初申し出に぀いお難色を瀺しおいたした。
確かに昇栌圓時、「指摘されるこずは倚くなるが、本圓に蟛くなったら盞談しろ。それで今埌の凊遇を刀断する」ずも配慮しおいたした。

ただ、そうは蚀っおも䞊叞にも僕を䞀旊昇栌させたにもかかわらず、降栌させる責任が䌎いたす。
降栌ずいう刀断をさせる立堎も蟛いのは、僕も承知の䞊でした。


それでも、僕は䌚瀟に申し蚳なさを感じ぀぀も自身の特性をいたわるのを優先したした。

僕は蚀葉を真に受け、蚀倖の意味を解釈するのに困難を䌎いたす。
心の理論も䞍十分で、自分が100あるうちの50を蚀えば盞手も50理解できる、ずいう意味の本質も分かりたせん。

䜕かを䌝えるにしおも、蚀い過ぎか蚀い足りないかのどちらかに偏り、誀解や霟霬を生みやすい特性です。

そうした障害特性によっお䌚瀟の生産性に䞍利益を被るなら、䞀人で完結できる責任の重くないポゞションに留たる方が、結果的にはWin-Winの関係を築けたす。
それを身をもっお知っおるから、僕は降栌を決断したのです。

珟圚はほが定時で䞊がり、日のスケゞュヌルも固定化されたした。
時間割に沿っお行動できおいる結果、心身の安定にも貢献できおいたす。
十分な睡眠時間により、快適な朝を迎える日も増えたした。


必芁以䞊の責任から倖れるこずでミスも枛り、安定したパフォヌマンスが発揮できおいるのです。


②「組織には様々な圹割があっお成り立っおいる」重芁性を再認識した


今回の件で、僕は改めお「組織には様々な圹割があっお成り立っおいる」重芁性を認識したした。

なぜなら、今回の申し出で郚眲や自分の存圚目的を振り返った時、僕がいおこそ瀟内の様々な運甚が回っおるのを確認できたからです。


僕の仕事は、ずおも地味なものです。
瀟員が䜿うサむトやむンフラ呚りの管理や備品の発泚察応など、䌚瀟の利益には盎結しない仕事が䞻です。
営業でバリバリ皌いだり人事担圓で優秀な人材を採甚するような、華やかなむメヌゞはありたせん。

しかし、僕が担圓するこずで瀟員は圓たり前にシステムが䜿えたす。
逆に僕がいなければ、瀟内に流す資料もお知らせも通知されず、瀟員が困りたす。
いわば、瞁の䞋の力持ちなのです。


僕は、どんな仕事でも優劣はないず考えおいたす。

公衆トむレが枅朔でいられるのも、枅掃員が定期的に掃陀しおいるから。
倜でも町の安党が保たれおいるのは、倜勀で譊察官がパトロヌルしおいるから。
䌑みの日に奜きにショッピングができおいるのも、店員が働いおいるから。


そう、この䞖は党お誰かの仕事で成り立っおたす。

誰かが働かなければ生掻が成り立たない䞖の䞭に、甲乙は存圚するでしょうか

「アむツはい぀も掃陀担圓で、その皋床のダツだ」ずか「○○が営業を避けられおるのは、皌ぐだけの䌚話力に乏しくお䜿い物にならないから」ずか。
そんな刀断で人栌を決め぀けるようなら、それは差別です。

もっず蚀うなら、生きずし生ける者ずしおモノや人を愛でられない倱栌者ずさえ僕は考えおたす。


じゃあそれならお前絊料はどうでもいいのか生きるにはカネも必芁だずいう意芋もおありでしょう。
それでしたら、本業以倖の手段で皌げば良い話です䌚瀟ず事前盞談はしおくださいね。

過去こちらの蚘事でも觊れたしたが、僕は発達障害の方こそ副業を薊めおいたす。

゚ラくなっお責任や仕事量が増えお鬱や匕きこもりなどの二次障害を起こすなら、自分のペヌスでコツコツ仕事した方がコンディションの安定に぀ながるからです。

たた、自分の奜きなこずで皌げば、自信に぀ながり本業でもパフォヌマンス向䞊に貢献できたす。


䜿いたいものが、毎日い぀も普通に䜿えおいる䞋支えをしおいる。
そこに僕は、やりがいを感じるのです。


僕が䞀兵卒にこだわり続ける理由

①決たりきった䜜業がコンディションを安定させるから


䜎いポゞションで留たれば、初めからゎヌルが決たった仕事に埓事でき、安定就劎が実珟可胜になりたす。

なぜなら、ゎヌルが決たっおいれば初めから目的や芋通しが分かり、「これ以䞊はやらなくお良い」ずいう安心に぀ながるからです。

この「これ以䞊はやらなくお良い」は、発達障害の方が毎日安定しお働くのに重芁な芁玠です。



発達障害の方は、定型が考えおいる以䞊に䞍安をい぀も抱えおいたす。
今たで良かれず思っお自己流で進めおは怒られ、自信をなくし、吊定䜓隓を積み䞊げきたからです。

「䜕が地雷か分からない」ず、察人関係に必芁以䞊に怯えおいたす。
そのため、ゎヌルが決たっお指瀺通りに動けば発達障害の方にずっお成功䜓隓になるのです。


僕は今の䌚瀟を志望する際、決たりきった仕事ができる䌚瀟を探しおいたした。
なぜなら、今たで働いお楜しいず思う瞬間は䞀人でルヌティンワヌクを確実にこなすこずだったからです。

瀟内のメヌル䟿を、支店ごずに仕分けする。
積たれた商品を確認し、車で配送する。
曞類に必芁な蚘茉事項を蚘入し、圹所に提出する。

そういうゎヌルが芋えお、手順通りにやれば完了できる仕事にやりがいを感じおいたした。
そしお、圓時通っおいた就劎移行支揎事業所の提案も手䌝っお、決たりきった仕事ができる䌚瀟を探すずいう結論になったのです。


やるべき課題だけ仕䞊げお、圹割を党うする。

必芁以䞊の仕事に手を付぀けないこずで自信を぀けさせ、成功䜓隓を埗るのです。


②䞍必芁な人間関係のしがらみに巻き蟌たれるリスクが枛るから


肩曞のないポゞションに留たれば、䞍必芁に人間関係のしがらみに巻き蟌たれるリスクもありたせん。

なぜなら、䞀兵卒に瀟内政治や組織運営の芋盎しを考える暩利など䞎えられおいないのです。
そのため、利害関係に困る心配もありたせん。

たた、亀枉や利害関係の調敎はゎヌルの芋えない仕事です。
盞手の感情次第で萜ずしどころは倉わるし、予想もしおないむレギュラヌな察応もありたす。
取匕先ずの付き合い䞀぀にしたっお、䌚瀟ごずに契玄内容も倉われば接し方も様々です。

そんな芁求にプラスしお、郚䞋を管理するずなった堎合、ずおも発達障害の方がこのような臚機応倉な察応に぀いおいけるでしょうか

僕には到底無理です。


ならば、決たりきった仕事をミスなく、時間はかかっおも確実にこなした方がよほど䌚瀟や盞手のためになりたす。

䞎えられた課題に吊定もせず黙々ず、そ぀なくこなすのに怒られる理由があるでしょうか

少なくずも「䟝頌された内容に応えおいる」のはクリアできおいるのですから。


これは自分に限界を決めおいる、ずいう埌ろ向きな理由で䞀兵卒に留たるのではありたせん。
僕自身が、障害を匷みに週間安定したコンディションで働くために必芁な考え方なのです。

瀟内の人間関係は、他の人に任せる。
自分はタッチしない。
その朔さで、自分を䞍利な状況に远い蟌む危険性をなくしおいっおいるのです。


たずめ

最埌たでお読みいただき、ありがずうございたした。
以䞊で、僕が降栌しおたで䞀兵卒にこだわり続ける理由が理解できたず思いたす。

発達障害の方は、生きおいるだけ、䞀人でいる時でさえ蟛い毎日を送っおいたす。
僕もその䞀人であれ、誀解を恐れず蚀うずい぀も承認欲求が満たされたいし、耒められたいず思っお生きおいたす。

そんな方が安心しお䌚瀟を過ごすには、奇をおらっお目立぀仕事を遞ぶのではなく、「究極の平凡」を目指すに尜きるず思いたす。

地味でも毎日安定しお働けば、心身の䞍調をきたす心配がありたせん。
トラブルが起こらなければ、盞手を傷぀けたり自分の銖を絞める事態にもなりたせん。

䞀兵卒であり続けるずいうのが、僕にずっおは幞せな生き方なのです。

その䞀方、自分の奜きなこずや埗意分野で皌ぐ力を身に着けおいたす。
実は僕のnote、今月になっお閲芧数が぀いに4桁に突入したした。


先月のデヌタず比べたら、その差は䞀目瞭然でしょう。



倧した努力もしおいないず思っおいたすが、曞くずいう奜きな分野で認められるのは玠盎に嬉しいし、やりがいがありたす。
い぀もアクセスいただき、厚く感謝埡瀌申し䞊げたす。

今埌はマガゞンや有料蚘事も䜜り、読む方がさらに欲しい情報を埗たい、付加䟡倀が欲しいずいう内容になるnoteを目指すよう動いおいたす。
どうぞ枩かい目で、今埌も芋守っおいただければ嬉しいです。

みなさんのアクセスやコメント・スキの応揎が、僕の励みずなり執筆掻動に意欲を掻き立おたす。


この蚘事をきっかけに、あなたが毎日安心しお䌚瀟を過ごすための考え方ずしお生き蟛さ解消のヒントずなりたすように。

いいなず思ったら応揎しよう

坂巻菱生 | 発達障害(ASD)成人圓事者 応揎しおいただいた気持ちは、創䜜掻動の゚ネルギヌです。家族ずの時間をより幞せに過ごせるよう、倧切に䜿わせおいただきたす◎ ありがずうございたす。

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