【挫画原䜜】むケメン俳優の匟に成り代わりっおアリですか【第ニ話】

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本文

〇昌間 病宀 

ペり「  だから姉ちゃん、オレの代わりにクルれむロに出お」

・䞀瞬、シンずなる病宀。恐る恐る話し出すアキ。

アキ「  䜕 代わり   ペりの圹っお女の子の圹なの  」
ペり「違うよ。䞻人公のラむバルの圹。男キャラだよ」

・真顔のたたのペり、真剣な顔でアキを芋぀めたたた蚀う。

ペり「オレの代わりに、  姉ちゃんが【須郷ペり】ずしお  舞台に出お欲しいんだ」
アキ「はあ な  䜕それ 無理に決たっおるじゃん」
「ず蚀っおるが  どうする ペり」

・バッず男の方に顔を向けるアキ。盞倉わらず品定めするような目で芋おくる。

ペり「  でもオレは無理じゃないっお思っおるんで。  姉ちゃん、こちらオレをスカりトしおくれた、事務所の瀟長の海城さん」
海城「  どうも、ペり君の  やる前から吊定で入る埌ろ向きなお姉さた」
アキ「な  」

・初察面の幎䞊の男性から真顔でそんなこずを蚀われお驚くアキ。驚きがすぐ怒りに倉わる。

アキ䜕っお嫌味で倱瀌な  おいうか無理なものは無理っおいうのがあるでしょ  䞀瞬かっこいいずか思っちゃったのがむか぀く

ペり「  ちょっず、海城さんから説明しおもらっおもいいですか。  オレ、ちょっず足痛くなっおきちゃっお」
アキ「ええ 倧䞈倫なの 」

・ベッドに掎みかかる勢いを芋せたアキに、匱々しく笑っお芋せるペり。その本気の心配をした顔をじっず眺める海城。

海城「いいだろう。  須郷アキ、少し付き合っおもらう。  ペり、すぐ戻るが、痛むようなら看護垫を呌べよ」

・そう蚀っお぀いおこいず芖線で蚎える海城。むか぀きながらも぀いおいくアキ。

〇昌間 病院内 カフェ

・むすっずした顔のアキ、ひょうひょうずした顔でコヌヒヌを飲む海城。

海城「挚拶がただだったな。こういう者です」

・海城の名刺を枡される。芗き蟌んだ先には
【株フィレンツェ 代衚取締圹 海城 光】
ずいう蚘茉。

アキ「どうも。  でもあなたの怪しさ、名刺䞀枚じゃ䜕も緩和されたせんけど」
海城「怪しい 初めお蚀われたなあ」
アキ「    そうですか」

・ずっずひょうひょうずした態床の海城に察しお、譊戒心をむき出しにするアキ。

アキ「それで、  どういう事なんですか 先にペりず話しおたみたいですけど」
海城「  どういう事もこういう事もない。話はシンプルだ。君が【須郷ペり】を挔じお、舞台に出お、無事に千秋楜たで駆け抜ける。期間は倧䜓か月くらいを乗り越えられればいい」
アキ「簡単そうにそんな  他人のフリしろ、っお蚀っおるんですよ、あんたりにも  突拍子もないし、珟実的じゃあない  」

・隠せない動揺を芋せながらもなんずか冷静に蚀おうずするアキに、静かに蚀う海城。

海城「ペりに才胜があるのは、姉のあなたも知っおるんじゃないですか」
海城「それに、才胜があるけれど  あなたの圱で消されおきたずいうこずも」
アキ「」

・自分ひずりで考えおきたこずず同じこずを指摘され、䜕も蚀えなくなるアキ。

海城「正盎うちは小さい事務所だ。せっかくの倧きな圹を反故にしおも次の話をペりに持っおいっおやれるかはわからない。そのふがいなさはただただ謝るしかない。  だが、あんたがかわりにペりに【なっお】くれるなら、話は党く違う」
海城「最初にこの話を持ち蟌んだのはペりだ。ペりが、君なら出来るず蚀い出した。ずいぶん信甚されおるな」
アキ「  」

アキ  なんか信じられなさすぎお  考えがたずたらない  ペりが私ならっお蚀ったっお

海城「  正盎君のビゞュアルを芋たら、オレもやれる、ず思ったよ。君たちは良く䌌おいる。背栌奜も䜓栌も近い印象なのは驚いた。  たあ君の方が、ペりよりも険がある印象だがな。  圹には合う」

・眉を寄せたたた海城をじっず芋぀めるアキ。

アキ  なんなんだこの人  やけにオヌラがあるんだよな  

アキ「  ペりのフリしお、男ずしお皜叀しお、舞台に立お、っおこずですか」
海城「最初からそう蚀っおる。それに尜きるっお話をしおいる。  オレからは、頭を䞋げるこずはしない。  決めるのはきみたちだ。オレは、君たち姉匟にかけるだけだ」

〇倜 アキの自宅マンション アキの自宀

・郚屋の䞭、ベッドで寝転がりながらスマホで映像を芋おいる。2.5次元舞台の映像。

アキ  なんおいうか、  想像しおたよりギラギラしおるな  おいうか  ほんずにキャストが男の子しかいない

・映像の䞭で、色ずりどりの衣装やりィッグを身に着け、歌い螊る青幎たち。

アキ  舞台だ、圓たり前だけど  

・アキの頭の䞭に浮かぶ、スポットラむトを济びた時の高揚感。焌けるような熱の䞭で、目いっぱい身䜓を䌞ばしお飛ぶ快感。

アキ  きっず、忘れられない。

・舞台の䞊で歊噚で戊っおいる姿、おどける姿  じっず芋おいたアキ、突然身䜓をがばりず持ち䞊げお叫ぶ。

アキ「は こんな事もすんの」

客垭に降りお、芳客に向かっおりむンクをしたり投げキッスしたりしおいるシヌンになっお驚きの衚情を浮かべるアキ。

アキこれっおアむドル  わからない  。自分が知っおる䞖界ず違いすぎる  おいうかこれ歌もある   女の子にファンサするの  

アキ  出来るわけが  

・ペりが、数日前、自分の郚屋で嬉しそうに「舞台に出る」ず蚀っおきたこずを思い出す。

アキ  あんな顔するんだ、  あんな顔しおたのに

・病宀で泣いおいるペりの姿、涙の痕を残しながらも「でもオレは無理じゃないっお思っおる」ず蚀い切った時の顔が浮かぶ。

アキの母「アキちゃん、ごはんできたよ 食べられる  」

アキ「はヌい、今行く」

〇倜 アキの自宅マンション リビング

・食事しながら䌚話する二人。

アキの母「ペりくんから、舞台に代わりに出おっおお願いしたっお聞いたよ」
アキ「  そう、だけど  正盎、ビックリしちゃっお」

アキの母「そうよね、お母さんも聞いおびっくりしちゃっお  いいの、アキちゃんは無理しないで。ゆっくりやりたいこずを探せばいいからね。倧孊いくずか、バレ゚の先生を目指すずか  䜕でもやっおみたらいいず思うの」
アキ「なんでも  」

アキ  倧孊に行くのも、バレ゚の先生になるのも、誰でも出来る。  でも、【須郷ペり】ずしお舞台に立぀こずは、私にしかできない――

・アキの頭の䞭に、ペりの泣き顔ず海城の人を銬鹿にしたような態床がフラッシュバックする。

アキ  私はたた、匟をひずりで郚屋に眮いおいくの

・そう思った瞬間、テヌブルに眮いおいたアキのスマホが震える。ペりからの着信。倉なこず蚀っおごめん、ずいうずころで通知メッセヌゞが途切れおいる。

アキ  たたこっちぞの気遣いばっかりしおる

アキの母「ペりくんの事、蚱しおあげおね。事故で動転しおいるみたいだから」
アキ「お母さん」

・アキ、箞をおいお静かに蚀う。

アキ「蚱しおもらうのはきっず、私たちの方だよ。ペりの優しさずか、我慢匷さずかに甘えおた、私たちの方」

アキ  この䞖に私しかできない事があるのはきっず、幞犏なこずだ

〇倜 アキの自宅マンション 掗面台  

・掗面台の前で、ハサミを持っおいるアキ。

アキ矎容院行くのを埅っおたら、芚悟ががやける

・適圓にひっ぀かんだ髪に、真暪からハサミを入れる。ざくざくず切っおいく、ばらばらず掗面台に髪がこがれおいく。
・じょきじょき嫌な音がする、無理やり頭を傟けおハサミを入れ続ける。぀いに最埌たで切れる。

アキ「  ふぅっ  頭軜っ」

・鏡の䞭には、銖の長さ䜍で毛先が斜めになった劙な頭になったアキ。

アキ  こんなに短くしたの、人生で初めおだ。人生ではじめお、お団子が䜜れない頭になっおる

アキ明日矎容院行っお盎しおもらわないずな  

・鏡の䞭の自分を芋぀めながら囁くアキ。

アキ「  私、出るよ」
アキ  海城っお人のためにもなりそうなのは癪だけど  

アキ「  ペり。私あんたのために、䞖界䞭を隙しお、真実を隠す  その芚悟、しおやるよ」

アキ「私の人生から二か月を、あなたにあげる」


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いいなず思ったら応揎しよう