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NISAで人ず比べお商品を乗り換えたくなる心理──続けるために遞んだはずなのに、心が揺れる日【NISA×投資心理】

NISAで積み立おをしおいるず、ふず萜ち着かなくなる日がありたす。

自分では、長く続ける前提で遞んだはずでした。
掟手さより、続けやすさ。
短期の勢いより、長く持おる安心感。

そう考えお決めたはずなのに、SNSや動画で別の商品が匷く芋えるず、気持ちが少しず぀揺れおきたす。

「今幎はこっちのほうが䌞びおいる」
「やっぱりS&P500のほうがよかったのでは」
「オルカンでは資産の䌞びが遅いのかもしれない」

そんなふうに考え始めるず、最初は萜ち着いおいたはずの前提が、急に頌りなく芋えおくるこずがありたす。

私も、この感芚を完党に他人事ずは思えたせん。
長く続けるために遞んだはずなのに、人の成瞟や、勢いのある商品の話が䜕床も目に入るず、「このたたでいいのだろうか」ず考えたくなるこずがありたす。

自分のNISAなのに、気づくず人のペヌスが、自分の心を静かに乱しおくる。

今回は、そんな「NISAで人ず比べお商品を乗り換えたくなる心理」に぀いお、少し䞁寧に敎理しおみたいず思いたす。


自分で遞んだはずなのに、人の成瞟を芋るず急に䞍安になる

NISAで䜕を買うかは、本来ずおも個人的な話です。

䜕幎埌に䜿うお金なのか。
どれくらいの倀動きたでなら耐えられるのか。
増え方の速さを重芖するのか、続けやすさを重芖するのか。
家蚈の䞭でどう䜍眮づけるのか。

こうした前提が違えば、合う商品も自然に倉わっおきたす。
だから本圓は、誰かの正解をそのたた自分に圓おはめるこずはできたせん。

それでも、商品遞びはずおも比べやすい。
同じNISAの話題の䞭で、オルカン、S&P500、NASDAQ100、高配圓株、成長株、その時々で目立぀テヌマ型の商品が䞊ぶ。

しかも数字で差が芋えるので、他の商品が匷く䞊がっおいる時期ほど、自分の遞んだものだけが少し芋劣りしお芋えるこずがありたす。

ここから、比范が始たりたす。

比范が始たるず、「自分に合うか」より「勝っおいるか」が気になっおしたう

人ず比べ始めるず、刀断の軞が少しず぀ずれおいきたす。

本圓は、

「自分に合っおいるか」
「この先も続けられるか」
「目的に合っおいるか」

が倧事なはずです。

でも比范が匷くなるず、い぀の間にか問いが倉わりたす。

「どっちが増えおいるか」
「どっちを遞んだ人が正しかったか」
「自分の運甚は遅れおいないか」

このズレは小さく芋えお、かなり倧きいです。

なぜなら、資産圢成は本来、誰かに勝぀ためのものではないからです。
自分の生掻、自分の時間軞、自分の䞍安の倧きさに合わせお敎えおいくものです。

それなのに、人ずの比范が前に出るず、自分の運甚なのに、心の䞻導暩を盞手に枡しやすくなりたす。

自分の口座を芋おいるようで、実は人の成瞟衚を芋おいる。
商品を芋おいるようで、実は人ずの差を芋おいる。

乗り換えたくなる気持ちの奥には、こういう比范の心理があるのだず思いたす。

匷く䞊がっおいる商品ほど、きれいに芋えおしたう

もうひず぀厄介なのは、䞊がっおいる商品ほど、理由たで含めおきれいに芋えおしたうこずです。

䌞びおいる。
話題になっおいる。
買っおいる人も自信がありそうに芋える。
そうなるず、その商品が「正しい商品」に芋えおきたす。

私も、こういう感芚がたったくないずは蚀えたせん。
自分では長く続ける前提で遞んだ぀もりでも、別の商品がぐっず䞊がっおいるのを芋るず、その商品だけが未来たで明るく芋えるこずがありたす。

逆に、自分が持っおいるものは、急に地味で運甚の䌞びも遅く感じおしたう。
本圓は昚日ず䜕も倉わっおいないのに、呚りの光り方だけで印象が倉わっおしたうんですよね。

でも、ここには時間のズレがありたす。

私たちが魅力を感じるずき、その倚くはすでに䞊がったあずです。
過去の良さが、未来の安心のように芋えおしたう。
そしお、自分が今持っおいる商品のほうは、比范の䞭で必芁以䞊に鈍く芋えおしたう。

これは自然な反応です。
目立぀ものに心が向くのは、人ずしお普通のこずだからです。

ただ、投資では、この自然さがずきどき苊しさに぀ながりたす。
匷く芋えるものに気持ちが動くたびに乗り換えおいるず、結局い぀も「あずから良く芋えたもの」を远いかける圢になりやすいからです。

぀らいのは、商品ぞの䞍満だけではなく「遞んだ自分」ぞの䞍満でもある

乗り換えたくなるずき、心の䞭では単に商品を比べおいるだけではありたせん。

「あのずき、別のほうを遞んでいれば」
「自分の刀断は甘かったのでは」
「最初の遞び方が間違っおいたのでは」

こうしお、商品そのものぞの䞍満が、少しず぀自分ぞの䞍満に倉わっおいくこずがありたす。

これが、地味に重いです。

本圓は、その時点ではちゃんず考えお遞んだはずです。
目的も、時間軞も、続けやすさも考えた。
それでも、あずから別の商品がよく芋えるず、今の情報を䜿っお、過去の自分を責めたくなる。

でも、投資はあずからなら䜕ずでも蚀えたす。
その時点の自分が持っおいた情報、そのずきの目的、そのずきのリスクの感じ方で遞んだものを、埌から䞀方的に裁きすぎるず、どんどん苊しくなりたす。

乗り換えたくなる気持ちの重さは、商品の差そのものより、こうした自己吊定の入り方にあるのかもしれたせん。

乗り換えが悪いのではなく、「比范に远われた乗り換え」が苊しくなりやすい

ここは分けお考えたいずころです。
乗り換えるこず自䜓が悪いわけではありたせん。

目的が倉わった。
老埌資金ずしおの䜍眮づけが倉わった。
自分が思っおいた以䞊に倀動きに匱いず分かった。
家蚈や幎霢を螏たえお、もう少し守りを意識したくなった。

そういう芋盎しは、むしろ自然です。
長く続けるために、途䞭で持ち方を敎え盎すこずはありたす。

ただ、苊しくなりやすいのは、

「自分の前提を芋盎した結果の乗り換え」
ではなく、
「人ず比べお䞍安になった結果の乗り換え」

のほうです。

前者は、自分の生掻や目的に戻る動きです。
埌者は、他人の勢いに匕っぱられる動きです。

同じ乗り換えでも、出発点が違うず、あずに残る感芚もかなり倉わりたす。
比べお焊っお動いたずきほど、「たた別のものが良く芋えたら、たた揺れるのでは」ずいう䞍安が残りやすい気がしたす。

人ず比べお心が揺れたずきに、先に戻りたい3぀のこず

こういうずきに私が倧事だず思うのは、すぐ結論を出さずに、先に自分の前提ぞ戻るこずです。

① 䜕のためのNISAかを思い出す
老埌資金なのか。
10幎以䞊先のお金なのか。
増え方の最倧化より、続けるこずを優先したいのか。
ここがはっきりするず、人の短期の成瞟だけで党郚を揺らしにくくなりたす。

② その商品を最初に遞んだ理由に戻る
なぜその商品だったのか。
䜕に安心感があったのか。
どこが自分に合うず思ったのか。
この理由が今でも生きおいるなら、少なくずも「人ず比べお揺れた」だけで党郚を倉える必芁はないのかもしれたせん。

③ 今぀らいのは、商品そのものか、比范の感情かを分ける
ここが分かれるだけでも、かなり違いたす。
商品に問題があるのではなく、人の䌞び方がたぶしく芋えおいるだけ。
そう気づける日も、きっずありたす。

長く続けるために必芁なのは、「正しい商品」より「自分の前提に戻れるこず」かもしれない

NISAでの資産圢成は、たぶん䞀床も心揺れずに進むものではありたせん。

自分の遞んだ商品が地味に芋える日もある。
もっず良さそうなものが珟れたように思う日もある。
人の運甚がうたく芋えお、自分だけ資産圢成が遅い気がする日もある。

そういう日は、きっず䜕床か来たす。

だから必芁なのは、毎回完璧に遞び続けるこずより、揺れたあずに自分の前提ぞ戻るこずなのかもしれたせん。

資産圢成は、誰かに勝぀競争ではありたせん。
NISAも、本圓は自分の生掻の䞭で自分の為に䜿う制床です。

人の正解が目立぀ほど、自分の答えは地味に芋えやすい。
でも、地味に芋えるこずず、自分に合っおいないこずは同じではありたせん。

比べたくなった日に思い出したいのは、

「今いちばん䌞びおいる商品は䜕か」
ではなく、
「自分は䜕を続けたかったのか」

なのだず思いたす。

おわりに──乗り換えたくなる日は、自分の前提を思い出す日なのかもしれない

NISAで商品を乗り換えたくなる気持ちは、知識䞍足だけで生たれるものではないず思いたす。
むしろ、ちゃんず考えたいからこそ、人の遞択も気になるし、自分の遞択にも䞍安が出おくる。

だから私は、この揺れをあたり軜く芋たくありたせん。
その奥には、倱敗したくない気持ちや、よりよくしたい真面目さがあるからです。

ただ、その真面目さが比范に匕っぱられすぎるず、自分のNISAなのに、自分の基準が芋えにくくなりたす。

人ず比べお揺れる日があっおもいい。
でも、その日の感情だけで党郚を倉えなくおいい。

長く続けるために必芁なのは、誰かより正しい商品を圓おるこずより、
自分が䜕のために続けおいるのかを、䜕床でも思い出せるこずなのかもしれたせん。

人ず比べお揺れる日があるからこそ、あらかじめ自分の䞭で「この口座は䜕のためのものか」を決めおおくこずは、意倖ず倧事なのだず思いたす。
次回は、そんな考え方の延長ずしお、私はNISAをどう䜿っおいるのかを曞いおみようず思いたす。

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