【資産5,000万円に届くまでにやったこと】第2回:それでも崩れた日と、立て直しのルーティン
前回は「地味な動き10連発」を書きました。
入金日の固定、積立の自動化、情報源の絞り込み。
“考えない仕組み”を増やして、迷いを減らす――そんな話でした。
ただ、仕組みがあっても、崩れる日はあります。
相場が崩すというより、たいていは――
欲望により、こちらの心が崩れる。
そして心が崩れると、ルールがないがしろになり、損失が拡大しはじめます。
だから私は、「崩れない自分」を目指すというより、崩れたあとに、いつもの判断に戻る手順を用意しておくことにしました。
今日は、そのメモです。
1. 「崩れたサイン」を先に知っておく
崩れるときは、いきなり爆発するというより、じわじわ来ます。
私の場合、だいたいこのあたりがサインです。
相場を見ている時間が増える(落ち着かない)
「このままだと損しそう」が頭を占領する
ルールを“今日は例外”として扱い始める
いつもなら見送る場面でも、参加したくなる
情報を浴びるほど、判断が鈍る(なのに止められない)
このサインが現れはじめ損失が出てきたら、分析を深めるより先に、衝動売買(焦って動くこと)を止めるほうが、結果的にダメージが小さくなりました。
2. 立て直しの基本方針:止血→復旧→再発防止
崩れているときに「良い判断をしよう」と頑張るほど、
なぜか余計ダメな方向に動いてしまうことがあります。
なので方針はシンプルにしています。
止血:これ以上、損を広げる動きをしない
復旧:いつもの判断(自分のルール)に戻す
再発防止:次に同じ状況が来たときの“止め方”を仕組みに入れる
順番を間違えると、立て直しが“どれだけ取り返せるかの勝負”になります。
私は、立て直しを勝負にしたくありませんでした。
フェーズ1:止血(まず手を止める)
崩れたときは、やることを増やしません。
むしろ減らします。
やること(3つだけ)
①売買停止:注文画面を閉じる/「今日は触らない」と決める
②席を立つ:物理的に距離を取る
③メモ1行:崩れた原因(トリガー)を書く
(例)
・「原因:含み損が怖くて取り返したくなった」
・「原因:上がってる株を見て、乗り遅れるのが怖かった(FOMO)」
・「原因:調子に乗ってロットを上げすぎた」
フェーズ2:復旧(焦って動かない状態に戻す)
崩れているときに情報を入れると、判断材料というより“焦って動く原因”になりやすい。
なのでここは、相場を攻略する時間ではなく、焦って動かない状態に戻す時間にします。
睡眠を優先する
情報を減らす(SNS・ニュースの時間を制限する)
相場は“確認だけ”にする
不安なときほど、情報を集めたくなります。
でも、崩れている状態では、情報が心を落ち着かせるとは限りません。
むしろ、余計に不安を増やして、手を動かしたくなる。
だから私は、ここで情報を減らすようにします。
復旧中は、基本ノートレ。
見てもいいのは、相場の方向じゃなくて、自分の状態です。
ここで「取り返す」は禁止。
復旧中に動くほど、だいたい傷が広がります。
フェーズ3:再発防止(同じ崩れ方をしない準備)
フェーズ1で止血して、フェーズ2で心の温度が落ち着いてきたら。
最後にやるのが「再発防止」です。
目的はシンプルで、次に同じ崩れ方をしない準備をしておくこと。
やること(2つだけ)
①崩れた原因に対して「破った自分ルール」を1つだけ特定する
崩れたときって、だいたい複雑に見えて、実は「いつもの型」が一つ崩れただけだったりします。
たとえば、こんな感じです。
SNSを見て焦って買った → 情報制限のルールを破った
レバレッジを増やしすぎた → 枠(上限)を破った
銘柄を増やしすぎた → 銘柄数の上限を破った
②次のための対策を「1行だけ」足して、仕組みに戻す
最後に、次の自分が守れる形に“1行だけ”ルールに追加します。
立派な対策より、守れる対策にします。
例)
SNSで焦った → SNSは時間制限+相場チェックは朝夜だけ
レバを増やしたくなった → 枠を超えるなら入れ替える
銘柄が増えすぎた → 新規は入れ替え前提(上限厳守)
取り返したくなった → 売買は翌日に回す(当日は停止)
相場の動きは止められないけれど、自分の動きは整えられる。
私は「強い投資家」になりたいというより、相場で生き残れる投資家でいたいと思っています。
まとめ:目指しているのは「強さ」より「生き残り」
仕組みを作っても、乱れる日はあります。
でも、乱れたあとに戻る道があると、投資は続けられる。
私はたぶん、この先も欲に引っ張られてブレます(笑)
それでも、戻って来られるようにしておきたい。
そのために、“立て直し手順”を持っておくようにしています。
第1回の「地味な動き」は、崩れにくくするための装備。
第2回の「立て直しルーティン」は、崩れたあとに戻るための手順。
相場の動きは止められないけれど、自分の動きは整えられる。
私はそれを大事にしていきたいと思っています。
この2回で「崩れにくくする装備」と「崩れたときの戻り方」をまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
・関連note
・【資産5,000万円に届くまでにやったこと】第1回:地味な動き10連発(行動ログ)
・📌【サイトマップ】はじめての方へ 投資のメンタルと向き合うネルゥnote案内所【投資×心理】
・自己紹介 「投資×心理──感情を味方にする投資を心がけています」
