カラダの中でつくれないアミノ酸がある?
前回の記事では、アミノ酸がカラダの土台となる存在であることをご紹介しました。
今回は、そのアミノ酸をどう取り入れるとよいのか、もう一歩踏み込んで見ていきます。
カラダの中でつくれないアミノ酸がある
実は、アミノ酸には
自分の体内でつくれるものとつくれないものがあります。
たんぱく質のもとになる20種類のアミノ酸のうち、
9種類は体内でつくることができず、
食事から摂る必要があります。
これらは「必須アミノ酸」と呼ばれています。
一方で、残りのアミノ酸は体内でつくることができ、
「非必須アミノ酸」と呼ばれます。
「必須」と聞くと少し特別なもののように感じますが、
ポイントはとてもシンプル。
毎日の食事が、そのままカラダづくりにつながっているということです。

1つでも足りないと、うまく使えない?
実はここ、あまり知られていない大事なポイントです。
必須アミノ酸は、ただ摂ればいいわけではなく、
バランスがとても大切です。
9種類はそれぞれが支え合うように働いていて、
もしそのうちのどれか1つでも不足してしまうと、
ほかのアミノ酸もうまく活用されにくくなってしまいます。
これを「桶の理論」といいます。
桶は板で囲まれていますが、
一番短い板の高さまでしか水をためることができません。
アミノ酸も同じように、
一番不足しているものによって、全体の働きが左右されてしまうのです。
しっかり摂っているつもりでも、
どこかが足りないと、その力が十分に発揮されない。
ちょっともったいない気がしますよね。

食事の中で意識したい「バランス」
では、どうすればよいのでしょうか。
ポイントはとてもシンプルで、
いろいろな食品を組み合わせて食べることです。
肉や魚、卵、大豆製品などの食品には、
それぞれ異なるバランスでアミノ酸が含まれています。
複数の食材を組み合わせることで、
不足しがちなアミノ酸をお互いに補い合うことができます。
また、「アミノ酸スコア」という考え方もあります。
これは、食品に含まれるたんぱく質が
どれくらいバランスよくアミノ酸を含んでいるかを示すものです。
特別なことをするというよりも、「偏らずに食べる」ことが大切。
そんなシンプルな積み重ねが、
カラダの調子を支えてくれているのかもしれません。
まとめ
20種類のアミノ酸のうち9種類は体内でつくれない「必須アミノ酸」
必須アミノ酸は食事から摂る必要がある
9種類はバランスよくそろってはじめて効率よく活用される
1つでも不足すると他のアミノ酸も十分に活用されない(桶の理論)
肉・魚・卵・大豆などをバランスよく組み合わせることが大切
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