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AIによる作業自動化、こだわりが入ると難しくなる。

最近、AIの発達によって、あらゆるシステムが自動化できるようになっています。

 ライターに関する仕事に絞っても、ブログやSNSの自動投稿、求人のリサーチや応募、レシート整理などの事務作業まで。
かつては人間がコツコツと積み上げていた作業の多くが、今やボタン一つで完結する時代になりました。

私自身、何かを自動化して作業の効率化が図れるなら、願ってもいないことだと思っています。
しかし、実際に導入を検討してみると、ある壁が立ちはだかります。
それが「こだわり」という名の壁です。

自動化できない「温度感」

先日、ライター仲間がAIでの執筆について、ため息まじりにつぶやきました。

「自動化はまだ先の話だなぁ」

彼女は、noteの執筆作業と投稿作業の自動化を試みたそうです。
AIが生成する文章は、ChatGPTが登場した4年前と比べて、驚くほど正確さが増し、読みやすくなっています。

しかし、機械的な発想や冗長な表現、同じ内容を言葉だけ変えて繰り返す…という箇所に関しては、まだまだ改善が必要です。
結果として、自分の理想とする形にするために膨大な修正が必要になり、「これなら自分で最初から書いたほうが早い」という結論に至ったとのことでした。

彼女は、単に文字を並べたいわけではありません。
見る人が魅力を感じ、心が動かされるような、血の通った文章を作りたい。
そこに妥協できない「こだわり」がある以上、完全な自動化は難しいのです。

地方創生において、「AI任せ」が危険な理由

「こだわりと自動化の壁」について、地方創生の観点で考えてみます。
地方創生において最も重要なのは、地域の魅力をいかに伝えるかということ。

例えば、地域の特産品や観光地をAIにリサーチさせ、テンプレート化された紹介文を量産する。
確かに、それによって地域の情報量は増えるかもしれません。

ですが、地域の魅力を伝える際に最も信頼されるのは、結局のところ「一次情報」です。 

誰が、どんな想いでその土地を守っているのか。
どんな汗を流して特産品を作っているのか。
その場所でしか感じられない空気の匂いや、生産者の手の温もり。


効率化の過程で削ぎ落とされてしまうような「生の声」こそが、読者の心を動かし、実際に足を運ぶ動機になります。

AIは平均的な正解を導き出すのは得意ですが、「その地域だけの固有の熱量」を伝えることはできません。

地域の魅力を伝える私たちがAIに依存し、一次情報を拾い上げる手間を惜しんだとき、その発信からは地域特有の輝きが消えてしまうのではないでしょうか。

効率化の先にある人間の役割

もちろん、AIを否定するつもりは毛頭ありません。
リサーチの下準備や、複雑なデータの整理など、AIは最高のパートナーになり得ます。

重要なのは、「どこまでを自動化し、どこに自分のこだわりを注ぎ込むか」という線引きです。 
私たちWebライターは、結局のところ、効率化の波に飲まれるのではなく、自分らしさをどう守るかが問われています。 

「情報の羅列」ではなく「体験の共有」を。
どれほど技術が進化しても、私が自分の言葉にこだわりを持ち続けたい理由は、そこにあります。

みなさんは、AIとの分業をどこで線引きしていますか?
効率化を追求しながらも、決して捨てられない「こだわり」はどこにありますか?

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